医療法人愛育会 愛育病院 ジネコ取材済

神奈川県大和市南林間2-14-13
婦人科 / 不妊治療 / 産科

医療法人愛育会 愛育病院

神奈川県大和市南林間2-14-13

優しさと安心をモットーにしています 病院イメージいつも笑顔で喜んでいただけるよう、スタッフが一丸となって心の通った医療やサービスを提供しています

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診療科

婦人科
不妊治療
産科

基本診療時間

診療時間
8:30〜11:30
13:30~16:00

外来診察は予約制です。インターネット(携帯電話・パソコン)にてご利用登録をおこない、予約をお取りください。

休診日

日曜日・祝日

住所・連絡先

神奈川県大和市南林間2-14-13 TEL: 046-274-0077
FAX: 04-276-4172

分娩

分娩にはさまざまな方法があります。

 

◆自然分娩

陣痛の始まりから出産まで自然の経過で待つ方法です。陣痛が始まってから、または破水がおこってからご入院していただきます。適時診察や分娩監視装置による胎児の状態を管理しながら誕生を待ちます。

 

◆計画分娩

出産の日をあらかじめ決めて前日にご入院していただきます。陣痛促進剤を使用して出産する方法です。

 

◆無痛分娩

分娩イメージ出産の日をあらかじめ決めて前日にご入院していただきます。硬膜外麻酔を使用し陣痛の痛みを9割以上取り除いた状態で出産する方法です。 当院では、現在80〜85%の方がこの方法で出産され大変好評です。 ※出産日の決定は36週以降、外来担当医師の診察により、子宮口や胎児の状態、合併症の有無などを総合して決定されます。

栄養相談

体重管理を目的とするだけでなく、つわり・貧血・妊娠高血圧症候群などの場合も栄養相談(悪阻食・貧血食・減塩食・偏食改善)を行っております。妊娠中は、ふだんの体とは違うさまざま変化が起こります。気をつけなければいけないこともたくさんあります。妊娠というすばらしいきっかけを機に、健康な食生活を見直していただけたらと思います。

出産後も、一生付き合っていく食事。できることを一緒に見つけ、続けられるお手伝いをしたいと思っています。

母乳外来・退院後のご相談

◆母乳外来

母乳外来イメージ乳腺炎などのトラブルのケアをしながら、助産師がひとりひとりにあったアドバイスをしています。 授乳についての心配がありましたら、お気軽にご相談ください。 ご予約に関しましてはお問い合わせ下さい。

 

◆退院後のご相談

産後のママと赤ちゃん専用の相談窓口を設けています。 経験豊かなスタッフが、アドバイスしますので、お電話にてお気軽にご相談ください。

子宮がん検診

◆子宮がん検査

子宮がんには、子宮頚がんと子宮体がんがあります。 子宮頚がんは、ここ数年間、若い人に増えています。発症初期は無症状ですので、20歳以上の方は定期健診を行うことが早期発見のために必要です。尚、子宮体がんは、不正出血や月経不順などがありましたら是非受診することをお奨めします。

 

◆子宮がんの予防

子宮頚がんは、性行為で感染するHPV(ヒトパピローマウィルス)が原因の一つと考えられています。そのため感染を防ぐことが最大の予防法で、コンドームを使用することで感染の機会は減少します。また、コンドームの使用は、他の感染症(クラミジア、エイズ)のリスクも減らすことが出来るのです。

一方、子宮体がんは卵巣から分泌される女性ホルモンの一つ、エストロゲンが関係しています。生理が順調な方は、毎月子宮内膜がはがれるので、体がんのリスクは少ないのですが、生理不順な方は体がんのリスクが高くなります。

また、糖尿病の方や高血圧の方も子宮体がんになりやすいと言われています。高脂肪、高カロリー食を控え、食生活の改善や適度の運動などで、肥満や高血圧、糖尿病を予防してリスクを減らしましょう

このクリニックに所属する先生やスタッフの皆様のご紹介です。ジネコが取材し、お話を1つ1つお伺いさせていただきました。

岡田 恭芳 院長プロフィール

女性は、思春期、妊娠、出産、更年期そして老年期へと、ライフサイクルを描きます。疾患においてもそれぞれの時期に特有の兆候を示しますが、一生を通じてあなたの健康管理をお手伝いするのが産婦人科です。なかでも妊娠、出産は、女性の一生における最大のイベントであり、ドラマティックな出来事と言えます。

当院では、自然分娩はもちろん、計画分娩、無痛分娩などの中から、あなたと赤ちゃんにとって最良の分娩方法を決めていただいております。当院とのお付合いの中で、さまざまなマザークラスや各種のサービスを進んで受けていただき、お産という素敵なイベントを安心して楽しんでいただければと思います。

また、産婦人科は女性のために、より適切な健康づくりをお手伝いできる場でもあります。病気や出産のときだけでなく、あなたのホームドクターとして、積極的に気軽にお訪ねください。

岡田 恭芳 院長略歴
兵庫県出身
大阪大学医学部卒業後、同附属病院、箕面市立病院産婦人科で研修
一祐会藤本病院産婦人科部長を経て、平成11年より当院へ
平成29年より当院院長・医療法人愛育会理事長
日本産科婦人科学会専門医、医学博士、母体保護法指定医、麻酔科標榜医
人前で教えること(予備校や看護学校の講師経験10年以上)が得意で、当院の母親教室を担当
このクリニックに所属する先生やスタッフの皆様のご紹介です。ジネコが取材し、お話を1つ1つお伺いさせていただきました。

無痛分娩

◆お産の痛みと無痛分娩

陣痛の感じ方には個人差がありますが、お産直前のもっともきつい痛みは、癌や骨折の痛みより強いといわれています。この陣痛を我慢する必要はないという考えから、欧米では無痛分娩があたりまえのように行われています。無痛分娩にはいろいろな方法がありますが、現在もっとも普及しているのは、硬膜外麻酔を利用したものです。

 

◆無痛分娩のすぐれた点は?

1.産痛が10分の1以下におさえられるので、リラックスして余裕をもってお産にのぞむことができます。

2.お産の所要時間が短時間ですむので、疲労感が少なく回復が非常に早くなります。

3.陣痛に対する不安や恐怖感が強い方やパニックになりやすい方は、痛みをおさえることによって、より安全に分娩を行うことができます。

4.緊急時は、そのまま帝王切開も可能となります。特に、ハイリスク分娩の場合に有用です。

 

◆無痛分娩(硬膜外麻酔)の方法

・ベッドに横になって背中を丸めてもらいます。

・背中を消毒し、局所麻酔を行います。

・特殊な針を用いて、硬膜外腔という小さなスペースに細いチューブを留置します。

・局所麻酔薬をチューブから少量ずつ注入して、徐々に麻酔を効かせていきます。

麻酔が効いてくると、意識ははっきりしたままで下半身の感覚がにぶくなってきます。陣痛やお産の痛みはぐっとおさえられますが、胎児の下降感や圧迫感は残り、自分で「お産」をしているという満足感が得られます。

出生前検査(当院で分娩される方のみを対象といたします)

◆出生前検査には何があるの?

当院では、超音波検査・羊水検査・カラードップラー・母体血清マーカー検査(クアトロテスト)を行っています。

 

◆羊水検査で何がわかるの?

子宮に直接針を刺して羊水を採取し、ダウン症などの染色体異常を確定診断する検査です(妊娠16~18週まで)。

■用語説明:「染色体異常」 人間の体を作る細胞の核にある遺伝情報は、46本の染色体(1番~22番の常染色体2本ずつと性染色体2本)に入っています。ダウン症は21番の染色体が1本過剰で3本あり、 21トリソミーといわれます。染色体の数的異常が最も多く、他に18トリソミーなどがあります。

先天異常のうち約10%を占める染色体異常だけしか診断できません。 この検査によって0.3%の確率で流産する恐れがあります。

 

◆クアトロテストで何がわかるの?

母体の血液中にある4つの成分を測定して、染色体異常と開放性神経管奇形を確率診断する検査です(妊娠15~18週)。

■用語説明:「開放性神経管奇形」 胎児の中枢神経の基本構造(神経管)が十分に形成されない状態をいいます。二分脊椎や無脳症などがあります。

 

◆超音波検査で何がわかるの?

妊娠初期は2週間に1回、中期と後期は4週間に1回行っています。妊娠27~29週にカラードップラーや特殊モードによる超音波精密検査を追加することで、胎児の形態異常を詳しく診断しています。ただし、染色体や遺伝子の異常、各臓器の成熟度や機能異常についてはほとんどわかりません。

胎児エコー外来のご案内

◆妊婦健診における胎児超音波検査の意義について

当院では、妊娠初期は2週間に1回、中期と後期は4週間に1回の超音波検査を行い、主に赤ちゃんの発育や付属物(胎盤・羊水・臍帯)の状態をチェックします。また妊娠中期(17~20週)と後期(27~29週)にはカラードップラーや特殊モードによる超音波精密検査を追加することで、赤ちゃんの形態異常を詳しく診断しています。出生前に異常を発見できれば、赤ちゃんにとって最適な分娩施設を選んだり、適切な分娩時期や方法を決定することが可能になります。たとえば先天性心疾患の中には、出生後早い時期に手術が必要になるものがあります。そういった病気がある程度出生前に分かっていれば、新生児の心臓手術ができる施設で分娩を行い、早期の手術に備えることができるのです。

 

◆進化した胎児エコー外来

これまでは検査で異常所見が認められた場合、妊婦さんを北里大学病院や神奈川県立こども医療センターなどに紹介して相談に行っていただく形をとっていました。平成27年6月よりその形をさらに進化させて、北里大学産婦人科講師として胎児診断を専門に行っている金井雄二先生による 『胎児エコー外来』 をはじめました。金井先生は日本周産期・新生児医学会の母体・胎児専門医かつ日本超音波医学会の指導医として、周産期医療の最前線で活躍されています。胎児異常を数多く診断し、その分娩を実際に手がけられた豊富な経験は、これからお産を迎える妊婦さんにとって大いなる安心につながるはずです。

 

◆胎児エコー外来の対象は?

分娩予定日決定後の初期から分娩直前までのすべての妊婦さんが対象です。当院通院中の妊婦さんだけでなく、他施設で分娩予定の妊婦さんも受けつけます。1人平均30分という時間をとり、受診された妊婦さんが安心していただけるようじっくり説明いたします。具体的に何が不安でどんなことを知りたいのか、をあらかじめ考えておかれると有意義な時間となるでしょう。

民間臍帯血バンク

◆臍帯血の保管とは?

臍帯血(さいたいけつ)は、へその緒と胎盤に流れている赤ちゃんの血液です。臍帯血は分娩後に不要となって捨てられてしまうことが多いのですが、お子さまの病気に備えて長期間保管することができ、年々保管する方は増えています。 なお、臍帯血は、分娩時にお母さんと赤ちゃんに負担なく採取できる点もメリットです。

 

◆何に役立つの?

臍帯血には、体のさまざまなもとになる細胞が豊富に含まれています。 民間バンクで保管されているお子さま本人の臍帯血は、再生医療分野での活用が期待され、現在国内外で脳性麻痺や自閉症などに対する治療(研究)が行なわれています。

 

◆公的バンクと民間バンクの違いは?

■公的バンク

公的バンクは、お母さんからの善意で寄付された臍帯血を保管し、第三者の白血病などの治療に役立てられております。なお、そのため提供者である本人には戻ってきません。

■民間バンク

民間バンクで臍帯血を保管する主な目的は再生医療への応用です。民間バンクは、生まれてくる我が子のために有償で臍帯血を保管します。病気の種類や条件が合えば、兄弟姉妹や家族に使える可能性もあります。

新生児聴力検査のすすめ

赤ちゃんの1000人に2人程度は耳が聞こえにくいといわれています。このうち半分は未熟児などのリスクの高い赤ちゃんですが、残りの半分はリスクの低い健康な赤ちゃんです。聴覚の発達には生後6ヶ月までが一番大事な時期で、早期に聴覚の障害を発見できれば、補聴器などの機能補助やリハビリによって普通の子どもと変わらない能力を身につけられます。新生児聴力検査には、耳音響放射法(OAE)と自動聴性脳幹反応(ABR)という2つの方法があり、どちらの検査も全く痛みはなく、検査による害もありません。欧米では、すでにスクリーニング検査として普及しています。

当院では赤ちゃんの入院中に、希望者のみ有料で新生児聴力検査を行っています。この検査にパスすれば、生まれつきの聴覚障害はまず心配ありません。もしパスしなかった場合には、愛育こどもクリニックでの1ヶ月健診時に再検査を行います。それでもパスできない場合には、大学病院の耳鼻科専門医に紹介いたします。

あなたの赤ちゃんにお母さんの声や音楽がちゃんと聞こえていることを確かめる大切な検査です。この新生児聴力検査をぜひおすすめします。

不妊症外来

不妊症とは妊娠を望み、2年以上夫婦生活を営んでいても妊娠しない場合を言います。約10%のカップルが不妊症といわれています。

これらのことをふまえ、20代では2~3年、30代では1年ほど妊娠に恵まれなければ、不妊検査および治療をするのがよいと考えられます。大切なのは受診に際し事前に御夫婦でよく話しあい、子供を望む意思を確認しておくことです。夫婦の協力なくして不妊治療は成り立ちませんので、ぜひお互いに支え合って検査・治療を続けてください。

 

◆愛育レディーズクリニックのご紹介◆

精神的にも強いストレスを伴う不妊治療においては、安心して、リラックスして受診していただける環境づくりがとても大切だと考えています。 姉妹クリニックである愛育レディーズクリニック内には、おだやかな「待つ空間」、そして守られた「プライベート空間」をご用意しました。

不妊に関する素朴な疑問、相談、さらに体外受精、顕微授精、受精卵凍結保存などの高度不妊治療まで、ひとりひとりの患者さまの状況、ニーズを踏まえた、きめこまかな診療を行いたいと思います。

また、最近はご主人もご一緒に来院される場合も多く、ご夫婦双方に十分に納得していただけますよう、できるかぎり詳しいご説明を心がけてまいります。

不妊に悩まれる方々に少しでも早く赤ちゃんを抱いていただく日が訪れますよう、スタッフ一同、心を込めてサポートさせていただきます。

更年期外来

更年期に入った女性の多くは様々な不快な症状を訴えます。その中でもよくあるのはホットフラッシュといったほてりやのぼせです。また多量の発汗や、めまい、息切れ 肩こりなどもよくみられます。さらに身体症状に加えイライラや落ち込み、無気力感など精神的にも不安定な状態が起こります。年齢のせいだからといって我慢せず、ぜひご相談にいらしてください。

医療法人愛育会 愛育病院について

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