いがらしクリニック ジネコ取材済
茨城県龍ケ崎市栄町4659-3
婦人科 / 不妊治療
いがらしクリニック
茨城県龍ケ崎市栄町4659-3
50年間産婦人科診療をこの地で行ってきました。そして平成24年から、不妊症を中心にした産婦人科クリニックに生まれ変わりました。予防接種、ピル、子宮癌、乳癌検診、骨粗しょう症の検査など、女性の一生をサポートするよう努めています。
10時前可土曜も診療漢方・鍼灸ジネコ推奨サプリ取り扱いキッズルーム有駐車場完備フリーマガジン配布一般婦人科性感染症更年期障害すべて見る
診療科
婦人科
不妊治療
基本診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | |||
14:00~17:30 | ○ | ○ | ○ | ○ |
婦人科初診・お久しぶりの方は土曜日の診察をお受けしておりません。
休診日
木曜・土曜午後・日曜・祝日
住所・連絡先
茨城県龍ケ崎市栄町4659-3
TEL: 0297-62-0936
不妊
不妊症の初めての方はまずお話をお聞きして、今後の治療方針を決定いたします。
基礎体温の測定方法や漢方薬・ビタミン(葉酸)、AMHの相談でも結構です。
一般不妊治療は、タイミング指導、基礎検査、(内分泌検査、免疫検査、卵管造影など)、漢方療法、排卵誘発、洗浄濃縮精子を使ったAIH(人工授精)を行ないます。
次のステップはART(高度生殖医療)と言われています。体外受精(IVF)、顕微授精(ICSI)、胚凍結等の特殊不妊治療となります。
当院は日本産科婦人科学会および茨城県の特定不妊治療助成制度指定病院です。
当院には胚培養士、不妊コーディネーターおよび不妊カウンセラーが在籍しております。
当院では胚移植の際、リフレクソロジーおよびアロマテラピーを施しております。心身ともにリラックスしていただくことで、妊娠しやすくなると考えています。
婦人科・女性内科
不正出血、月経異常、子宮筋腫、子宮内膜症の検査や治療はもちろん、思春期外来や更年期にともなう肩こり、神経症状、尿漏れ、高脂血症などのご相談にも対処いたします。
子宮筋腫、子宮内膜症、子宮脱、子宮癌など手術が必要な場合は責任を持って適切な病院へ紹介いたします。
骨粗しょう症
閉経後の女性は骨がもろくなる骨粗しょう症になりやすくなり、転んだりして骨折しやすくなります。更年期後、老後を元気にすごせるように検査いたします。この病気の人には、骨が丈夫になる薬を処方いたします。当院の検査は手のレントゲンを一枚撮り、当日オンラインで診断結果が判明いたします。
五十嵐 俊夫 院長プロフィール
当クリニックは、50年間産婦人科診療をこの地で行ってきました。
そして平成24年から、不妊症を中心にした産婦人科クリニックに生まれ変わりました。
不妊症のファーストステップとして基礎検査、タイミング指導を中心に治療いたします。
セカンドステップは濃縮洗浄人工授精(AIH)を行います。
そしてサードステップは体外受精、顕微授精、胚凍結等を行います。
従来どおり不正出血、おりものの異常、月経不順、PMS、月経痛、妊娠診断、更年期など産婦人科全般の診療も行います。
また予防接種、ピル、子宮癌、乳癌検診、骨粗しょう症の検査など、女性の一生をサポートするよう努めています。
皆様お気軽にご相談ください。
五十嵐 俊夫 院長略歴
平成5年 日本医科大学大学院卒業 医学博士取得
日本医科大学千葉北総病院を経て平成13年より現職
産婦人科専門医、母体保護法指定医
内科、小児科
風邪や湿疹など子供からお年寄りまで女性の健康をサポートいたします。高血圧、高脂血症などの検査や薬を処方します。
心臓や脳、胃カメラ、耳鼻科、眼科など専門的な病気や重い方は近くの診療所や龍ヶ崎済生会病院、JAとりで総合医療センター、土浦協同病院、日本医大千葉北総病院、東京医大茨城医療センター、筑波大などに紹介いたします。紹介、逆紹介、セカンドオピニオンも承っています。
予防接種
各種予防接種、インフルエンザ、肺炎などの予防接種を随時行なっています。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
-
ホルモン補充をしない医師。転院したほうがいいですか?
皆さんの治療に関する相談を全国のドクターにお聞きして、誌面でアドバイスをお届けする人気企画「ジネコ セカンドオピニオン」。ジネコの応援ドクターが丁寧にお答えいたします
2020.1.6
コラム 不妊治療
-
サプリメントで体も心も楽に!【サプリを摂るとどうなるの?】
サプリメントに関するドクターインタビュー! 今回はいがらしクリニックの五十嵐俊夫先生にサプリメントの摂取に関してお話をうかがいました!
2019.7.24
コラム 妊活
-
黄体機能不全でのIVF
黄体機能不全でのIVF 五十嵐 俊夫 先生(いがらしクリニック) 相談者:シャネさん(29歳) 黄体機能不全でのIVF 不妊治療を4年続けています。かつては30歳までには出産したいと夢見ていましたが、かれこれ4年経ってしまい、30歳目前となってしまいました。周囲が次々と妊娠・出産するのを見て、毎日家で泣いてばかりで疲れてしまいました。夫にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。子連れを見てひがんでしまう自分もすごく嫌いで、子宝グッズが溜まる一方の生活にも飽き飽きしました。 これからIVF(体外受精)に進むつもりなのですが、私は黄体機能不全です。黄体機能不全の方で、体外受精で妊娠され、出産された方がいましたら、何度目のIVFで妊娠されたのかが知りたいです。 黄体機能不全はIVFの妨げになりますか。 IVFで黄体機能不全が問題になるのは、新鮮胚移植を行うときとホルモン補充周期で凍結胚融解移植を行うときです。この場合は誰でもみんな黄体機能不全になると考えられています。すでに不妊治療で通院されているのなら、今までのデータも参考にして担当医がきちんと黄体ホルモンを補充してコントロールしてくれるので、安心してください。黄体機能不全であっても、妊娠・出産された方はたくさんいらっしゃいますから、大いに希望を持ってIVFに進んでください。 黄体機能不全は不妊の原因になり得ますか。 一般的にはこれまで、基礎体温の高温期が12日より短い、0.3℃以上体温が上がらない、プロゲステロンの数値が10以下などであると、黄体機能不全と診断されてきました。そのため、改善のために黄体ホルモンを補充するなどしてきたのですが、実は近年では「黄体機能不全」という概念そのものがなくなりつつあります。 なぜなら、黄体ホルモンは1日の内でも変動が激しく、正確な数値を測るのがとても困難で、診断を下すのが難しいからです。2015年に発表された論文でも、「不妊を引き起こす独立した疾患としての黄体機能不全は確認されていない」と報告されました。 黄体機能の異常は存在しますが、甲状腺機能の異常、乳漏症といった疾患をともなわない限りは、黄体機能不全は治療の対象になりません。自然周期においても、「黄体機能不全症に対する治療を試みても、妊娠率の上昇は得られない」と論文は述べています。 つまり、甲状腺機能異常によるTSHの上昇や乳漏症によるプロラクチンの上昇は、黄体機能不全を起こし不妊の原因になり得ますが、それ以外は治療の対象とはならないのです。 今後の治療において、相談者さんにアドバイスを! シャネさんは治療期間が4年で、「これからIVFに進む」とありますが、これまでどのような治療をされてきたのでしょうか? ご主人の精子データをはじめ、検査結果の記載がないので何とも言えませんが、必要な検査はきちんと受けて、担当医とよく話し合うことが大切です。もしかしたら、「まだ20代だから」とちょっと治療をお休みしたりされていたのかもしれませんね。きちんと通院したのに結果が出ずに「毎日泣いてばかり」ということでしたら、気持ちを前向きに切り替えてIVFに進んでください。 ストレスは、不妊はもちろん健康を脅かす大敵ですから、どうか明るい家庭を心がけ、ご主人とも仲良くしてください。 五十嵐先生より まとめ 黄体機能不全は、妊娠の妨げとなる決定的な疾患ではなくなりました。IVFに進むにあたってはホルモンのコントロールも同時に行われるので、黄体機能不全を問題視する必要はありません。心配し過ぎず、担当医とよく話し合って治療を進めてください。 [無料]気軽にご相談ください お話を伺った先生のご紹介 五十嵐 俊夫 先生(いがらしクリニック 院長) 産婦人科専門医、日本生殖医学会会員、母体保護法指定医。昭和60年埼玉医科大学卒業、日本医科大学産婦人科入局。平成5年 日本医科大学大学院卒業、医学博士取得。日本医科大学千葉北総病院を経て平成13年より現職。一般不妊、高度生殖医療はもとより、更年期や婦人科系がん検診などにも手厚く、女性の一生を幅広くサポート。ご趣味はスポーツ全般で、フルマラソン5回完走。この夏休みは約30年ぶりに米国カリフォルニア州で過ごされ、トレッキングや湖畔でのキャンプなどで自然を満喫されたそう。 ≫ いがらしクリニック 黄体機能不全でのIVF 五十嵐 俊夫 先生(いがらしクリニック) 相談者:シャネさん(29歳) 黄体機能不全でのIVF 不妊治療を4年続けています。かつては30歳までには出産したいと夢見ていましたが、かれこれ4年経ってしまい、30歳目前となってしまいました。周囲が次々と妊娠・出産するのを見て、毎日家で泣いてばかりで疲れてしまいました。夫にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。子連れを見てひがんでしまう自分もすごく嫌いで、子宝グッズが溜まる一方の生活にも飽き飽きしました。 これからIVF(体外受精)に進むつもりなのですが、私は黄体機能不全です。黄体機能不全の方で、体外受精で妊娠され、出産された方がいましたら、何度目のIVFで妊娠されたのかが知りたいです。 黄体機能不全はIVFの妨げになりますか。 IVFで黄体機能不全が問題になるのは、新鮮胚移植を行うときとホルモン補充周期で凍結胚融解移植を行うときです。この場合は誰でもみんな黄体機能不全になると考えられています。すでに不妊治療で通院されているのなら、今までのデータも参考にして担当医がきちんと黄体ホルモンを補充してコントロールしてくれるので、安心してください。黄体機能不全であっても、妊娠・出産された方はたくさんいらっしゃいますから、大いに希望を持ってIVFに進んでください。 黄体機能不全は不妊の原因になり得ますか。 一般的にはこれまで、基礎体温の高温期が12日より短い、0.3℃以上体温が上がらない、プロゲステロンの数値が10以下などであると、黄体機能不全と診断されてきました。そのため、改善のために黄体ホルモンを補充するなどしてきたのですが、実は近年では「黄体機能不全」という概念そのものがなくなりつつあります。 なぜなら、黄体ホルモンは1日の内でも変動が激しく、正確な数値を測るのがとても困難で、診断を下すのが難しいからです。2015年に発表された論文でも、「不妊を引き起こす独立した疾患としての黄体機能不全は確認されていない」と報告されました。 黄体機能の異常は存在しますが、甲状腺機能の異常、乳漏症といった疾患をともなわない限りは、黄体機能不全は治療の対象になりません。自然周期においても、「黄体機能不全症に対する治療を試みても、妊娠率の上昇は得られない」と論文は述べています。 つまり、甲状腺機能異常によるTSHの上昇や乳漏症によるプロラクチンの上昇は、黄体機能不全を起こし不妊の原因になり得ますが、それ以外は治療の対象とはならないのです。 今後の治療において、相談者さんにアドバイスを! シャネさんは治療期間が4年で、「これからIVFに進む」とありますが、これまでどのような治療をされてきたのでしょうか? ご主人の精子データをはじめ、検査結果の記載がないので何とも言えませんが、必要な検査はきちんと受けて、担当医とよく話し合うことが大切です。もしかしたら、「まだ20代だから」とちょっと治療をお休みしたりされていたのかもしれませんね。きちんと通院したのに結果が出ずに「毎日泣いてばかり」ということでしたら、気持ちを前向きに切り替えてIVFに進んでください。 ストレスは、不妊はもちろん健康を脅かす大敵ですから、どうか明るい家庭を心がけ、ご主人とも仲良くしてください。 五十嵐先生より まとめ 黄体機能不全は、妊娠の妨げとなる決定的な疾患ではなくなりました。IVFに進むにあたってはホルモンのコントロールも同時に行われるので、黄体機能不全を問題視する必要はありません。心配し過ぎず、担当医とよく話し合って治療を進めてください。 [無料]気軽にご相談ください お話を伺った先生のご紹介 五十嵐 俊夫 先生(いがらしクリニック 院長) 産婦人科専門医、日本生殖医学会会員、母体保護法指定医。昭和60年埼玉医科大学卒業、日本医科大学産婦人科入局。平成5年 日本医科大学大学院卒業、医学博士取得。日本医科大学千葉北総病院を経て平成13年より現職。一般不妊、高度生殖医療はもとより、更年期や婦人科系がん検診などにも手厚く、女性の一生を幅広くサポート。ご趣味はスポーツ全般で、フルマラソン5回完走。この夏休みは約30年ぶりに米国カリフォルニア州で過ごされ、トレッキングや湖畔でのキャンプなどで自然を満喫されたそう。 ≫ いがらしクリニック
2017.10.16
コラム 不妊治療