太極堂はり灸院 ジネコ取材済
太極堂はり灸院
東京都大田区上池台3-28-17
当院は、西洋医学とは異なった東洋医学(伝統医学)独特の考え方『陰陽五行』を用いて、不妊症の原因(体質)を見つけ出します。
原因となる体質(証)を改善する治療をしていき、東洋医学の基本的な考え方や生殖理論に、西洋医学から見た月経のメカニズムをあわせて、お一人お一人の月経周期のリズムに合わせた治療を行います。
急なAIH、採卵、移植時の鍼灸治療にもできるだけ対応致します。
診療科
基本診療時間
完全予約制
休診日
不定期 ※ホームページ予約表からご確認ください
住所・連絡先
東京都大田区上池台3-28-17
TEL: 03-3726-6008
岩崎千晶 鍼灸師プロフィール
岩崎千晶 鍼灸師略歴
また、3時間待ちで3分治療の病院で、聞きそびれたこと、聞き忘れたことなど、不妊治療に関するご質問にもお答えすることができます。 私の知識で及ばないご質問の場合は、医師からフイ-ドバックの後、お答え致します。
院長 岩崎千晶
鍼灸師(国家資格)
日本生殖医療心理カウンセリング学会会員
NPO法人日本健康太極拳協会 健康太極拳指導士
楊名時太極拳 師範
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
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冷房で体を冷やしてから月経が2か月に1度に。体を温めても月経周期が元に戻らない
相談者 しゅう さん(37歳) 【不妊の原因:高齢・多嚢胞性卵巣症候群・月経不順・無月経】 ○息ぎれをしやすい ○月経が乱れやすい ○月経前になると乳房や下腹部が張る ○ゲップやおならが出やすい ○めまいや立ちくらみがよくある ○目がかすんだり疲れる ○肩こりや頭痛が慢性的にある ○とくにおなかや下半身が冷える 鍼灸で「気滞」や「血瘀」の状態を改善し月経周期を整えスムーズな排卵を促す 1年にも渡り月経不順が続くととても心配になりますね。体質チェックから推察しますと、現在のお体の状態は「血瘀」のように思われます。全身に栄養を与える「血」の流れが悪くなり、渋滞を起こしているのです。そのため月経不順がおこっているのですね。 この状態が起きたのは1年前からのようですが、そのころ体を冷やしたのと同時に大きなストレスを感じたことはありませんでしたか? ストレスにより「気」の流れがとどこおり、それが引き金となって「血瘀」の状態を引きおこしたとも考えられます。 気の流れを整えるためのセルフケアー 体を温めるのはとてもいいことなので、ぜひ続けてください。同時に「気」の流れを良くするために、次の4つのことに気を付けてみましょう。 1) 治療のことや人間関係、将来のことなどを考えすぎず、「くよくよイライラ」を少し減らしてみましょう。 2) 私たちの生活はどんどん便利になっていますので、意識しないと最低限必要な運動ができなくなってきています。仕事場では一日パソコンの前に座りっぱなしで、歩くのは行き帰りのみという方や、家にいるときはほとんど外出しないという方もいらっしゃいます。運動不足と思われる場合は、特別な運動をされる必要はありませんので「歩く時間」を増やしてみましょう。 3) 朝起きたときや寝る前、仕事の合間など、気分転換に呼吸法を取り入れてみましょう。4カウント吸って、8カウント吐くというように、長くゆっくり息を吐く呼吸法をおすすめします。いつでもどこでもできますし、とても簡単ですのでぜひやってみてくださいね。呼吸法は心と身体の栄養になります。 4) お風呂もゆっくり入りましょう。5~10分ほど浸かっていられる温度にして、入浴してください。 鍼灸には卵子の質を上げる力があることを治療経験をとおして実感している 鍼灸治療は、自律神経のバランスを整え、心と体を緩め、「気血」の流れを整えることを得意としています。その結果、「気滞」や「血瘀」の状態を改善し月経周期を整えられます。そうなれば、排卵も安定してきます。 エビデンスはありませんが、経験値から卵子の質も上がっていくように思います。自宅でのお灸も効果がありますよ。思うように進まなくて、お辛い日々が続いていると思いますが、もう少し時間をかけてみてくださいね。 岩崎 千晶先生 予測のつきにくい不妊治療に対応するために、いつでも予約を受けられるよう14年前に自宅併設の女性専門鍼灸院を開設。木場公園クリニックで、週一日、「鍼灸治療」を受け持っている。生殖医療相談士の資格も取得し、患者様のストレスの軽減に努めている。 相談者 しゅう さん(37歳) 【不妊の原因:高齢・多嚢胞性卵巣症候群・月経不順・無月経】 ○息ぎれをしやすい ○月経が乱れやすい ○月経前になると乳房や下腹部が張る ○ゲップやおならが出やすい ○めまいや立ちくらみがよくある ○目がかすんだり疲れる ○肩こりや頭痛が慢性的にある ○とくにおなかや下半身が冷える 鍼灸で「気滞」や「血瘀」の状態を改善し月経周期を整えスムーズな排卵を促す 1年にも渡り月経不順が続くととても心配になりますね。体質チェックから推察しますと、現在のお体の状態は「血瘀」のように思われます。全身に栄養を与える「血」の流れが悪くなり、渋滞を起こしているのです。そのため月経不順がおこっているのですね。 この状態が起きたのは1年前からのようですが、そのころ体を冷やしたのと同時に大きなストレスを感じたことはありませんでしたか? ストレスにより「気」の流れがとどこおり、それが引き金となって「血瘀」の状態を引きおこしたとも考えられます。 気の流れを整えるためのセルフケアー 体を温めるのはとてもいいことなので、ぜひ続けてください。同時に「気」の流れを良くするために、次の4つのことに気を付けてみましょう。 1) 治療のことや人間関係、将来のことなどを考えすぎず、「くよくよイライラ」を少し減らしてみましょう。 2) 私たちの生活はどんどん便利になっていますので、意識しないと最低限必要な運動ができなくなってきています。仕事場では一日パソコンの前に座りっぱなしで、歩くのは行き帰りのみという方や、家にいるときはほとんど外出しないという方もいらっしゃいます。運動不足と思われる場合は、特別な運動をされる必要はありませんので「歩く時間」を増やしてみましょう。 3) 朝起きたときや寝る前、仕事の合間など、気分転換に呼吸法を取り入れてみましょう。4カウント吸って、8カウント吐くというように、長くゆっくり息を吐く呼吸法をおすすめします。いつでもどこでもできますし、とても簡単ですのでぜひやってみてくださいね。呼吸法は心と身体の栄養になります。 4) お風呂もゆっくり入りましょう。5~10分ほど浸かっていられる温度にして、入浴してください。 鍼灸には卵子の質を上げる力があることを治療経験をとおして実感している 鍼灸治療は、自律神経のバランスを整え、心と体を緩め、「気血」の流れを整えることを得意としています。その結果、「気滞」や「血瘀」の状態を改善し月経周期を整えられます。そうなれば、排卵も安定してきます。 エビデンスはありませんが、経験値から卵子の質も上がっていくように思います。自宅でのお灸も効果がありますよ。思うように進まなくて、お辛い日々が続いていると思いますが、もう少し時間をかけてみてくださいね。 岩崎 千晶先生 予測のつきにくい不妊治療に対応するために、いつでも予約を受けられるよう14年前に自宅併設の女性専門鍼灸院を開設。木場公園クリニックで、週一日、「鍼灸治療」を受け持っている。生殖医療相談士の資格も取得し、患者様のストレスの軽減に努めている。
2015.4.3
コラム 妊活
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体質改善アドバイス
JINEKO事務局さん(14歳)アンケートにてお寄せ頂いたご相談について、ジネコが先生に聞いてきました。 【まひくるさん(39歳)】 気になる症状から体質改善のアドバイスをお願いします。 気になる主な症状 ・高温期に体温が低くなる日が多く不安定 ・高温期の途中で陥落が見られる、高温期が短い(10日未満) ・卵や子宮内膜の条件が良くても着床しにくい ・体温が上下に変動が激しい ・いつ排卵したかわかりにくい ・足腰のだるさや冷えを感じる ・着床してもすぐに流れてしまう 岩崎千晶 先生 (太極堂はり灸院) 長年の治療経験から培った確実な知識から、東洋医学的に考えられる不妊の原因を究明し、 鍛練を重ねた技術を駆使することで、一人でも多くの患者様に笑顔をお届けしたいと思っております。 また現在の不妊治療において高度生殖医療などの西洋医学の知識は欠かせません。 日進月歩の生殖医療医学を学ぶことを怠らないとともに、不妊治療、周産期医療と多くの経験を積まれた産婦人科医師の力も借りて、西洋医学との融合を図っています。 また、3時間待ちで3分治療の病院で、聞きそびれたこと、聞き忘れたことなど、不妊治療に関するご質問にもお答えすることができます。 私の知識で及ばないご質問の場合は、医師からフイ-ドバックの後、お答え致します。 院長 岩崎千晶 鍼灸師(国家資格) 日本生殖医療心理カウンセリング学会会員 NPO法人日本健康太極拳協会 健康太極拳指導士 楊名時太極拳 師範 ≫ 太極堂はり灸院基礎体温は舌下で計るうえ、睡眠時間や外気温に左右されやすいので、正確な排卵状況を把握することが難しいのではないかと考えています。 そこで基礎体温の不安定な状態が続く方には、月経3日目に婦人科を受診し、FSH( 卵巣刺激ホルモン)、LH( 黄体形成ホルモン)、E2( エストラジオール)、P4( 黄体ホルモン) などのホルモン値を測定し、毎周期きちんと排卵しているかどうかを調べることをおすすめしています。 スムーズな排卵があるにもかかわらず妊娠に結びつかない方と、排卵が不安定な方では部分的な治療方法は違いますが、初めはどちらの場合も体全体を整える治療を行います。 自然現象や人的なストレス、そして赤ちゃんが授かりにくいという不安は大変なもの。 これらによって乱れた自律神経のバランスを整え、本来働くべき体の機能が正しく働くよう丈夫な体作りを目指します。 その後、それぞれの体質や、現在の状態( 証) に合わせた部分的な治療を行います。多くの方が腎虚と肝虚の状態あるので、それらの経絡の不調と気血水のめぐりを整えていく治療となります。 弊院の治療に加え、治療の効果を継続させるために、腰背部に鍼を貼って帰っていただいたり( 置き鍼)、自宅でのお灸もお願いしています。 また、ご自身の生活の見直しもお願いしています。 食事のバランスは整っているか、運動、散歩などを積極的に取り込んでいるか、お風呂にはゆっくりつかっているか、冷えを誘発するような癖はないかなど、お話しをうかがいながら妊娠に適したしっかりとした体を作るためにアドバイスをしています。 周期的には、排卵前は卵巣の血流を高めて良い卵を作るため、排卵期は着床をうながすフカフカの内膜を作るため、排卵後は妊娠へ導くためなど、それぞれの時期に合わせた部分鍼灸を行います。 残念ながら鍼による効果のエビデンスは、体外受精の際の着床率が高まるという件のみしかありませんが、経験から良い卵を作る効果もあると実感しています。
2014.5.14
専門医Q&A 漢方・鍼灸