升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院 ジネコ取材済
埼玉県大里郡寄居町寄居929
不妊治療
升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院
埼玉県大里郡寄居町寄居929
当店に来られるまでに何度も治療を繰り返してきた方は非常に多く、そうした病院治療の内容や使われるお薬についても遠慮なくご相談ください。薬剤師、学会認定不妊カウンセラーが詳しくお応えいたします。
土曜も診療漢方・鍼灸インターネット予約完全予約制駅近駐車場完備漢方外来
診療科
不妊治療
基本診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00~19:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
休診日
日曜日・祝日
住所・連絡先
埼玉県大里郡寄居町寄居929
TEL: 0120-37-8893
FAX: 048-577-8246
鍼灸院と漢方薬局
当院は1995年に併設の升屋栄貫堂薬局とともに開院いたしました。中でも子宝鍼灸には定評をいただいており、たくさんのかわいい赤ちゃんに出会うことができるのは私どもの幸せでもあります。
また、子宝以外のお困りの症状(腰痛、神経痛、リハビリ鍼灸など)に対しても施術を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
引間紀之 院長プロフィール
治療しているがなかなか妊娠に至らない。何度も流産を繰り返す。また、周囲の方からの何気ない言葉に傷ついてしまう。そうした方々の心と身体のバランスを整えることが子宝への近道となります。本来あなたが持っている授かる力を再び取り戻し、待望のその日をご一緒に迎えられるよう日々の相談・施術に取り組んでいます。
引間紀之 院長略歴
薬科大学卒業後、漢方専門薬局に8年間勤務し中医学を修得。在勤中に鍼灸学校に通い鍼灸師資格を取得。
1995年、埼玉県寄居町にて升屋栄貫堂薬局、ひきま鍼灸院を開設。
2015年、埼玉県坂戸市に子宝専門鍼灸院を開設。"
薬剤師が常に院内にいます!
薬剤師が常に院内にいるため、すでに病院で治療を受け、
薬や注射をしてもらっている場合でも、その作用、副作用などがわかり、
施術に生かすことができます。
漢方薬の専門薬局を併設
漢方専門薬局を併設しているため、鍼灸施術と同時に漢方で
体をさらに整えたいという方はすぐに相談できます。
連携体制で効率アップ!
ご希望の方には併設施設で漢方と鍼灸ができるため、
それぞれの施術方針に食い違いが生じないため、
効率的な改善が可能になります。
学会認定カウンセラーが あなたのお話をきかせていただきます!
だれにも言えなかった、そして分かってもらえなかったあなたの気持を
当院の専門カウンセラーが聴かせていただきます。
歩行困難の方への訪問リハビリ
脳梗塞後遺症、パーキンソン病、高齢による筋力低下など、
介護が必要でお一人で外出が難しい方のお宅にうかがい、
健康保険を利用したリハビリ施術を行っております。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
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漢方と鍼灸はどちらが効果的 なのでしょうか?
JINEKO事務局さん(13歳)アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。 【ゆうさん(34歳)】 私の症状から漢方と鍼灸はどちらが効果的なのでしょうか? 主な症状 ・レバー状の塊や、粘膜のような塊が混じっている ・月経前はイライラしやすく、怒りっぽい。落ち込みやすい。 ・月経前は過食気味or 食欲不振, 月経前は普段の便秘がさらに強くなる ・子宮筋腫、内膜症、卵巣膿腫、子宮ポリープ、卵管癒着などがある ・卵や子宮内膜の条件が良くても着床しにくい ・水分をあまり欲しない ・寝不足の日が多い 引間紀之 先生 (升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院) "薬剤師・鍼灸師・学会認定不妊カウンセラー。 薬科大学卒業後、漢方専門薬局に8年間勤務し中医学を修得。在勤中に鍼灸学校に通い鍼灸師資格を取得。 1995年、埼玉県寄居町にて升屋栄貫堂薬局、ひきま鍼灸院を開設。 2015年、埼玉県坂戸市に子宝専門鍼灸院を開設。" ≫ 升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院漢方薬と鍼灸はまったく別の治療方法ではありません。 その歴史を調べてみると、どちらも同じ東洋医学から生まれてきた治療方法だということがわかります。 つまり同じ考え方に基づく治療方法ではあるけれど、道具が違うということです。 中国山東省のある不妊専門病院では、一人の患者さんに対して体外受精などの高度不妊治療に加えて、漢方薬と鍼灸治療、食事や運動療法などを複合的に行っています。この事例からもわかるように、不妊に限らず漢方薬と鍼灸治療を併せることによって、より良い結果が出るケースがたくさんあるのです。 鍼灸治療の場合、自律神経の調整など「気」の流れを改善に即効性があります。 ただし、施術の間隔が空きすぎると効果が薄れてしまいます。妊娠しやすい体作りをしてゆくためには、適切な頻度で鍼灸治療を続ける必要があります。 通院できない方には自分でできる温灸がおすすめです。 体作りは日々の積み重ねです。漢方薬であれば、毎日自宅にいながら薬を服用できるので、着実な変化が期待できます。 ただし、体調の変化、基礎体温表の様子、季節などに応じて、薬の処方を変える必要があるので、定期的に漢方専門の薬剤師と相談しながら行ってください。 漢方薬を服用しながら、胚移植の際に着床をアシストするために、鍼灸治療を単発的に受けることも可能です。 東洋医学による改善には生命活動の源である「腎」の力を補うこと。さらに「血」を補充し、「気」「血」のめぐりを盛んにすることが基本となります。 漢方では当帰、地黄などの生薬、鍼灸では三陰交、血海などのツボを中心に治療します。漢方と鍼灸の併用がおすすめですが、どちらか一方から始める方法もあります。 仕事などが忙しい場合は漢方を。定期的(週に1回程度)に通院できるのであれば鍼灸などと選んでもいいでしょう。 生活面では体を冷やさないこと。毎日湯船につかり温かい飲食物を摂るようにしましょう。 また、睡眠は自律神経やホルモンバランスに影響します。早めにお布団に入りゆっくり休んでください。
2013.12.19
専門医Q&A 漢方・鍼灸
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筋腫や囊胞ができやすい体質を漢方で改善し、予防できるでしょうか?
相談者 みーみーさん(36歳)■ 体質的に筋腫や内膜症(チョコレート囊胞)ができやすいようで、筋腫は20数個もあり、なかにはゴルフボール大のものも数個あり、昨年開腹手術で全部とりましたました。しかし、1年も経たないうちに再発しています。昨年の夏から不妊治療もはじめたのですが、チョコレート囊胞が悪化しています。漢方薬で体質改善をし、筋腫の予防ができたらと思うのですが……。 漢方では瘀血と気の体質と考えます。積極的に改善を望むなら漢方や鍼灸の治療を 筋腫やチョコレート嚢腫は状況によっては妊娠の妨げとなることもありますので、できれば筋腫の再発や嚢腫の悪化は避けたいですね。 妊娠が成立するには、元気な卵子が育ち、受精卵を受け入れる温かい子宮内膜も必要 みーみーさんの場合、筋腫、嚢腫、レバー状の塊などができやすいという特徴がありますが、漢方ではこのような状態を「瘀血」といいます。月経痛もその症状の1つです。また、月経前のイライラなど感情、情緒の変化がおこりやすいのは「気滞」という体質によります。瘀血は血の質や流れが良くないことから生じ、全身の栄養不良や老廃物の蓄積をまねきます。妊娠が成立するには、元気な卵子が育ち、受精卵を受け入れる温かい子宮内膜も必要です。しかし、良質な血液が卵巣、子宮に届かなければ卵巣機能、卵子の生育状態、さらに子宮内膜にも悪影響をあたえます。気滞とはストレス状態が長く続き、気のめぐりが停滞した状態で、西洋医学では自律神経のアンバランスと考えられています。この気滞がホルモンバランスにも影響し、瘀血を増悪させる原因にもなります。 漢方には瘀血や気滞を改善する「活血薬」「理気薬」という独特な薬がある こうした体質は一朝一夕でできあがるものではありません。長年続けてきた食事や運動、生活スタイルなど、日常のすべてが体質づくりに関わっていますから、日々の生活を見直すことも大切です。瘀血を改善するには、体を冷やさないこと。寒い環境は避け、入浴は湯舟に浸かってください。運動も血行を改善するので定期的に行いましょう。気滞の改善には香味野菜や酸っぱいものを多く摂ってください。また、「心のゆとり」をつくるようにしましょう。趣味などに没頭できる時間を持つのもいいですね。漢方や鍼灸を利用するのもおすすめです。漢方には瘀血や気滞を改善するため、それぞれに「活血薬」「理気薬」という独特な薬があります。鍼灸でツボを刺激するとホルモン系、神経系などに作用し、気血の流れを整えます。漢方、鍼灸どちらかでもいいし、両方でもかまいません。西洋医学の治療と併用することで、ホルモン剤による副作用緩和も期待できます。 引間 紀之 先生 星薬科大学、東京医療専門学校卒、薬剤師・鍼灸師。升屋栄貫堂開設以来、不妊相談が大半をしめる。体質、状況に応じた漢方、鍼灸、骨盤矯正など、適切な治療を選択。継続的な生活面のアドバイスも好評。妊娠中や産後のケアに通う女性も多い 相談者 みーみーさん(36歳)■ 体質的に筋腫や内膜症(チョコレート囊胞)ができやすいようで、筋腫は20数個もあり、なかにはゴルフボール大のものも数個あり、昨年開腹手術で全部とりましたました。しかし、1年も経たないうちに再発しています。昨年の夏から不妊治療もはじめたのですが、チョコレート囊胞が悪化しています。漢方薬で体質改善をし、筋腫の予防ができたらと思うのですが……。 漢方では瘀血と気の体質と考えます。積極的に改善を望むなら漢方や鍼灸の治療を 筋腫やチョコレート嚢腫は状況によっては妊娠の妨げとなることもありますので、できれば筋腫の再発や嚢腫の悪化は避けたいですね。 妊娠が成立するには、元気な卵子が育ち、受精卵を受け入れる温かい子宮内膜も必要 みーみーさんの場合、筋腫、嚢腫、レバー状の塊などができやすいという特徴がありますが、漢方ではこのような状態を「瘀血」といいます。月経痛もその症状の1つです。また、月経前のイライラなど感情、情緒の変化がおこりやすいのは「気滞」という体質によります。瘀血は血の質や流れが良くないことから生じ、全身の栄養不良や老廃物の蓄積をまねきます。妊娠が成立するには、元気な卵子が育ち、受精卵を受け入れる温かい子宮内膜も必要です。しかし、良質な血液が卵巣、子宮に届かなければ卵巣機能、卵子の生育状態、さらに子宮内膜にも悪影響をあたえます。気滞とはストレス状態が長く続き、気のめぐりが停滞した状態で、西洋医学では自律神経のアンバランスと考えられています。この気滞がホルモンバランスにも影響し、瘀血を増悪させる原因にもなります。 漢方には瘀血や気滞を改善する「活血薬」「理気薬」という独特な薬がある こうした体質は一朝一夕でできあがるものではありません。長年続けてきた食事や運動、生活スタイルなど、日常のすべてが体質づくりに関わっていますから、日々の生活を見直すことも大切です。瘀血を改善するには、体を冷やさないこと。寒い環境は避け、入浴は湯舟に浸かってください。運動も血行を改善するので定期的に行いましょう。気滞の改善には香味野菜や酸っぱいものを多く摂ってください。また、「心のゆとり」をつくるようにしましょう。趣味などに没頭できる時間を持つのもいいですね。漢方や鍼灸を利用するのもおすすめです。漢方には瘀血や気滞を改善するため、それぞれに「活血薬」「理気薬」という独特な薬があります。鍼灸でツボを刺激するとホルモン系、神経系などに作用し、気血の流れを整えます。漢方、鍼灸どちらかでもいいし、両方でもかまいません。西洋医学の治療と併用することで、ホルモン剤による副作用緩和も期待できます。 引間 紀之 先生 星薬科大学、東京医療専門学校卒、薬剤師・鍼灸師。升屋栄貫堂開設以来、不妊相談が大半をしめる。体質、状況に応じた漢方、鍼灸、骨盤矯正など、適切な治療を選択。継続的な生活面のアドバイスも好評。妊娠中や産後のケアに通う女性も多い
2013.6.25
コラム 不妊治療
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婦人病予防など
みーみーさん(36歳) 私は筋腫、内膜症(チョコレート嚢胞)ができやすい体質のようです。 筋腫は20数個できて、中にはゴルフボール大のものも数個ありました。 去年開腹手術でとりましたが、1年も経たずに再発しています。 チョコレート嚢胞は、今年の夏から不妊治療を開始して悪化しました。 漢方などで、すこしでも予防などができたらと思うのですが・・・。 引間紀之 先生 (升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院) "薬剤師・鍼灸師・学会認定不妊カウンセラー。 薬科大学卒業後、漢方専門薬局に8年間勤務し中医学を修得。在勤中に鍼灸学校に通い鍼灸師資格を取得。 1995年、埼玉県寄居町にて升屋栄貫堂薬局、ひきま鍼灸院を開設。 2015年、埼玉県坂戸市に子宝専門鍼灸院を開設。" ≫ 升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院筋腫やチョコレート嚢腫は状況によっては妊娠の妨げとなることもありますので、できれば筋腫の再発や嚢腫の悪化は避けたいですね。 みーみーさんの場合、筋腫、嚢腫、レバー状の塊などができやすいという特徴がありますが、漢方ではこのような状態を「瘀血」といいます。 月経痛もその症状のひとつです。 また、月経前のイライラなど感情、情緒の変化がおこりやすいのは「気滞」という体質によります。 瘀血は血の質や流れが良くないことから生じ、全身の栄養不良や老廃物の蓄積をまねきます。 妊娠が成立するには、元気な卵子が育ち、受精卵を受け入れる温かい子宮内膜も必要です。 しかし、良質な血液が卵巣、子宮に届かなければ卵巣機能、卵子の生育状態、さらに子宮内膜にも悪影響をあたえます。 気滞とはストレス状態が長く続き、気のめぐりが停滞した状態で、西洋医学では自律神経のアンバランスと考えられています。 この気滞がホルモンバランスにも影響し、瘀血を増悪させる原因にもなります。 こうした体質は一朝一夕でできあがるものではありません。 長年続けてきた食事や運動、生活スタイルなど、日常のすべてが体質づくりに関わっていますから、日々の生活を見直すことも大切です。 瘀血を改善するには、体を冷やさないこと。 寒い環境は避け、入浴は湯舟に浸かってください。運動も血行を改善するので定期的に行いましょう。 気滞の改善には香味野菜や酸っぱいものを多く摂ってください。 また、「心のゆとり」をつくるようにしましょう。趣味などに没頭できる時間を持つのもいいですね。 漢方や鍼灸を利用するのもおすすめです。 漢方には瘀血や気滞を改善するため、それぞれに「活血薬」「理気薬」という独特な薬があります。 鍼灸でツボを刺激するとホルモン系、神経系などに作用し、気血の流れを整えます。 漢方、鍼灸どちらかでもいいし、両方でもかまいません。 西洋医学の治療と併用することで、ホルモン剤による副作用緩和も期待できます。
2012.9.29
専門医Q&A 漢方・鍼灸
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服用をやめるべきか悩んでいます
みどりさん(38歳)体外受精を希望しており本日、超音波検査を行いました。 白く写っている状態で卵が見えにくいといわれました。 通常黒く、丸く写るはずなのですがうっすらと白く丸くなっているのです。 漢方薬を服用してから超音波検査でこのような結果が表示されるようになっているようです。 飲んでいるのは婦宝、かんげん顆粒です。医者からはホルモン数値も正常でなくなるからやめた方がいいといわれてしまいました。 今期対外受精をする予定です。 毎回、生理痛がひどいこともあり漢方薬を飲み始めました。 そして一ヶ月もしないうちに体温が少し上がりました。 高温期36.8-9 低温期36.4-5 体調も非常によく、効果があるのだと思っています。 体外受精をするつもりでいますが服用をやめるべきか悩んでいます。 アドバイスいただければありがたいですよろしくお願いいたします。 引間紀之 先生 (升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院) "薬剤師・鍼灸師・学会認定不妊カウンセラー。 薬科大学卒業後、漢方専門薬局に8年間勤務し中医学を修得。在勤中に鍼灸学校に通い鍼灸師資格を取得。 1995年、埼玉県寄居町にて升屋栄貫堂薬局、ひきま鍼灸院を開設。 2015年、埼玉県坂戸市に子宝専門鍼灸院を開設。" ≫ 升屋栄貫堂薬局・ひきま鍼灸院みどりさん、こんにちは。 漢方の升屋の引間紀之と申します。 漢方を服用し始めてから超音波検査での見え方が変わってきているようで、また、医師からは漢方はやめた方がよいと説明を受けたのですね。 その一方で漢方開始後は体調も非常に良く、効果を実感されており、今後漢方をどうするべきか答えが出ずに悩んでいらっしゃるのですね。 現在は病院等(不妊専門の施設を含む)で漢方薬を併用することも多くなっておりますが、内容成分によっては注意を要するものもあります。 まずは下記の点を主治医に相談・確認され、その結果どんな選択をしたらよいかを決めてはいかがでしょうか。 * 超音波検査でうっすらと白く見えるのはどんなことが考えられるか。 * 「ホルモン数値が正常でなくなる」可能性のある漢方にはどのようなものがあるのか。 医師、薬剤師、看護師など医療スタッフは、患者さんの意向に沿うよう一生懸命サポートしたいと考えていますので、受診の際はみどりさんの治療に対する要望・希望は遠慮せずに伝えましょう。
2010.9.16
専門医Q&A 漢方・鍼灸