うーん、PCOSの人がKLCのような自然周期採卵をやるクリニックにいって、自然に育つのを待つっていうのは、治療としてはほとんど無意味じゃないでしょうか。

ご存知だと思いますが、PCOSはたくさん卵胞はできるけど、その中のひとつが大きくならず、良い排卵がおこらない。その結果、排卵周期が長く、無排卵、無月経になるという特徴をもっています。またその他の特徴としては、セロフェンを使ってもE2 の値が大きくならず、卵胞が育たない特徴があります。またLHがFSHより高いLH > FSHという特徴があって、そのために良い卵が育ちにくといわれています。

どうして木場からKLCに転移されたのでしょうか？
たぶん上記の理由から、KLCにいってもセロフェンで卵胞が育たない人には、自然周期の治療（自然に育つのを待つ治療）はまったく効果を発揮しないと思いますよ。

私は重度の排卵障害PCOSで、同系列の自然周期のクリニックに１年以上通いましたがまったく卵胞は育たず。続いて刺激周期をやっている病院に転院しそこで２ヶ月通い、自分にあった誘発をしてもらったら（刺激アンダゴ法）、１回でたくさん凍結胚盤胞ができて次の周期に移植し今妊娠５ヶ月です。そんなことなら、自然周期クリニックになんて１年もダラダラ通わなければよかったと思いました。

あおさんがどのよう理由で木場からKLCに転移されたかわかりませんが、木場のほうが誘発バリエーションがKLCも多いのでそのほうがよかったんじゃないでしょうか？

KLCに通院し、もし卵胞が育たなければ、ラバロといって卵巣の表面を焼く外科手術をすすめられるはずです。PCOの症状というのは、排卵できなかった卵胞が、幾層も卵巣に蓄積されてしまい(LUFの症状）、新しい卵胞が育ちにくいという症状です。ラバロは蓄積された古い卵胞を削りとる（焼き切る）という手術です。

もし自力で排卵できる中程度のPCOであれば、KLCではなくて、刺激周期専門のクリニックにいって、OHSS覚悟で排卵誘発の注射を打ってもらい、卵胞を育てて採卵したほうがいいです。そうすれば外科手術の必要はなくなります。それにしても木場クリニックは刺激専門のクリニックなのに、低刺激（セロフェン）による誘発しかしてくれなかったのはちょっと疑問です。

2010.7.29 23:05 20

多のう胞で、KLC通っていました。

タイミング時にクロミッドを使用してましたが、全く効果なしでした。
そのことをKLCのDrに言いましたが、排卵済みを予防するために必要とのことで、セロフェン（クロミッド）D3から内服しました。HMGスプレーも併用しましたが、効果なくて、予想どうり、D20になっても小さい卵胞がポコポコとあるだけ。その後、とってみないと分からないといわれて、採卵になりました。いっぱい刺されましたが、ほとんどカラでした。数個が未成熟卵で、顕微受精となりましたが培養中止。

同じことの繰り返しで、採卵は５回もして、お金だけが消えました。
高齢の方や、卵管閉塞などの方は自然周期がいいのでしょうけど、ワンパターンで融通の利かない方法は私には合っていないようでした。

2010.7.30 00:34 22

>こころんさん、きょうたさん

早速のお返事ありがとうございました。

KLCは日本で一番実績が高い病院だと聞いたので思い切って転院したんですが、PCOSだとKLCは向いてなさそうですね。

木場公園クリニックはとても気にいってたんですが、今年の5月頃先生方が一斉に辞められてしまい、代わりに入られた先生方が余りにも頼りなく心配な出来事が重なったため、やむを得ず転院した感じです。

都内でPCOSの人に向いている病院がありましたら、ぜひ教えてください。よろしくお願いします。

2010.7.30 22:59 20