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【Q&A】胚移植について-浅田先生

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【Q&A】胚移植について-浅田先生

凍結胚移植をするときに受精卵が収縮してしまう。原因は? 浅田レディースクリニックの浅田義正先生にお答えいただきました。

2020.11.25

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相談者:ぱんださん(32歳)



胚移植について
凍結胚移植をする時に受精卵が収縮した状態になることが続いています。どのようなことが原因で収縮してしまっているのでしょうか。また、収縮した受精卵を移植して妊娠の可能性は下がらないのでしょうか?



浅田先生からの回答




胚盤胞を凍結保存する際は、胚盤胞の中の液体が外に出た状態(しぼんだ状態)で保存することになっています。
融解した時には、何時間かかけて膨らみ、それを胚移植することになりますが、しぼんだままの状態(収縮した状態-私たちは“シュリンク”とよんでいます)が続いている胚を移殖しても、妊娠はします。

しぼんだままの胚よりも膨らんだ胚を移殖した方が妊娠率はやや高い傾向にありますが、妊娠できないということではありません。そのため、胚移植する価値はあると言えるでしょう。


 



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お話を伺った先生のご紹介

浅田 義正 先生


名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の勝川、名古屋駅前のほか、昨年5月には東京・品川駅前にもクリニックを開院。

≫ 浅田レディースクリニック

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