堀江薬局 エル店 ジネコ取材済
堀江薬局 エル店
島根県出雲市大社町北荒木625-2ショッピングタウン エル内
治療がすべてでないことを知ってください
「赤ちゃんはまだ?」
どうかそんな無邪気な質問や期待に傷つかないでください。
ひとりで悩みを抱え込まないでほしいんです。
結婚したら子供ができてあたりまえ。
そんな常識に責められてひとりで悩みを抱えこまないでほしいんです。
世間でいう「普通であること」って、時としてとても大変なこと。
少しでも普通からずれてしまうと、普通であることを求められるのは、とても辛かったりするんですよね・・・
妊娠することは、あなたにとってどんなことでしょう?ちょっと一度立ち止まって、考えてみてほしいんです。
「まわりの期待にこたえるため」
「つらくて長い不妊治療のゴール」
「あかちゃんのいる新しい生活のスタート」・・・
ホルモン剤や排卵誘発剤などによる治療、人工授精、体外受精・・・
妊娠にいたるまで、次々と高度な治療を行っていくという方法は現代の不妊治療の大きな流れです。
このような治療を続け、道が開けるカップルがいる一方で、次第にステップアップしていく治療に不安やとまどいを抱える方とも、たくさんお会いしてきました。自分が何をしていて、どういう状態にあるかわからず、インターネットや本などから必死に情報を集めたり治療をしているのに期待が裏切られるのが怖くて次の治療をどうするか考えてしまう
「毎月、小さな流産をしているみたい」そう話された方もいらっしゃいました。
だからこそ考えてほしいんです。あなたにとって、妊娠がどういう意味を持つかを。
そして、自分にとって必要な治療を受けているかどうかを。
診療科
基本診療時間
休診日
日曜日
住所・連絡先
島根県出雲市大社町北荒木625-2ショッピングタウン エル内
TEL: 0853-53-9039
堀江昭佳 薬剤師プロフィール
堀江昭佳 薬剤師略歴
薬学部を卒業後、薬剤師となったのち、
対症療法中心の西洋医学とは違う、東洋医学・漢方の根本療法に魅力を感じ方向転換。
本場中国の漢方医から学ぶ中、不妊に悩む友人の相談を受け、漢方で妊娠したことに感動
し、婦人科分野、中でも不妊症を専門とするようになる。
自身の薬局には分野を問わず年間5千件を超えるさまざまな予約相談があり、
特に不妊女性からの過去3年の妊娠報告は260名を超える。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
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二度続けて流産。 不育症の検査も視野に 治療を考えていますが、 自分でできることは?
相談者 わしゃしゃさん(32歳)■ 不妊治療をおこない、今年5月、9月と二度続けて流産しました。不育症の検査も視野に今後の治療を進めていこうと思っていますが、自分でも何かできることはないかと、体質改善法を探しています。身長は168㎝で体重が50㎏です。 脾の力を高めて体重を増やせば、ホルモンバランスが安定して妊娠力も高まる 5月、9月と二度続けての流産、おつらかったですね。でも、わしゃしゃさんには、妊娠できる力があるのは間違いないということです。流産自体は、珍しいことではありません。妊娠経験者の40%が流産を経験しているといわれます。病院の検査は大切ですが、同時に体質改善で、気になるさまざまな症状を良くして、妊娠力を高めましょう。 BMIが18.5を下回ると女性ホルモンバランスが崩れ、排卵障害のリスク高に まず気になるのが、体重と身長のバランスであるBMIが17.7しかないことです。18.5を下回ると女性ホルモンバランスが悪くなり、多嚢胞性卵巣など、排卵障害のリスクが高まるといわれています。実際に、PCOS、高プロラクチン血症などのトラブルもあるようなので、52.2kgの体重はほしいところです。体重を意識的に減らしているなら、食べる量を増やしましょう。胃下垂などで太りにくい体質ならば、「中気下陥」状態の可能性があります。これは、内臓などを本来あるべき場所に留められず下がってしまう体質のこと。下痢や痔といったトラブルが出やすく、大切な胎児をしっかり子宮内に留める力が弱ります。この状態では、胃腸(漢方では脾といいます)は正しい働きができません。そうなると「気血」が不足し、体調もイマイチになり、婦人科のさまざまなトラブルを招く原因となってしまうのです。 脾と腎の力を高める漢方薬で体質改善をし、妊娠力をつけ流産しにくい体に 気になる数々の症状も根本的には脾の弱りが原因になっている可能性が高いようです。中気下陥の状態を改善し、胃腸を元気にすると、食事が美味しくなり、体が健康な状態に変わります。体重が増えて普通体重になると、ホルモンバランスが安定して妊娠力も高まります。そして、赤ちゃんをしっかり支えられて流産しにくい体にもなるのです。同時に妊娠力そのものである「腎」の力が重要になります。腎の力はホルモンや生殖の力なのですが、腎が弱ると妊娠を維持する力が弱り、流産しやすくなるのです。脾と腎の力を高めていく漢方薬で体質改善をし、元気な赤ちゃんが授かることを願っております。 堀江 昭佳 先生 出雲大社の参道で88年続く老舗漢方薬局の4代目。薬学部を卒業後、薬剤師となったのち、本場中国の漢方医から学ぶなか、不妊に悩む友人の相談を受け、漢方で妊娠したことに感動し、婦人科分野、なかでも不妊症を専門とするようになる。とくに不妊 相談者 わしゃしゃさん(32歳)■ 不妊治療をおこない、今年5月、9月と二度続けて流産しました。不育症の検査も視野に今後の治療を進めていこうと思っていますが、自分でも何かできることはないかと、体質改善法を探しています。身長は168㎝で体重が50㎏です。 脾の力を高めて体重を増やせば、ホルモンバランスが安定して妊娠力も高まる 5月、9月と二度続けての流産、おつらかったですね。でも、わしゃしゃさんには、妊娠できる力があるのは間違いないということです。流産自体は、珍しいことではありません。妊娠経験者の40%が流産を経験しているといわれます。病院の検査は大切ですが、同時に体質改善で、気になるさまざまな症状を良くして、妊娠力を高めましょう。 BMIが18.5を下回ると女性ホルモンバランスが崩れ、排卵障害のリスク高に まず気になるのが、体重と身長のバランスであるBMIが17.7しかないことです。18.5を下回ると女性ホルモンバランスが悪くなり、多嚢胞性卵巣など、排卵障害のリスクが高まるといわれています。実際に、PCOS、高プロラクチン血症などのトラブルもあるようなので、52.2kgの体重はほしいところです。体重を意識的に減らしているなら、食べる量を増やしましょう。胃下垂などで太りにくい体質ならば、「中気下陥」状態の可能性があります。これは、内臓などを本来あるべき場所に留められず下がってしまう体質のこと。下痢や痔といったトラブルが出やすく、大切な胎児をしっかり子宮内に留める力が弱ります。この状態では、胃腸(漢方では脾といいます)は正しい働きができません。そうなると「気血」が不足し、体調もイマイチになり、婦人科のさまざまなトラブルを招く原因となってしまうのです。 脾と腎の力を高める漢方薬で体質改善をし、妊娠力をつけ流産しにくい体に 気になる数々の症状も根本的には脾の弱りが原因になっている可能性が高いようです。中気下陥の状態を改善し、胃腸を元気にすると、食事が美味しくなり、体が健康な状態に変わります。体重が増えて普通体重になると、ホルモンバランスが安定して妊娠力も高まります。そして、赤ちゃんをしっかり支えられて流産しにくい体にもなるのです。同時に妊娠力そのものである「腎」の力が重要になります。腎の力はホルモンや生殖の力なのですが、腎が弱ると妊娠を維持する力が弱り、流産しやすくなるのです。脾と腎の力を高めていく漢方薬で体質改善をし、元気な赤ちゃんが授かることを願っております。 堀江 昭佳 先生 出雲大社の参道で88年続く老舗漢方薬局の4代目。薬学部を卒業後、薬剤師となったのち、本場中国の漢方医から学ぶなか、不妊に悩む友人の相談を受け、漢方で妊娠したことに感動し、婦人科分野、なかでも不妊症を専門とするようになる。とくに不妊
2013.6.26
コラム 不妊治療
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不育症の予防
わしゃしゃさん(32歳)今年5月、9月と二度続けて流産しました。不育症の検査も視野に今後の治療を進めていこうと思っていますが、自分でも何かできることはないかと、体質改善の方法を探しています。 堀江昭佳 先生 (堀江薬局 エル店) 出雲大社の参道で88年続く老舗漢方薬局の4代目。 薬学部を卒業後、薬剤師となったのち、 対症療法中心の西洋医学とは違う、東洋医学・漢方の根本療法に魅力を感じ方向転換。 本場中国の漢方医から学ぶ中、不妊に悩む友人の相談を受け、漢方で妊娠したことに感動 し、婦人科分野、中でも不妊症を専門とするようになる。 自身の薬局には分野を問わず年間5千件を超えるさまざまな予約相談があり、 特に不妊女性からの過去3年の妊娠報告は260名を超える。 ≫ 堀江薬局 エル店5月、9月と二度続けての流産、おつらかったですね。 でも、わしゃわしゃさんには、妊娠できる力があるのは間違いないということです。 流産自体は、珍しいことではありません。妊娠経験者の40%が流産を経験しているといわれます。 病院での検査は大切ですが、同時に体質改善で、気になるさまざまな症状を良くして、妊娠力を高めましょう。 まず気になるのが、体重と身長のバランスであるBMIが17.7しかないことです。 18.5を下回ると女性ホルモンバランスが悪くなり、多嚢胞性卵巣など、排卵障害のリスクが高まるといわれています。 実際に、PCOS、高プロラクチン血症などのトラブルもあるようなので、52.2kgの体重はほしいところです。 体重を意識的に減らしているなら、食べる量を増やしましょう。胃下垂などで太りにくい体質ならば、「中気下陥」状態の可能性があります。 これは、内蔵などを本来あるべき場所に留めらられず下がってしまう体質のこと。 下痢や痔といったトラブルが出やすく、大切な胎児をしっかり子宮内に留める力が弱ります。 この状態では、胃腸(漢方では脾といいます)は正しい働きができません。そうなると「気血」が不足し、体調もイマイチになり、婦人科のさまざまなトラブルを招く原因となってしまうのです。
2012.9.28
専門医Q&A 漢方・鍼灸
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妊娠しても飲み続けてよい?
おちゃまっちゃさん(38歳)こんにちは。 半年ほど鹿茸大補湯という漢方を服用しています。妊娠しても飲み続けてよいでしょうか? この漢方薬の事がどの本を見ても載っていないのも少し不安です。 堀江昭佳 先生 (堀江薬局 エル店) 出雲大社の参道で88年続く老舗漢方薬局の4代目。 薬学部を卒業後、薬剤師となったのち、 対症療法中心の西洋医学とは違う、東洋医学・漢方の根本療法に魅力を感じ方向転換。 本場中国の漢方医から学ぶ中、不妊に悩む友人の相談を受け、漢方で妊娠したことに感動 し、婦人科分野、中でも不妊症を専門とするようになる。 自身の薬局には分野を問わず年間5千件を超えるさまざまな予約相談があり、 特に不妊女性からの過去3年の妊娠報告は260名を超える。 ≫ 堀江薬局 エル店 鹿茸大補湯は、1610年に完成された漢方の古典「東医宝鑑」に収載されている漢方です。 「温腎補陽」(体を温める陽の力を補って、生命力をつかさどる腎を温める) 「健脾益気」(胃腸などの消化器系を強くして、元気を作る) 「補腎益精」(生命力をつかさどる腎を補って、精気を増やす) の3つの働きがあるとされています。 大切な赤ちゃんのためですから、服用中の漢方などについては心配ですよね。 鹿茸大補湯は服用を中止しなくてはならない漢方ではありませんが、 妊娠中は原則として、漢方といえども慎重に用いるべきであるとされています。 また、おちゃまっちゃさんの体質・状況などによっても、どうするのがいちばんよいかは異なります。 妊娠がわかった時点で構いませんから、漢方に詳しい専門家に相談されたほうがよいでしょう。
2010.9.16
専門医Q&A 漢方・鍼灸