ゆとり鍼灸治療院 ジネコ取材済
ゆとり鍼灸治療院
大阪府堺市北区中百舌鳥町2丁8番
一人でも多くの患者様から「ありがとう」と「笑顔」を頂ける治療院を目指します。
そして、 一人でも多くの患者様の笑顔を増やすために日々精進します。
ゆとり鍼灸治療院は5つのこだわりがあります。
1.冷えない身体づくり
冷えは万病のもとと言われています。
冷えを改善していけば、血流の流れも良くなり内臓機能の活性化につながります。
当院では足岩盤浴やヨモギやお灸による冷え改善メニューがしっかりしています。
2.漢方医学(東洋医学)のこだわり
「望診」、「聞診」、「問診」、「切診」を用いて身体がどのような状態かを把握し、
その人に合った経穴(つぼ)を使って「はり灸施術」を行います。
この漢方医学(東洋医学)は副作用がないと言われています。
体質改善や内臓のバランスを整える事に長けている
漢方医学(東洋医学)にこだわって施術しております。
3.姿勢医学へのこだわり
東洋医学的な考え方だけでなく、西洋医学的に骨格筋バランスを考え調整します。
美しいからだは良い姿勢から、よい姿勢は健康な体を作ります。
骨格筋のバランスにこだわった施術をおこないます。
4.安心できる確かな知識と技術
レントゲンや血液検査を行わない漢方医学(東洋医学)では
手の感覚や目で体の情報を得ていきます。
それだけでなく、徒手検査を用いて西洋医学的にからだの状態をみていきます。
当院では、スタッフ同士での治療ミーティングも行い、スタッフ全員で
患者様一人一人の治療について考えていきます。
5.安心できるスタッフ
ゆとり鍼灸治療院では月に数回勉強会をおこない、知識の向上を目指します。
また、院外研究・研修・勉強会出席なども行っております。
ゆとり鍼灸治療院・整骨院では施術レベルだけでなく、接遇の向上にもこだわっております。
お客様にストレスなく施術を受けて頂けるように、常に接遇のレベル向上を目指しております。
診療科
基本診療時間
日祝 9:00~13:00(最終受付12:30)
休診日
木曜
住所・連絡先
大阪府堺市北区中百舌鳥町2丁8番
TEL: 072-254-1109
上野晃 院長プロフィール
上野晃 院長略歴
・明治東洋医学院教員養成学科卒業
・元国際東洋医療専門学校、学科長補佐
・元大阪医療学園専門学校、学科長
・大阪大学歯学部第二解剖学教室研究員に所属
・漢方アドバイザー資格取得
・社団法人交通事故治療協会会員
・運動機能訓練士
・不妊カウンセリング学会会員
・現在、森ノ宮医療大学にて東洋医学専攻講師
鍼灸師の道を志し、大学時代から常に臨床や研究に明け暮れていました。
教員になってからは、後進の指導の為に更なる知識と臨床経験が必要だと考え、現在の「ゆとり鍼灸治療院・整骨院」をオープンさせました。
意外な事ですが、開院当初から相談が多かったのが、運動器疾患より婦人科疾患での悩みでした。
私が不妊治療を専門に行おうと思ったのは婦人科疾患で通われていたA様がきっかけでした。
A様は2人目のお子様が欲しいという思いで来院されました。
「妊娠するけれども、すぐに流産してしまう。お医者さんにもさじを投げられた。どうすればいいかわからない。」
憔悴しきったA様に、私は
・『妊娠しない』『育たない』のではなく、何かが原因で『妊娠しにくい』『育ちにくい』だけ。
・さじを投げられたのなら、むしろ体質改善をした方が効果は高い。
・胎児を維持する力が弱まっているだけなので、まずそこを改善しましょう!
とお話させて頂き、A様の疑問や質問にしっかりとお答えしていき、治療を始めました。
継続して治療を行うと「生理の状態」や「冷えの状態」が改善していきます。
『気持ちも前向きになった』と嬉しいお言葉も頂きました。
治療を初めて1年と半年後、安定期に入ったA様が『ゆとり治療院に来てよかった。この数か月はまたダメになるんじゃないかと心配だったけど、上野先生が不安を取り払ってくれた。』と涙を流しながらおっしゃられました。
不妊治療を継続して行くには身体もこころも金銭的にも大きな負担がかかります。
『私が出来る事はなんだろう』と考えた時、早く妊娠するようなお手伝いをし、金銭的な負担を減らし、不安があればそれを取り除いてこころの負担を減らし、身体(体質)を変える事で健康力を上げ身体の負担を減らす事。これが私に出来る事だと考えました。
ゆとり治療院へ通って頂き、妊娠・出産された方のお顔を見るとこの仕事をしていて良かったと一番実感できる時間でもあります。
『すべての方に妊娠して頂きたい!』これが私達、ゆとり治療院スタッフの思いです。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
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夏場も寝るときは足首が冷たいが足の裏はとても熱い。いい改善法はない?
相談者 はんなさ さん(30歳) 【不妊の原因:不明】 ○冷え性である ○気分によって食欲にムラがある ○肌や髪にツヤがない ○爪がもろく割れやすい ○顔にシミやクマが出やすい ○湯船にゆっくり浸かれない ○便が黒ずんでいる事がある ○のどが乾きやすい ○寒がりである ○手足がいつも冷たい ○とくにおなかや下半身が冷える ○下痢をしやすい ○肌は脂性で吹き出物が出やすい ○むくみやすい ○冷たいものをよく摂る まずは「肝」を整えて流れのいい状態にしてから足首を温めて体の上部にいく熱を下部に下げる 漢方医学では、日中は冷たく、夜になると足の裏が熱く不快感があるのは『五心煩熱』といい、足の裏だけではなく手のひらや胸なども熱がこもります。 「なぜこの症状が出るのか」というと、血の不足が主な原因だと考えられます。血が不足すると、体質チェックにあるようなさまざまな症状が出てきます。 「肝」の疏泄作用が落ちると熱の循環も悪くなると漢方医学では考える 気と血は身体をめぐり、すみずみまで栄養を届け、細胞を養っています。まず、血が不足すると、潤いがなくなりますので「肌や髪にツヤがない」という症状がでます。また、「爪がもろく割れやすい」というのも末端に血がいかないことによる症状と考えます。 「肌は脂性で吹き出物が出やすい」「顔にシミやクマが出やすい」のは血液(水分)が少ない状態で、熱の循環が上手くいかないため、余計に乾燥が強くなり、それを補おうと顔面部の脂質が過剰に分泌されるのです。熱の循環が悪いのは、漢方医学では「肝」の疏泄作用が落ちているからだと考えられます。「肝」の疏泄作用は、血液の運行と「津液(リンパ液などをイメージしてください)」を代謝しています。 22時~2時に睡眠をとることが「五臓六腑」をしっかりと養生する この疏泄作用が損なわれるとストレスを受けやすくなるので、交感神経が優位に働きます。交感神経とは自律神経のひとつで、『活動・興奮』の神経になります。 もうひとつは副交感神経という『休息・鎮静』の神経です。副交感神経が優位になると、全身の血液循環が良くなりますので、睡眠時にはしっかりと体を休められて、体の生理機能がしっかりと働きます。しかし、交感神経が優位に働きすぎると、休みたい時にしっかりやすめなくなり(活動の神経が活発になりやすいため)、体に不調が出てきます。 まずは「肝」を整えて流れのいい状態にするのが先決かと思われます。内臓のゴールデンタイムは22時~2時です。この時間に睡眠をとることが、内臓および漢方医学でいう「五臓六腑」をしっかりと養生することにつながります。 次に足首を温め、体の上部にいく熱を下部に下げることが重要です。自宅で「太衝」穴や「合谷」穴にお灸をすると、肝を養うのでおすすめです。はんなさんの症状は、漢方鍼灸が得意とするところ。ぜひ試してみてください。 上野 晃先生 株式会社ゆとりら代表。ゆとり鍼灸治療院院長。国際東洋医療鍼灸学院元学科長補佐、大阪医療技術学園専門学校元学科長を経て、森ノ宮医療大学で東洋医学の専門講師を務める。鍼灸の可能性を婦人科の分野に広めるべく不妊専門治療院を開業する。 相談者 はんなさ さん(30歳) 【不妊の原因:不明】 ○冷え性である ○気分によって食欲にムラがある ○肌や髪にツヤがない ○爪がもろく割れやすい ○顔にシミやクマが出やすい ○湯船にゆっくり浸かれない ○便が黒ずんでいる事がある ○のどが乾きやすい ○寒がりである ○手足がいつも冷たい ○とくにおなかや下半身が冷える ○下痢をしやすい ○肌は脂性で吹き出物が出やすい ○むくみやすい ○冷たいものをよく摂る まずは「肝」を整えて流れのいい状態にしてから足首を温めて体の上部にいく熱を下部に下げる 漢方医学では、日中は冷たく、夜になると足の裏が熱く不快感があるのは『五心煩熱』といい、足の裏だけではなく手のひらや胸なども熱がこもります。 「なぜこの症状が出るのか」というと、血の不足が主な原因だと考えられます。血が不足すると、体質チェックにあるようなさまざまな症状が出てきます。 「肝」の疏泄作用が落ちると熱の循環も悪くなると漢方医学では考える 気と血は身体をめぐり、すみずみまで栄養を届け、細胞を養っています。まず、血が不足すると、潤いがなくなりますので「肌や髪にツヤがない」という症状がでます。また、「爪がもろく割れやすい」というのも末端に血がいかないことによる症状と考えます。 「肌は脂性で吹き出物が出やすい」「顔にシミやクマが出やすい」のは血液(水分)が少ない状態で、熱の循環が上手くいかないため、余計に乾燥が強くなり、それを補おうと顔面部の脂質が過剰に分泌されるのです。熱の循環が悪いのは、漢方医学では「肝」の疏泄作用が落ちているからだと考えられます。「肝」の疏泄作用は、血液の運行と「津液(リンパ液などをイメージしてください)」を代謝しています。 22時~2時に睡眠をとることが「五臓六腑」をしっかりと養生する この疏泄作用が損なわれるとストレスを受けやすくなるので、交感神経が優位に働きます。交感神経とは自律神経のひとつで、『活動・興奮』の神経になります。 もうひとつは副交感神経という『休息・鎮静』の神経です。副交感神経が優位になると、全身の血液循環が良くなりますので、睡眠時にはしっかりと体を休められて、体の生理機能がしっかりと働きます。しかし、交感神経が優位に働きすぎると、休みたい時にしっかりやすめなくなり(活動の神経が活発になりやすいため)、体に不調が出てきます。 まずは「肝」を整えて流れのいい状態にするのが先決かと思われます。内臓のゴールデンタイムは22時~2時です。この時間に睡眠をとることが、内臓および漢方医学でいう「五臓六腑」をしっかりと養生することにつながります。 次に足首を温め、体の上部にいく熱を下部に下げることが重要です。自宅で「太衝」穴や「合谷」穴にお灸をすると、肝を養うのでおすすめです。はんなさんの症状は、漢方鍼灸が得意とするところ。ぜひ試してみてください。 上野 晃先生 株式会社ゆとりら代表。ゆとり鍼灸治療院院長。国際東洋医療鍼灸学院元学科長補佐、大阪医療技術学園専門学校元学科長を経て、森ノ宮医療大学で東洋医学の専門講師を務める。鍼灸の可能性を婦人科の分野に広めるべく不妊専門治療院を開業する。
2015.4.3
コラム 妊活
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体質改善アドバイス
JINEKO事務局さん(14歳)アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。 【治ってさん(43歳)】 気になる症状から体質改善のアドバイスをお願いします。 気になる主な症状 ・低温期の体温が高め(36.5 度~) ・月経が始まっても体温がなかなか下がらない ・レバー状の塊や、粘膜のような塊がある ・高プロラクチン血症である ・寝不足の日が多い ・のどが渇きやすく肌が乾燥しやすい ・月経中に体が冷える ・風邪を引きやすい 上野晃 先生 (ゆとり鍼灸治療院) ・明治鍼灸大学卒業、国際東洋医療専門学校卒業 ・明治東洋医学院教員養成学科卒業 ・元国際東洋医療専門学校、学科長補佐 ・元大阪医療学園専門学校、学科長 ・大阪大学歯学部第二解剖学教室研究員に所属 ・漢方アドバイザー資格取得 ・社団法人交通事故治療協会会員 ・運動機能訓練士 ・不妊カウンセリング学会会員 ・現在、森ノ宮医療大学にて東洋医学専攻講師 鍼灸師の道を志し、大学時代から常に臨床や研究に明け暮れていました。 教員になってからは、後進の指導の為に更なる知識と臨床経験が必要だと考え、現在の「ゆとり鍼灸治療院・整骨院」をオープンさせました。 意外な事ですが、開院当初から相談が多かったのが、運動器疾患より婦人科疾患での悩みでした。 私が不妊治療を専門に行おうと思ったのは婦人科疾患で通われていたA様がきっかけでした。 A様は2人目のお子様が欲しいという思いで来院されました。 「妊娠するけれども、すぐに流産してしまう。お医者さんにもさじを投げられた。どうすればいいかわからない。」 憔悴しきったA様に、私は ・『妊娠しない』『育たない』のではなく、何かが原因で『妊娠しにくい』『育ちにくい』だけ。 ・さじを投げられたのなら、むしろ体質改善をした方が効果は高い。 ・胎児を維持する力が弱まっているだけなので、まずそこを改善しましょう! とお話させて頂き、A様の疑問や質問にしっかりとお答えしていき、治療を始めました。 継続して治療を行うと「生理の状態」や「冷えの状態」が改善していきます。 『気持ちも前向きになった』と嬉しいお言葉も頂きました。 治療を初めて1年と半年後、安定期に入ったA様が『ゆとり治療院に来てよかった。この数か月はまたダメになるんじゃないかと心配だったけど、上野先生が不安を取り払ってくれた。』と涙を流しながらおっしゃられました。 不妊治療を継続して行くには身体もこころも金銭的にも大きな負担がかかります。 『私が出来る事はなんだろう』と考えた時、早く妊娠するようなお手伝いをし、金銭的な負担を減らし、不安があればそれを取り除いてこころの負担を減らし、身体(体質)を変える事で健康力を上げ身体の負担を減らす事。これが私に出来る事だと考えました。 ゆとり治療院へ通って頂き、妊娠・出産された方のお顔を見るとこの仕事をしていて良かったと一番実感できる時間でもあります。 『すべての方に妊娠して頂きたい!』これが私達、ゆとり治療院スタッフの思いです。 ≫ ゆとり鍼灸治療院治ってさんは、高プロラクチン血症があるのですね。 高プロラクチン血症は排卵が抑制され、低温期の黄体ホルモン値が高い場合に低温期の体温が高くなり、月経が始まっても体温がなかなか下がらない現象がみられることがあります。 プロラクチンは脳の下垂体前葉から分泌されるホルモン。 高プロラクチン血症であれば、ホルモンバランスが乱れている可能性があると思います。 漢方医学では陰と陽のバランスが乱れると、自律神経のバランスも乱れ、結果としてホルモンバランスも乱れると考えます。 お体を拝見していませんのではっきりしたことは言えませんが、治ってさんの症状から「寝不足の日が多い」「月経時に血の塊がでる」「のどが渇きやすい」「肌が乾燥しやすい」「風邪をひきやすい」などから、体質としては「肝腎陰虚証」の可能性があります。 睡眠不足が続くと体の陰陽バランスが乱れます。 レバー状の塊がでることを漢方医学では、「瘀血」と言います。 「瘀血」は血の流れが悪くなってできる沈殿物のようなものです。肝の機能が弱くなると「瘀血」になりやすくなります。 また、腎の機能が弱くなると体の潤いがなくなり、「のどが渇きやすい」「肌が乾燥しやすい」などの症状がでてきたり、体を温める作用が弱くなり、「月経中に体が冷える」「お腹が冷たい」「風邪をひきやすい」などの症状がでてきます。 鍼灸治療により「肝」・「腎」の陰陽バランスを整えることがいいと思われます。 陰陽のバランスがとれることで、基礎体温が整い、月経もスムーズになり、妊娠力が上がるものと思われます。 日常生活では、規則正しい生活をし、充分な睡眠をとることが重要です。 漢方医学では「22時から26時」の間が内臓のゴールデンタイムと言われています。 内臓のゴールデンタイムを外さないような就寝時間を心がけるようにしましょう。 この回答で、治ってさんの気持ちが前向きになり、妊娠へとつながるよう心より願っております。
2014.5.14
専門医Q&A 漢方・鍼灸