福神トシモリ薬局 ジネコ取材済
福神トシモリ薬局
岡山県岡山市北区清輝橋2丁目2-10
トシモリ薬局で本格的に子宝相談を始めたきっかけは、友人から『12年間子どもができない』という相談を受けたことからです。子どもが欲しくて欲しくて、ありとあらゆる事を試してきたけれど、やっぱりできない…。身も心も疲れ切った彼女を何とか救ってあげたいという気持ちからでした。
命を育むことのできるしっかりとした身体づくりを指導し、地道に漢方と栄養改善を続けた結果、その友人はめでたく妊娠、そして出産。その時の彼女の喜びの深さを肌で感じ、『これを私のライフワークにしよう』と決め、以来、たくさんの元気な赤ちゃんを世に送り出す手伝いを続けてきました。
当店に来られる方の多くは「どこに行ってもダメだった」という方ばかりですが、そんな皆様からの喜びの声を聞くことが何よりの幸せです。あきらめずに自分自身を信じれば必ず願いは叶います。私たちが真剣に夢実現のお手伝いをさせていただきます。
診療科
基本診療時間
休診日
日曜、祝日
住所・連絡先
岡山県岡山市北区清輝橋2丁目2-10
TEL: 086-222-3414
FAX: 086-223-5529
歳森三千代 薬剤師プロフィール
歳森三千代 薬剤師略歴
2009年1月~2012年12月の4年間で402名の方が妊娠しました!
・2009年 妊娠実績94名
(~29才8名、~34才32名、~39才46名、~43才5名、44才2名、45才~1名)
・2010年 妊娠実績108名
(~29才13名、~34才22名、~39才49名、~43才17名、44才4名、45才~3名)
・2011年 妊娠実績98名
(~29才4名、~34才21名、~39才44名、~43才23名、44才4名、45才~2名)
・2012年 妊娠実績102名
(~29才6名、~34才20名、~39才42名、~43才23名、44才4名、45才7名)
2012年では、44才の方が4名、45才が7名も妊娠しました!
35才以上の比率が74.5%、さらに40才~45才の方の比率は33.3%です。
妊娠された方のうち、3人に1人は40才以上の方になりました。
薬剤師 歳森三千代
以前は林原生物科学研究所の研究者
結婚後、先代について漢方を基礎から勉強。
70年続くトシモリ薬局を支える。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
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不眠気味で午前中は寝ていることが多い。生活リズムの乱れは不妊につながるの?
相談者 Ku さん(32歳) 【不妊の原因:多嚢胞性卵巣症候群】 ○なんだか疲れやすい ○朝、起きることができない ○少し動くだけで汗が出る ○カゼをひきやすい ○月経前になると乳房や下腹部が張る ○ゲップやおならが出やすい ○イライラをため込みやすい ○眠れないことが多い ○気分によって食欲にムラがある ○めまいや立ちくらみがよくある ○目がかすんだり疲れる ○顔にシミやクマが出やすい ○肩こりや頭痛が慢性的にある ○からいものをよく食べる ○寒がりである ○とくにおなかや下半身が冷える ○体が重く、いつもだるい ○むくみやすい 卵巣機能低下など不妊につながる睡眠不足生活養生のなかでも睡眠がいちばん大切 生活リズムの乱れが不妊につながるかどうか悩んでいらっしゃるKuさんにアドバイスします。まず、腎・生殖器が働いてホルモンをつくる時間帯は夜10時から午前2時の間といわれています。この時間帯に眠っている時間が多いほど、ホルモンをつくり、精を補うことができます。 生活の養生としては、このホルモンをつくる時間帯に眠っていることが大切です。夜10時に就寝するのが無理な方も多いでしょうが、せめて、11時には寝て、睡眠時間として7時間は取ってほしいと思います。体にある60兆個ある細胞のうち、1兆個が夜寝ている間に、入れ替わります。 睡眠時間が少ないと体の修復が進まないので、朝起きても体がだるい、疲れやすいという状態になります。もちろん、体が疲れていると卵巣機能も低下します。 ホルモンがつくられるといわれる夜10時から午前2時の時間帯に眠っている時間をなるべく多くする なんだか疲れやすい、朝起きることができない、少し動くだけで汗が出る、かぜを引きやすい、めまいや立ちくらみがよくある、目がかすんだり疲れる、顔にシミやクマが出やすい、肩こりや頭痛が慢性的にあるなどの症状は、睡眠不足からおこる症状です。 月経前になると乳房や下腹部が張る、イライラをため込みやすい、眠れないことが多い、気分によって食欲にムラがあるなどは、ストレスからおこる症状です。ストレスは同じようにかかってきても、考え方を変えることによって軽減させることができます。 「思考が細胞をコントロールする」という言葉があります。少しでもストレスにならないような考え方をして、よく眠れるようになるといいですね。 メラトニンがいちばん分泌されるのが夜11時ごろ、その時間に寝て朝は7時ごろに起きるようにする また、睡眠のリズムを整えることも大切です。眠りに入らせる物質であるメラトニンの働きを活用しましょう。 メラトニンがいちばん分泌されるのが夜11時ごろ。その時間に寝て、朝は7時ごろに起きるようにします。起きたら、すぐにカーテンを開けて朝日を浴びてください。日光がメラトニンの分泌を促進するからです。規則正しく睡眠のリズムを整えることで、脳内リズムも整います。そうなれば不眠も解消されていくはずです。 生活の養生のなかで睡眠がいちばん大切だと思います。睡眠のリズムを整えて、ぐっすり眠ってください。 歳森 三千代先生 薬剤師。昭和26年生まれ。長崎大学薬学部卒業後、林原生物化学研究所に勤務後、75年続く福神トシモリ薬局を支える。平成15年より本格的に子宝相談を始め、760人余りの方から妊娠の報告を受ける。現在も全国各地の相談者の声に寄り添い活躍中。著者に『私の子宝相談』(吉備人出版)、『続・私の子宝相談』(幻冬舎ルネッサンス)がある。 相談者 Ku さん(32歳) 【不妊の原因:多嚢胞性卵巣症候群】 ○なんだか疲れやすい ○朝、起きることができない ○少し動くだけで汗が出る ○カゼをひきやすい ○月経前になると乳房や下腹部が張る ○ゲップやおならが出やすい ○イライラをため込みやすい ○眠れないことが多い ○気分によって食欲にムラがある ○めまいや立ちくらみがよくある ○目がかすんだり疲れる ○顔にシミやクマが出やすい ○肩こりや頭痛が慢性的にある ○からいものをよく食べる ○寒がりである ○とくにおなかや下半身が冷える ○体が重く、いつもだるい ○むくみやすい 卵巣機能低下など不妊につながる睡眠不足生活養生のなかでも睡眠がいちばん大切 生活リズムの乱れが不妊につながるかどうか悩んでいらっしゃるKuさんにアドバイスします。まず、腎・生殖器が働いてホルモンをつくる時間帯は夜10時から午前2時の間といわれています。この時間帯に眠っている時間が多いほど、ホルモンをつくり、精を補うことができます。 生活の養生としては、このホルモンをつくる時間帯に眠っていることが大切です。夜10時に就寝するのが無理な方も多いでしょうが、せめて、11時には寝て、睡眠時間として7時間は取ってほしいと思います。体にある60兆個ある細胞のうち、1兆個が夜寝ている間に、入れ替わります。 睡眠時間が少ないと体の修復が進まないので、朝起きても体がだるい、疲れやすいという状態になります。もちろん、体が疲れていると卵巣機能も低下します。 ホルモンがつくられるといわれる夜10時から午前2時の時間帯に眠っている時間をなるべく多くする なんだか疲れやすい、朝起きることができない、少し動くだけで汗が出る、かぜを引きやすい、めまいや立ちくらみがよくある、目がかすんだり疲れる、顔にシミやクマが出やすい、肩こりや頭痛が慢性的にあるなどの症状は、睡眠不足からおこる症状です。 月経前になると乳房や下腹部が張る、イライラをため込みやすい、眠れないことが多い、気分によって食欲にムラがあるなどは、ストレスからおこる症状です。ストレスは同じようにかかってきても、考え方を変えることによって軽減させることができます。 「思考が細胞をコントロールする」という言葉があります。少しでもストレスにならないような考え方をして、よく眠れるようになるといいですね。 メラトニンがいちばん分泌されるのが夜11時ごろ、その時間に寝て朝は7時ごろに起きるようにする また、睡眠のリズムを整えることも大切です。眠りに入らせる物質であるメラトニンの働きを活用しましょう。 メラトニンがいちばん分泌されるのが夜11時ごろ。その時間に寝て、朝は7時ごろに起きるようにします。起きたら、すぐにカーテンを開けて朝日を浴びてください。日光がメラトニンの分泌を促進するからです。規則正しく睡眠のリズムを整えることで、脳内リズムも整います。そうなれば不眠も解消されていくはずです。 生活の養生のなかで睡眠がいちばん大切だと思います。睡眠のリズムを整えて、ぐっすり眠ってください。 歳森 三千代先生 薬剤師。昭和26年生まれ。長崎大学薬学部卒業後、林原生物化学研究所に勤務後、75年続く福神トシモリ薬局を支える。平成15年より本格的に子宝相談を始め、760人余りの方から妊娠の報告を受ける。現在も全国各地の相談者の声に寄り添い活躍中。著者に『私の子宝相談』(吉備人出版)、『続・私の子宝相談』(幻冬舎ルネッサンス)がある。
2015.1.15
コラム 妊活
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内膜が薄くて受精卵が着床しません。漢方鍼灸で何か改善できますか。
JINEKO事務局さん(13歳)アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。 【ポニーテールさん(39歳)】 内膜が薄いのが悩みです。 6〜7ミリでいつも移植しています。 不妊専門病院の先生は、内膜を重視しません。 そんな私にアドバイスをお願いします。 主な症状 ・周期が短い ・高温期が短い(10 日未満) ・低温期から高温期への移行に時間がかかる(階段式の上昇) ・月経血の量が少なく、期間が短い ・今までに排卵誘発剤などホルモン療法を行っていた ・子宮内膜が硬くて薄い 歳森三千代 先生 (福神トシモリ薬局) ~トシモリ薬局の妊娠実績~ [2004年1月~2012年12月までに合計568名が妊娠] 2009年1月~2012年12月の4年間で402名の方が妊娠しました! ・2009年 妊娠実績94名 (~29才8名、~34才32名、~39才46名、~43才5名、44才2名、45才~1名) ・2010年 妊娠実績108名 (~29才13名、~34才22名、~39才49名、~43才17名、44才4名、45才~3名) ・2011年 妊娠実績98名 (~29才4名、~34才21名、~39才44名、~43才23名、44才4名、45才~2名) ・2012年 妊娠実績102名 (~29才6名、~34才20名、~39才42名、~43才23名、44才4名、45才7名) 2012年では、44才の方が4名、45才が7名も妊娠しました! 35才以上の比率が74.5%、さらに40才~45才の方の比率は33.3%です。 妊娠された方のうち、3人に1人は40才以上の方になりました。 薬剤師 歳森三千代 以前は林原生物科学研究所の研究者 結婚後、先代について漢方を基礎から勉強。 70年続くトシモリ薬局を支える。 ≫ 福神トシモリ薬局まず結論から言えば、子宮内膜が6.4ミリ~7ミリだった方が、当局で漢方薬を服用し体作りをすることで、妊娠、出産されたケースがあります。 一般的に子宮内膜は8ミリ以上ないと妊娠しにくいと言われていますが、漢方薬で卵巣の機能を上げて着床力をつければ、6~7ミリでも妊娠、出産することが可能になるのです。 ポニーテールさんの基礎体温から、周期が短いのは「腎虚」、高温期が10日未満と短いのは黄体機能不全と言って「腎陽虚」とみます。 また、月経血の量が少ないのは「血虚」と考えます。 さらに、月経期間が短い(2~3日)またはもともと5~7日だったものが除々に短くなってきたのは「気血両虚」とみます。 そして質問にもある、子宮内膜が硬くて薄いのは「脾腎陽虚」と考えます。 これらの症状を総合的にまとめると、血を増やし「脾」の働きを高め、「補腎」していく漢方薬を服用するとよいと思います。 補腎薬の中でも動物生薬の「鹿茸」は、とくに腎補陽の効果がすぐれています。 この漢方薬で「腎」を元気にすることで、赤ちゃんが授かりやすい体作りができます。 「腎」を元気にすると以下気になる症状が改善します。 ① 卵子の質を高める ② 子宮内膜を厚くする ③ 排卵後の体温上昇を速くする ④ 高温期中の体温が下がるのを抑える(黄体機能不全) ⑤ 不正出血や流産を予防する ⑥ 月経痛や月経不順、貧血などの予防、改善 不妊専門病院の医師が内膜の厚みを重視しないのは、子宮外妊娠の場合、卵管に着床しますが卵管には内膜が存在しません。 そのため内膜の厚みを重視されないのではないかと思います。 私も子宮内膜の厚みを気にするよりも、ポニーテールさんの体質、病状にあった漢方薬を服用し、卵巣の機能を上げて卵胞の質、黄体機能を上げることが妊娠への近道だと思います。
2013.12.20
専門医Q&A 漢方・鍼灸