もぐさ鍼灸院 ジネコ取材済
もぐさ鍼灸院
鹿児島県鹿児島市上竜尾町48-11
もぐさ鍼灸院は、女性鍼灸師による完全予約制、プライベートな空間です。
鍼灸治療では、全身にあるツボを使った治療をするため、どうしても肌の露出範囲が大きくなり、女性にとっては不安を感じることもあると思います。
鍼灸院には行きづらい…と思われる方も多いと思いますが、心地良さを大事にしながら、女性が安心して足を運んで頂ける空間を提供していきたいと思っております。
当院で使用しているサンビーマー[遠赤外線治療器]は8~15ミクロンの波長を有し、人体の波長と同じため身体深部まで到達できる特術があります。
血流の改善・細胞の活性化がおこり、卵巣[特に卵胞の発育]が期待されるため不妊クリニックで多く取り入れられている治療器です。
当院にある、電子温灸器もすばらしい効果を発揮します。
仙骨・子宮を集中的に温めます。鍼・温灸・遠赤外線を使った東洋医学のトリートメントで妊娠しやすい身体作りのお手伝いをします。
診療科
基本診療時間
時間外施術については可能な限り対応致します。
休診日
土曜(不定休)
住所・連絡先
鹿児島県鹿児島市上竜尾町48-11
TEL: 099-248-8049
永井郁子 院長プロフィール
永井郁子 院長略歴
歯科衛生士
鹿児島県鍼灸マッサージ師会会員
1961年生まれ
山口県下関市出身
鹿児島鍼灸専門学校卒業
歯科衛生士として勤務後、東洋医学に興味を持ち鍼灸学校へ
女性が受診しやすい鍼灸院を目指して開院。
趣味は料理と掃除。ガーデニング、愛犬と遊ぶ事。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
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パイオネックスについて詳しく教えてください
相談者 アリエス さん(41歳) 不妊治療を初めて3年になります。鍼灸で妊娠率があがることを知りましたが、2点お聞きしたいことがあります。1点目は、パイオネックスをしてますが、効き目はどれくらいですか? 2点目は、凍結胚盤胞と凍結桑実期胚を戻した3日後と8日後 に三陰交とおへそ周り4か所、腰に4か所パイオネックスをしましたが、結果は陰性でした。戻した後はお腹周りを鍼灸などで触らないほうがいいと聞き、今後も治療を続ける予定なので不安になっています。○ 子宮内膜症、子宮線筋症 ○ 月経前に下腹部や側腹部をさわると硬い○ 不眠で夢をよく見る○ 卵や子宮内膜の条件が良くても着床しにくい 東洋医学は病状だけではなく体の中のさまざまな反応を見極めて治療する 近年ART(生殖補助医療)を受ける方が多くなっています。当院では不妊治療の方へは刺激のある鍼は行わずパイオネックスを使用しています。臍下丹田(おへその下辺り)、八髎(仙骨の辺り)、三陰交(内くるぶし上辺り)にパイオネックスを使用し、温灸・サンビーマー(温熱治療)を組み合わせた治療法です。刺激の少ないパイオネックスはART(生殖補助医療)を受けている方でも問題なく行えると思います。妊娠力を高めるには気を補い、めぐりをよくする漢方薬や生活養生(生活習慣の改善)が必要となります。アリエスさんは「気」のめぐりが悪い「気滞」の症状ではないでしょうか。「気滞」とは、ストレスや緊張した状態が続いたことで、「気」のめぐりが悪くなり体にさまざまなトラブルをおこす状態です。 鍼灸に加えて食事などの生活養生も行って治療効果が全身で実感できる体質に変える 「気」は、体と心を元気にする、子宮や卵巣の働きを高める、血液や栄養を体のすみずみに運ぶ、体を温める、体を外敵から守る働きがあります。日常生活も見直してみてください。好きな音楽を聞く、鍼灸で体を温める、軽いマッサージを受けるなど、リラックスする時間を作りましょう。大根、シソ、玉ネギ、セロリ、春菊などの食材は気滞を改善する効果があると言われていますので、積極的に取り入れた食事を。反対に甘い物、脂っこい物は気の流れをとどこおらせる原因になるので気をつけましょう。東洋医学は体質を改善し高める医学です。神経や内臓、筋肉はお互いに連携しあってひとつのシステムとして働いています。病状だけではなく体の中のさまざまな反応を見極めて体全体を診ていきます。ですから鍼灸に加えて食事などの生活養生のアドバイスも行って、効果が全身で実感できる体質に変える治療なのです。 永井 郁子先生 歯科衛生士から東洋医学に興味を持ち鍼灸師へ。鍼灸は全身治療なので肌の露出も多くなることから、女性が安心して治療を受けられる女性専用の鍼灸を開院。サンビーマー(温熱療法)を取り入れ、冷え性、不妊症など女性に優しい治療を行っている。 相談者 アリエス さん(41歳) 不妊治療を初めて3年になります。鍼灸で妊娠率があがることを知りましたが、2点お聞きしたいことがあります。1点目は、パイオネックスをしてますが、効き目はどれくらいですか? 2点目は、凍結胚盤胞と凍結桑実期胚を戻した3日後と8日後 に三陰交とおへそ周り4か所、腰に4か所パイオネックスをしましたが、結果は陰性でした。戻した後はお腹周りを鍼灸などで触らないほうがいいと聞き、今後も治療を続ける予定なので不安になっています。○ 子宮内膜症、子宮線筋症 ○ 月経前に下腹部や側腹部をさわると硬い○ 不眠で夢をよく見る○ 卵や子宮内膜の条件が良くても着床しにくい 東洋医学は病状だけではなく体の中のさまざまな反応を見極めて治療する 近年ART(生殖補助医療)を受ける方が多くなっています。当院では不妊治療の方へは刺激のある鍼は行わずパイオネックスを使用しています。臍下丹田(おへその下辺り)、八髎(仙骨の辺り)、三陰交(内くるぶし上辺り)にパイオネックスを使用し、温灸・サンビーマー(温熱治療)を組み合わせた治療法です。刺激の少ないパイオネックスはART(生殖補助医療)を受けている方でも問題なく行えると思います。妊娠力を高めるには気を補い、めぐりをよくする漢方薬や生活養生(生活習慣の改善)が必要となります。アリエスさんは「気」のめぐりが悪い「気滞」の症状ではないでしょうか。「気滞」とは、ストレスや緊張した状態が続いたことで、「気」のめぐりが悪くなり体にさまざまなトラブルをおこす状態です。 鍼灸に加えて食事などの生活養生も行って治療効果が全身で実感できる体質に変える 「気」は、体と心を元気にする、子宮や卵巣の働きを高める、血液や栄養を体のすみずみに運ぶ、体を温める、体を外敵から守る働きがあります。日常生活も見直してみてください。好きな音楽を聞く、鍼灸で体を温める、軽いマッサージを受けるなど、リラックスする時間を作りましょう。大根、シソ、玉ネギ、セロリ、春菊などの食材は気滞を改善する効果があると言われていますので、積極的に取り入れた食事を。反対に甘い物、脂っこい物は気の流れをとどこおらせる原因になるので気をつけましょう。東洋医学は体質を改善し高める医学です。神経や内臓、筋肉はお互いに連携しあってひとつのシステムとして働いています。病状だけではなく体の中のさまざまな反応を見極めて体全体を診ていきます。ですから鍼灸に加えて食事などの生活養生のアドバイスも行って、効果が全身で実感できる体質に変える治療なのです。 永井 郁子先生 歯科衛生士から東洋医学に興味を持ち鍼灸師へ。鍼灸は全身治療なので肌の露出も多くなることから、女性が安心して治療を受けられる女性専用の鍼灸を開院。サンビーマー(温熱療法)を取り入れ、冷え性、不妊症など女性に優しい治療を行っている。
2015.4.28
コラム 不妊治療
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パイオネックスについて詳しく教えてください
JINEKO事務局さん(14歳)アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。 【アリエスさん(41歳)】 不妊治療を初めて3年になります。 鍼灸で妊娠率があがることを知りましたが、2点お聞きしたいことがあります。 1点目は、パイオネックスをしてますが、効き目はどれくらいですか? 2点目は、凍結胚盤胞と凍結桑実期胚を戻した3日後と8日後に三陰交とおへそ周り4 か所、腰に4 か所パイオネックスをしましたが、結果は陰性でした。戻した後はお腹周りを鍼灸などで触らないほうがいいと聞き、今後も治療を続ける予定なので不安になっています。 主な症状 ・子宮内膜症、子宮線筋症 ・月経前に下腹部や側腹部をさわると硬い ・不眠で夢をよく見る ・卵や子宮内膜の条件が良くても着床しにくい 永井郁子 先生 (もぐさ鍼灸院) 鍼灸師 歯科衛生士 鹿児島県鍼灸マッサージ師会会員 1961年生まれ 山口県下関市出身 鹿児島鍼灸専門学校卒業 歯科衛生士として勤務後、東洋医学に興味を持ち鍼灸学校へ 女性が受診しやすい鍼灸院を目指して開院。 趣味は料理と掃除。ガーデニング、愛犬と遊ぶ事。 ≫ もぐさ鍼灸院パイオネックスは血流の改善と東洋医学的には気の流れも整えていきます。 効果としては、鎮痛、血流の改善、自律神経の調整、筋の緊張緩和、ホルモンバランスの調整、免疫力の亢進などです。 鍼で体の反応をピンポイントでとらえることにより、さまざまな方向から血流を改善します。また、軽い皮膚刺激は交感神経を抑制する働きがあります。 近年ART(生殖補助医療)を受ける方が多くなっています。 当院では不妊治療の方へは刺激のある鍼は行わずパイオネックスを使用しています。 臍下丹田(おへその下辺り)、八髎(仙骨の辺り)、三陰交(内くるぶし上辺り)にパイオネックスを使用し、温灸・サンビーマー(温熱治療)を組み合わせた治療法です。 刺激の少ないパイオネックスはART(生殖補助医療)を受けている方でも問題なく行えると思います。 妊娠力を高めるには気を補い、めぐりをよくする漢方薬や生活養生(生活習慣の改善)が必要となります。 アリエスさんは「気」のめぐりが悪い「気滞」の症状ではないでしょうか。 「気滞」とは、ストレスや緊張した状態が続いたことで、「気」のめぐりが悪くなり体にさまざまなトラブルをおこす状態です。 「気」は、体と心を元気にする、子宮や卵巣の働きを高める、血液や栄養を体のすみずみに運ぶ、体を温める、体を外敵から守る働きがあります。 日常生活も見直してみてください。好きな音楽を聞く、鍼灸で体を温める、軽いマッサージを受けるなど、リラックスする時間を作りましょう。 大根、シソ、玉ネギ、セロリ、春菊などの食材は気滞を改善する効果があると言われていますので、積極的に取り入れた食事を。反対に甘い物、脂っこい物は気の流れをとどこおらせる原因になるので気をつけましょう。 東洋医学は体質を改善し高める医学です。神経や内臓、筋肉はお互いに連携しあってひとつのシステムとして働いています。 病状だけではなく体の中のさまざまな反応を見極めて体全体を診ていきます。 ですから鍼灸に加えて食事などの生活養生のアドバイスも行って、効果が全身で実感できる体質に変える治療なのです。
2014.2.14
専門医Q&A 漢方・鍼灸