婦人科で悩む女性をサポートするポータルサイト「ジネコ」

こんばんは。
あんなに長くて、誤字やわかりづらい表現もたくさんある文章を読んでくださり、親身になってアドバイスしていただき、本当にありがとうございました。
皆様のお気持ちがうれしくて、涙が止まりませんでした。

皆様、結論としては同じようなアドバイスをくださっていますが、やはりそれは私の気持ちに重なっています。
文字にして自分の状況を表し、文字になったアドバイスを読むことで、自分の気持ちを整理することもでき、なんとなく私の中でストンと落ちるものがありました。
「私でなくてもいい」「条件つけているのはそっち」というのは、結婚を考えた時、あまりにも冷たく重い言葉で、本当に胸につきささりました。
もし彼と結婚しても、私はこの言葉を忘れることはできないだろう、それはいつも不安を抱えていくことだし、不安はささいなことで２人の間に亀裂を生じさせかねないな…と。その危なさを改めて思いました。

先日、少しだけ彼と電話で話したんです。
今は彼が冷静に考えられるような状態ではないので、２人の今後はもう少し時間が経ってから結論を出す予定で、そのことには触れませんでした。
彼からは、「この前は自分も言い過ぎて反省している」と言われ、私も素直に応じましたが、単純に「ごめん」とか前言撤回ということで流せる言葉ではない、抑えていた本心が出たものだと思うから、これからの話し合いの中で重点をおいて考えたいと思っています。

今の私の心境はというと…先日は私もヒートアップしていたのですが、落ち着いて考えてみると、私自身反省することもたくさんありました。
もちろん、それで、彼の言葉が取り消されるわけではありません。
でも、先日は彼を責める気持ちばかりでしたが、今は、私も悪かったのだ、彼に申し訳ないという思いで苦しいです。

彼と電話で話し、これまでのいろんなことを思い起こした時、彼は私が思っている以上に繊細で傷つきやすく、一人で抱え込んでしまう面があることに気付きました。
結婚に反対する私の両親のちょっとした言葉を、物理的な条件等ではなく、「自分の人間性を否定している」ように受け取ってショックを受けていたこと、そのため無理を承知で話した両親の言葉も真に受け「できないと分かっていながらどうして…こんなに自分は嫌われているのか」と思い、あまりいい印象をもてなかったらしいことなど。
私も何気なく話した言葉で、ずいぶん彼を傷つけ、悩ませていたのですね。

多分、そんな風に悩むのは彼だけではないと思います。多くの人が、そこを乗り越えて結婚に至っているのでしょう。
そこを一人で乗り越えられる人もいれば、支えがなければできない人もいる。
彼には、言葉という面からも精神的な面からも、もっと私のフォローが必要だったんじゃないか、私はそれが全然できていなかったと反省しました。
これだって、彼だけの問題じゃない、２人の問題だったんですよね。

「２人の問題として一緒に考えてほしい」と言い、何もしてくれないと、彼ばかりを責める気持ちもいっぱいでしたが、私も何もしていなかったのです。
それこそ条件をつけた私の側から、もっと動いて働きかけるべきだったのだと思います。
こわがらずに、もっと自分をぶつけて、それでだめなら、早いうちに見切りをつける、それをしなかった私もずるかったと思います。

私は、文書を見て分かると思いますが、細かくてカタい性格なんです。そして、きちんと順序を踏まないとダメなタイプです。
もっと早い機会に、私が「彼の考え方」と「自分の考え方・自分のおかれている状況」の格差をきちんと見極めていたら、もしかしたら彼も、今頃は別な女性と温かい家庭を持てていたのかも知れないなあと思うと、押し切られるように、一旦３月の退職を約束した自分も軽はずみだったと思っています。

先日の限られた状況だけを書いた文章では、彼はひどい男のように思えたかも
知れません。
でもね、そうではないんですよ…
彼は、恋人という、条件もない当人同士の付き合いにおいては、本当にいい人でした。
いつも私を気遣ってくれて、大切にしてくれ、私は守られていると感じることができたし、今まで出会った男性の中で一番の人でした。
だからこそ、今回のことは悲しかったです。

彼にとっては、結婚は恋人としての今の延長で、だからいきなり親の介護とか
お墓などとキリキリ言う私についてこれなかったのでしょう。
私よりちょっとだけ年上の彼ですが、結婚についての考え方が未熟というのは
否定できないと思います。
「親に何かあったらいつでも行っていい。当然だろう」と真顔で言う彼の気持ちにうそはなかったと思います。でも、経済的な面・新しく作っていく自分たちの生活への影響をもっと考えて、具体的にシュミレーションして考えようと思う私との間にはあまりにも開きがありました。
同じく心配していても、そのレベルに違いがあったというか…。

正直、先日までは「私が譲ろうか」と考えてもいました。なんとか別れないようにできないだろうか…そんなふうにも考えていました。
私も結婚を焦る気持ちがあったし、恋人としての彼は大好きだから…。
でも、一生の問題ですものね。
恋人としては最高でも、結婚できない人がいるんだということを改めて思って
います。

結婚っていろんな形がありますよね。そして、どれが正しいとか間違いとか
じゃない、お互いの考えが重なったらなんでもアリなのかなと思います。
私のようにいっぱい悩んだから幸せになれるというものでもない、ポーンと
軽い気持ちで結婚してしまっても、幸せになってる人はたくさんいますよね。
彼は多分、そんなタイプなんだと思います。

だから…私との考え方を埋められないのであれば、早く同じようなタイプの
女性とめぐりあって、幸せになってほしいなと今は思えるようになりました。

私からの働きかけで彼に変化が見られるようなら、もう一度考えてみようと
いう気持ちもまだあります。けれど、人の気持ちは簡単に変わるものでは
ないからこちらはあまり期待はしないことにします。

いずれにしても、今回皆様からいただいたアドバイス、そして自分の反省点を
今後に生かして、私自身も、もっとステキな女性になれるよう努力したいなと
思っています。

本当にありがとうございました。
また、何かあったら相談しますので、その時はよろしくお願いします。