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ロング法?アンタゴニスト法?

2008.10.29 06:33    0 1

質問者: みるみるさん(30歳)

こんにちは。お世話になります。
次の周期から2回目の採卵を予定しております。
前回は、初めてということもありロング法でしたが、採れた卵の数は少なかったです。
なので、次回はもう少し多く採れる方法でいきたいのです。
先生によって引き続きロング法を勧められたり、アンタゴニスト法を勧められたりで、迷っています。

アンタゴニスト法も気になっているのですが、採れる卵の数が減ったという方もちらほら見受けられて。
ロング法は注射の量を増やしてもらえれば数も増えるんじゃないのかな・・・という気もします。

本当は数より質なのでしょうが、少ない卵にかけるというのがすごい不安とプレッシャーで・・・。治療でそこが一番怖いのです。

採れる卵の少ない方、経験者の方、よろしくお願いします。

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最初に申し上げますが、高度不妊治療は身体負担が相当あります。
しかも誘発方法には体質によって向き不向きは多大にあります。
日進月歩の医療分野であるが為、残念ながら医師にしても名医、ヤブ、に分かれます。それこそ取扱経験数によっても違うでしょう。
産婦人科という分野の中でも専門はかなり分かれてますので、頭の固い医師程、ホルモン値も無視して数が取れやすいと言われるロング法をしつこく続けたりしがちであるという話もあります。
つまり、この分野の治療を受けるのであれば、患者本人にもある程度の知識は必要であるということです。
少なくとも自分に行われる誘発方法や使用する薬剤、ホルモン値について知識が無ければ医師の言うなりとなってしまうし、その医師のレベルも見えてはきません。
大金と身体的負担を払うのですから、せめて失敗を経験として、同じことを繰り返さない為にも、しっかりと把握されることお勧めします。


ご質問についてですが、誘発方法はそのときのホルモン値や初期卵胞数によって選ばれるべきものです。
漠然と、どちらがよい?というものではありませんし、卵の質についても、体質やホルモン値によってどの誘発方法で良くも悪くもなるものです。
一口で説明できるものではありませんので、どれだけ予備知識があるかによって、お話も違ってくるかと思います。
年齢で比較して、卵数が取れなかった場合、体外へのステップアップ前の誘発経験の有無にも関係がある場合もありますし、体質や卵巣機能の問題も考えられます。


ロング、ショート、アンタゴ、使用する誘発剤やホルモン剤、D3ホルモン値(E2、FSH、LH、P4)、生理直前の初期卵胞数、D3初期卵胞数、最低でもご自身のこれらについてをしっかり把握されるべきでしょう。
方法については検索すればあちこちのクリニックHPなどでも説明がありますし、ホルモン値は医師に聞きましょう。


ロングについて。
ロングの場合、スプレーを使用しますが、これは自己ホルモンを出し切らせて枯渇させた状態を保つ為に使用します。
そして完全に外部からのホルモンだけで卵を育てていきます。
初期卵胞の数だけ育ちます。
ですので、その月の初期卵胞が元々少なければ、いくら注射を増やそうが数が増えることはありません。
また、卵巣機能が弱っている時にスプレーで長期間自己ホルモンを抑制すると、卵巣寿命を縮める?といったお話も・・・・。
アンタゴについて。
スプレーを使用せず、自己分泌するホルモンも利用して卵を育てていきます。
ある程度育ったたところで、誘発剤とアンタゴの注射を併用してLHを抑えます。
アンタゴ注射開始タイミングがずれるとLHを完全に抑えきれずに採卵前に排卵してしまうアクシデントもありえます。
ホルモン値測定をこまめにおこない、LHをしっかり観察する必要があります。
LHについて。
LHは卵を熟成させ排卵を促すホルモンです。排卵直前に分泌がピークとなり、急激に頂点に達することで排卵を誘発しますが、初期からLHがダラダラと分泌されると卵の質を下げるだけでなく、急激に数値が高まらないことで排卵し損ねて未破裂卵胞となる場合もあります。
ダラダラ型である場合、アンタゴは不向きです。

2008.10.29 14:05 73

木枯し(39歳)

2042

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