婦人科で悩む女性をサポートするポータルサイト「ジネコ」

皆さん、こんにちは。
昨日、衝撃的なことがあって、誰かに聞いてほしくてお便りしています。
とんでもなく長くなってしまいます…。ごめんなさい。

私はバツイチです。
原因は夫の浮気。夫とは22歳から26歳まで4年間付き合い、結婚後28歳で離婚しました。

夫の浮気相手は夫の会社の後輩の女性で、私も何度か会ったことがある人でした。
その女性（Ｍとさせてください）Ｍが、昨日私の職場にやってきたのです。５年ぶりの再会でした。

最初は私以外の職員が窓口で相手をしていたのですが、私と一番仲良しの先輩（Ｍと同郷で、小さな町の出なのでＭのことを知っています）が、「あれ、Ｍじゃない？」とびっくして教えてくれたのです。

Ｍは男性と一緒で、明日（4月15日）結婚式だと話していました。

その姿を見て私は、5年前にＭからされた仕打ちを次々と思い出し、Ｍの相手の男性にＭの過去の悪行をすべて打ち明けてしまいたい気持ちに駆られました。

当時Ｍは、私と夫（Ｓとします）Ｓが付き合っている頃から、Ｓの会社の行事等で私と会う度に、何かとちょっかいをかけるというか、妙な含みを持たせたことを話してきたりして、気にかかる子でした。
例えば
「Ｓさんは、ねーさん（私のことですが、Ｍは年上の女性すべてを総称してそう呼んでいました）のことすっごい好きだって私に言ってきたんですよ〜。うらやまし〜。私もあんな彼がほし〜」とか、

「Ｓさん、かっこいいっすよね〜。もてるから心配でしょ？それに優しいからな〜。浮気されちゃったら嫌ですよね〜？」など。
（確かにＳは温厚で女性に大変好かれる外見でしたが、浮気をするような人とは思ったこともなく、私はＳを信じきっていました）

そのほか、いつも私をジーッと見て、私が「何？」と言うと
「別に〜。ねーさんの綺麗な顔を見てるだけですよ〜。ほんと綺麗っすね〜」と言って高笑い（この表現がぴったり！）するんです。
（当時私はストレスニキビがひどく、お世辞にも綺麗な顔ではありませんでした。逆にＭは19歳で綺麗な肌をしていました。）

文章だと分かりにくいかもしれませんが、とにかくＭは私をおちょくっているのだと感じていました。

また、他の男性社員（既婚者）と人目もはばからず、ベタベタしたり、Ｓに対しては怒ったような態度を見せるのも気にかかっていたのです。

後で、ＭとＳが関係を持ち出したのが、私にちょっかいをかけるようになった頃だと知り、いつまでも気づかない私を馬鹿にしていたのだと分かりました。

ＭとＳの関係発覚後、ＭともＳとも話をしましたが、分かったことは

・Ｍは会社内の男性ほとんどと肉体関係をもっていたこと（既婚の男性社員の中にはＭのことが奥さんにばれて離婚されていた人もいました）
※Ｍは会社の近くのアパートに一人暮らしをしており、そこに会社帰りの男性社員が立ち寄り、溜まり場にもなっていたそうです。

・会社内でＭが男性社員と寝るのは男性社員みんなが知っていて、Ｍと寝た男性同士、Ｍの性について話題が出るほど、男性社員の中ではオープンだったこと

・ＭはもともとＳが好きで正式な彼女になりたかったのに、私がいたせいでＳと付き合えなかったことを恨んでいたこと
などなど。

Ｍは、私に
「私が好きになる人は、みんな私と肉体関係を持つくせに、彼女にはしてくれない！
今はＳさんの他にも好きな人ができたが、その人も彼女がいて私とは体の関係だけだ！ひどいっ！」
と言って逆に怒っていました。

私は
「何人もの男性と同時に肉体関係を持つような女性を伴侶に選ぶ人はいない。
あなたは、自分のしていることが周りにはバレないだろうと思っているようだけど、あなたが社内の男性ほとんどと関係を持っているのは、男性社員みんなが知っているとＳが言っていたよ。
そんなあなたと、正式に付き合いたいっていう人が社内でいるわけないじゃない。
順番もおかしいでしょ。付き合ってから肉体関係を持つなら分かるけど、どうして付き合ってもないのに、体を許すの？
好きな人がいるなら、どうして他の人とも関係を持つの？
今はＳの他にも好きな人ができたんならどうしてＳと寝るの？
あなたのせいで、他にも離婚してる人がいるんでしょ？どうして改めないの？
既婚者とまで関係を持って、家庭をつぶすのを楽しんでるようにしか見えない」と言いました。

Ｍは「好きな人とうまくいかなくて、寂しかったから、他の男性たちとも関係をもっていただけ！ご飯をおごってくれたりするから、何もしないのも悪いと思っていたから」
等と話し、反省の言葉も謝罪の言葉も結局ありませんでした。

ＳはＳで、
「会社のみんながＭとはすぐやれるって言うから、つい便乗してしまった。」
などと言い訳していましたが、私には理解できない世界でしたし、4年間も私をだましていたのですから、私にはもうＳを受け入れることはできませんでした。

私はその後、調停を経て離婚し、数年間心から笑えない生活をおくってきました。
眠りにつくまでＳのことを考え泣いて、眠るとＳとの幸せだった日々を夢で見て、目が覚めるとまた泣くという毎日を送っていました。
職場でも離婚を経験している女性は私だけだったので、皆が好奇の目で見ているのも感じていました。
人を信じるということが何なのか、まったく分からなくなっており、自暴自棄になっていました。

しかし、離婚から4年後、信頼のおける男性と知り合い結婚し、穏やかな毎日が訪れました。

そんな日々の中、突然Ｍが昨日現れ、私の心は過去へすっ飛んでいってしまったのです。

Ｍは、私に気づくとハッとしたように姿を隠して、窓口から見えない場所で、私たちの事務処理を待っていました。
その間、男性の横でずっと誰かと携帯で話をしていました。
その後、事務処理が思いのほか時間がかかってしまい、（なぜか事務処理をするパソコンが壊れたように停止してしまったのです。私の怨念？？）

Ｍとその男性に事務処理に時間がかかることを、私が伝えに行きました。（お昼休みの時間帯で、私はお昼休みにお客様相手をする当番だったので）
すると、Ｍは携帯で話しながら私をちらりと見るとフンッという感じでそっぽを向いたのです。

そして男性が「ぼくら明日結婚式なんです。打ち合わせが2時からだから、1時30分にはここを出たいのですが…」
と言ってきました。

結婚式…。私も数年前、大好きなＳと将来を夢見て結婚式を挙げました。一生を添い遂げようと決心して。
今ならＭにも私の気持ちが少しは分かるだろう、悪いことをしたという気持ちを持っているだろう、と思いました。
けれど、Ｍは相変わらずふんぞりかえって、携帯でギャルのように話をしています。
私はその様子を見て段々我慢ができなくなりました。

「この子、何も変わっていない。人を馬鹿にしたように睨み付けて…。自分は今までいくつもの家庭をつぶしてきたくせに、知らないふりして明日、結婚式を挙げて幸せになろうとしている…」
そう思って私は許せない気持ちでいっぱいになってしまいました。

そこで私は
「Ｍさん。私のこと忘れちゃったのかしら」とＭと一緒の男性に分かるようにＭに声をかけました。
男性はＭをつついて「おい、お前に話しかけてるぞ」と、促していましたが、Ｍはまたチラッと私を見てそっぽを向きました。
すると、男性が「すみません。無愛想で…」と困ったようにフォローしてきました。

男性はとても感じのいい人で、以前のＭが関係を持っていた男性たちと比べるとはるかに「まとも」な印象を受けました。
私は
「いいんですよ。Ｍさんには昔色々お世話になったんです。」と言いました。
男性は「あ、そうなんですか。へー」と答えてくれました。
すると、Ｍは携帯で話しながら席を立ち、外へ行ってしまいました。
私は男性に「後で私のこと聞いてみてください。」
と言い立ち去りました。
男性は私とＭの様子にちょっと不思議な印象を受けたと思います。

私はその後、自己嫌悪に陥りました。
男性には何も罪はないけど、わざと分かるように声をかけてしまった、という後悔の念と、
いや、もっと言ってやればよかった、それだけのことをＭにされたんだから、という攻撃的な考えも抑えられませんでした。

家に帰り、実家の姉や母にＭに会ったこと、自分の今の気持ちを電話で話しました。

すると姉が
「Ｍがいたから、あなたは今の旦那さんと会えて幸せになれたんだよ。Ｓみたいな人間と一緒にいても幸せになれっこないんだから。
それに、Ｍだって結婚したからって幸せにはなれないよ。
神様がちゃんと見てる。
その証拠に結婚式前日にあなたと再会しちゃったじゃない。
Ｍだって気持ちよく結婚式を迎えられないはずだよ。バチが当たったんだよ。
結婚式前にあなたと会わせて『悪さするなよ。過去のことを思い出して気を引き締めろよ！』って神様がＭに忠告してるんだと思うよ」
と話してくれました。

私は少し落ち着きました。
考えてみれば、Ｍは私がどの職場にいるか知らないのですから、再会するのはすごい偶然です。
しかも結婚式の前日に。

それにお昼休みの当番でなければ、私は食事をしてるはずだったので、Ｍとは会っていなかったでしょう。

また、先輩がＭに気づかなければ、（Ｍとの出来事を知ってるのは、その先輩だけなのです）私はＭの存在に気づかなかったでしょう。

そして私もＳと別れていなければ、確かに今の主人と出会えていません。
現在の私には今の主人なくしての人生は考えられませんから、そう考えるとゾッとします。

姉の言うとおり、神様ってちゃんと見てるんですね。
私も人の不幸を望まないように、前向きに現在を大切にしなければ、と思いました。

長々とお便りしてしまって、すみません。キーを打ちながら昔を思い出して泣いてしまいましたが、「今」を大事に、主人に感謝しながら生活していきたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。