治療続行か、不妊治療卒業か
2012.8.5 22:09 0 8
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質問者: チップスさん(40歳) |
先日、12回目の移植が化学的流産に終わりました。
凍結胚は、現在ゼロです。
これまで毎年、特定不妊治療助成金の申請をしてきましたが、これで最後の申請となります。
体外受精の結果は、胎嚢確認以降の流産が2回、化学的流産が今回を含めると3回です。
これまで、3軒のクリニックで体外受精の治療をし、自然周期・低刺激・中刺激・ショート法を試しました。
いま悩んでいるのは、この先も体外受精での治療を続けるかということです。
採卵をすれば毎回、1~3個の移植可能な胚盤胞が得られますが、それだけにあきらめきれない自分がいます。
夫は、まだ可能性があるうちは、治療をしてほしいみたいです。
私も、子供を育てたいし、夫を父親にしてあげたいし、双方の親に孫がいないので、孫の顔を見せてあげたいという気持ちもあります。
ただ、これまでに使ったお金はハンパないですし、これから先は助成金もなくなるので、家計が厳しくなることは確実です。貯金はまだありますが、これ以上、お金を使うことに抵抗があります。
また、わずかな希望にすがって、これでもか、これでもかと頑張って、打ち砕かれて、絶望して、またはい上がって・・・という、真っ暗な泥沼であがき続けているような生活に、限界を感じてきているのも事実です。
「子供をあきらめるか否か」という選択は、夫婦の人生において、大きな岐路となるので、そう簡単にできるものではないと、実感しています。
なお、夫婦で話し合った結果、養子縁組や卵子提供を受けることへは進まないことを決めました。
私も、昨日は『まだあきらめないで頑張ろう』と思っていても、今日になると『もうやめたい』という気持ちが勝ったりと、気持ちが行ったり来たりで、揺れ動いています。
ジネコ読者の方で、治療をあきらめたという方、長期に渡って体外受精で治療をしている方、同じように今後の治療について悩んでいる方、色々な方の意見や経験談をお聞きしたいです。
特に、まだ希望は残しつつ、治療を断念した方がいらっしゃいましたら、是非、お話をお聞きしたいです。
回答一覧
私はあきらめたほうです。
理由は単純に、治療費です。
家族が何人かによって、間取りも場所も変わると思い、
家の購入もまだだったんです。
同級生はほとんど、家を購入済みです。
これからはその辺も
考えなくてはならないし・・。
40さいまではあきらめず頑張ろうと思ってました。
計算してもそこまでは貯金でどうにかと思ってたので。
で、まもなく誕生日です。
悔しいです、なんでどうして?って気持ちだけです、
すんなり気持ちを切り替えたりあきらめるなんてできません。
でももう治療費が無理なので出来ないんです。多分、この気持ちは消えないんじゃないかな・・と思います。
心ない(今考えると悪気はないんだろうけど)言葉を言う
友人や知り合いを疎遠にしたこともあります。
すんなり子供が出来ていたら、そんなこともなかっただろう、
好きな仕事を辞め、そのことに後悔はないけど
虚しい気持ちは残りますね。
でも仕方ないですね。
性格にもよるんでしょうね。
お金があれば続けていたかもしれませんが
自分の性格上、これでよかったのかもと思ってます。
期間や貯金残高が○円になるまで、と決めるのも
いいかもしれません。
今までずっと、なんだか、雲がかかったような
そんな重苦しい気持ちで何年も過ごしてきました。
今月もダメだったか・・どうして??って。
無理に気持ちを奮い立たせたり、そんな毎日。
パーーっと晴れやかな気持ちになりたいです。
何かやりたいことを見つけるつもりです。
2012.8.6 06:39 41
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ありま(39歳) |
同じことで悩んでいて、とても共感しました。
>私も、子供を育てたいし、夫を父親にしてあげたいし、双方の親に孫がいないので、孫の顔を見せてあげたいという気持ちもあります。
>ただ、これまでに使ったお金はハンパないですし、これから先は助成金もなくなるので、家計が厳しくなることは確実です。貯金はまだありますが、これ以上、お金を使うことに抵抗があります。
>また、わずかな希望にすがって、これでもか、これでもかと頑張って、打ち砕かれて、絶望して、またはい上がって・・・という、真っ暗な泥沼であがき続けているような生活に、限界を感じてきているのも事実です。
治療5年で毎回複数の移植可能な胚盤胞ができて、貯金もあると言うことなら、もう少し頑張ってみられたらどうかと思いました。
1周期でも早く、という気持ちがあるのもわかりますが、
休憩期間を入れられてもいいと思います。
私も、「もう止めたい」と「もう少し頑張ろう」の間で毎日揺れています。治療自体はとても苦痛です。
でも、チップスさんの投稿を読んで、同じような方の悩みを見て、自分のことも客観的に見ることができたような気がします。
私はもう少しだけ頑張ろうと思いました。
私たちのところにもどうか赤ちゃんがきてくれますように。
2012.8.6 07:09 22
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もうすぐ40歳です(39歳) |
初めまして。
私も同じ悩みです。
治療は40歳までと思っていたのですが、いざとなるとなかなか決心がつきません。
うちは機能的には自然妊娠可能との診断をいただいてますが、EDと完全レスなので、治療を止めることはイコール完全に子どもを諦めることになります。
可能性があって治療費がなんとかなるうちは、続けられたらいいのではないでしょうか?
もし授かれたら、今まで失ったものの何倍もの幸せ(苦労もですが)手に入ります。
今あきらめて何年後かに後悔してほしくないです。
2012.8.6 08:49 23
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私もです(40歳) |
自分と悩みや治療歴などとても似ていると思いました。こちらは重度男性不妊のため人工授精を経て顕微授精を開始。結婚8年目、治療歴は5年半です。
採卵・移植、これまで何度したでしょうか。チップスさんと同様、様々な誘発法で採卵をし、自分も移植だけで10回以上経験しています。転院は2回。流産した5回のうち、胎嚢・心拍確認後の流産が2回です。
つい先日、その流産手術を受けました。その時移植した卵で凍結保存胚が最後だったので、今後治療を続けるならば、また1から、採卵からのスタートです。自分も今回の移植で助成金の申請がラストとなりました。
これまでの経験からまたスタートとなれば、前周期からホルモン剤などで体調を整えて、卵を育て、採卵をし、それがうまく授精して状態の良い受精卵がどれだけ採れるか等々、今後何個ものハードルをまたクリアしていかなくてはならないことを考えると、気がおかしくなりそうな程で、本当に気持ちのバランスを保つのが大変でした。ましてや、今後は高額な治療費もまともに圧し掛かってくるわけですからね。
自分は考えた挙句、結局、もう一度だけ治療を続ける方向で動いています。
主人は治療に関して協力的で、最終的に私の判断に任せてくれるのですが、今回の流産は夫婦共々本当に心が砕かれました。治療を諦めた方々の書籍をいくつか読んだりもして、自分たちが一番納得できる、向かうべき方向を探るのに色々悩みました。
自分たちも、これまで治療に数百万単位の多額の治療費を使っており、様々な面で限界だ、いやまだできる、とその時の調子によって気持ちがグラグラです。
でも治療を続けると決めたからには、自分は今、少しでも治療費の足しになればと、治療の合間にアルバイトしています。治療に専念するため、続けていたパートを一年前に辞めたのですが、これからは貯金を切り崩していくことになるため、バイトに復帰しました。立ち仕事の接客業で、従業員は女性が多く、狭い職場環境で気疲れの連続ですが、高額な治療費のために働くしかないと気持ちを毎度奮い立たせています。
治療を経験したものでなければ絶対わからない葛藤がありますよね。勉強やスポーツと違って、努力をすれば必ず見合った成果が得られるものでも全くないですし、本当に大変なことですよね。
チップスさん夫婦にとって最善の方向が選ばれると良いですね。
2012.8.6 12:57 16
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もも(37歳) |
まだ諦めきれずに通院していますが
チップスさんと全く同じ気持ちで揺れています。
自然妊娠も2度あったこと(流産でしたが)、
夫婦双方に原因が見つからなかったことで
本格的ARTは6年目ですが
13年程前、まだARTがここまでメジャーじゃない頃に
2度受けて撃沈しています。
その頃はまだARTの料金も今より高く、
20代で続けるのが金銭的に困難だったので
漢方などの東洋医学で体を作りながら
AIHで粘ったのですがやはりダメ。
再度6年前から挑戦しています。
10回の採卵、移植は7回。
全くかすりもしていません。
治療歴はもうかれこれ16年になります。
20代の頃、まだ体力もあったので
必死に働いて高度治療のお金を貯めました。
それからいずれ持ちたいマイホームの頭金。
それらを全てつぎ込んで来た感じです。
夫婦で働いていますので
まだ貯金はあります。
でも、もうこれ以上かけていいのだろうか?
チップスさんの
「これ以上、お金を使うことに抵抗があります」
「真っ暗な泥沼であがき続けているような生活に、限界を感じてきている」
本当に共感出来ます。
16年という長い間、治療の生活に縛られ
人生設計もままなりませんでした。
もちろん、自分で決めて進んできたことですから
後悔してるわけではないのですが…
正直、ここまで粘っても子供を抱けないとは
夢にも思っていませんでした^^;
昔のような辛く苦しい気持ちは
「慣れ」と引き換えになくなりました。
でも諦めることも出来ず、
どこで線引きしようか、常に考えています。
不妊治療は「赤ちゃんを宿して卒業」だけが
幕引きではないですもんね、残念ですけど。
受精卵のストックがないので
また採卵からやり直しです。
以前は生活の全てを治療と妊娠すること、
その治療費を稼ぐことに
費やしてきたように思いますが
最近は他のことにも目を向けるようにしています。
資格取得の勉強をしたり、
ボランティアに出掛けたり…
治療への思いや気持ちも、日々違いますよ。
もう無理はせず、自分の心が上を向いた時にだけ
ほんのちょっと頑張ってみる。って程度に
やるようにしています。
チップスさんも無理はなさらずに…
今まで頑張ってきましたもんね。
自分の気持ちと向き合って、
良い形で結論出されますように。
同じような気持ちの方がたくさんいますよね。
ありまさん、悔しい気持ち本当にわかります。
どうかお身体大事に、
今後の人生が幸せでありますように。
どんな形であれ、
ここにいらっしゃる方達が幸せになれるよう
願ってやみません。
長文失礼しました。
2012.8.6 15:43 20
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まる(40歳) |
参考にはならないかも知れませんが、自分は化学流産が続いていました。
定説では化学流産は、流産ではなく生理だと言われるのですが、とにかく高温期が長く高く続くように、先生と相談し、やれることを全部したら、妊娠が継続しましたよ。
化学流産は、受精卵の問題という説の他に、母体側の問題と捉える場合もあるそうです。
主さまは、着床されているようなので、諦めてしまうのが勿体なく思えてしまいました。
まとまりのない内容でしたが、とにかく応援しているという気持ちをお伝えしたくて………
2012.8.6 21:25 5
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参考には(秘密) |
スレ主のチップスです。
たくさんの同じように悩んでいる方々からの返信をいただき、本当にうれしく思います。
今後の治療について、最終的には自分で判断するしかないとわかっていながらも、誰かに聞いてほしい、同じような立場の方の声が聞きたいと思い、質問を投稿したのですが、思いがけず多くの方から、気持ちがよくわかると言っていただいて、本当に励まされました。
>ありまさん
治療をあきらめられたとのことで、大変に辛い思いをされたことだろうと思います。
私は、当初は『体外は3回まで』の予定でしたが、『5回まで』『30代まで』『助成金がもらえなくなるまで』と、ズルズルとここまで来てしまいました。
私も、すんなりあきらめられないから、ここまで来てしまったのであって、いざ本当に子供をあきらめるとなったら、きっと、ありまさんと同じように、消えることのない気持ちを抱き続けるんだろうなと思います。
ありまさんの苦しいお気持ちに、心が痛むとともに、正直に書いてくださって、とてもありがたいと感じています。
パーーッと晴れ渡った日が、いつか必ず訪れると、私も信じています。
治療をあきらめた立場での貴重なレスを、本当にありがとうございました。
>もうすぐ40歳ですさん
同じように、治療を続けるか・やめるかで悩んでいらっしゃるんですね。
私もこれまで、何度となく(数え切れないほど)この問答をしてきました。
今回は助成金も最後という節目となったため、かなり本気で悩んでいます。助成金の上限が5年であることからも、常識的に考えれば『体外治療を5年もやってダメならあきらめた方がいい』ということなんだな、とも思います。
でも、子供をあきらめるって、そんなに簡単にできることではないんですよね。理屈では、どんなに頑張っても子供が授からない夫婦もいるとわかっていても、いちるの希望にすがりたくなってしまうんですよね・・・。
費用が工面できて、まだ少しでも可能性があるうちは、何も考えず、ただ『子供が欲しい』という、本能の欲求に従ってもいいのではないか、私もそう考える時もあります。
でも、現実的に全額自己負担の体外治療はかなり負担ですし、そこにかける気力や時間、思うような結果が出なかったときの果てしない疲労感を想像すると、あえて治療をリタイアするのもアリなんじゃないかとも思えるのです(苦笑)。
もうすぐ40歳ですさんのように、私も客観的に自分の気持ちを見つめてみるといいのかも知れませんね。
少し時間を置いてみたら、方向性が見えてくるのかも知れません。
どうか、願う人すべての元に、赤ちゃんが来てくれますように。
本当に、そう祈るばかりです。
>私もですさん
自然妊娠するチャンスが無い、というのは辛いですね。
我が家は、夫婦に原因があって、そもそも自然妊娠は非常に難しいだろうという診断から、すぐに体外受精(すべて顕微)での治療開始となりました。
我が家も、治療断念=子供をあきらめること、になります。
世間が言うような、治療をあきらめたら自然妊娠するんじゃない?なんて、夢のまた夢です。
私もですさんがおっしゃるように、「子供を授かれたら、この苦労だってすべて吹っ飛ぶ」だろうと思います。
本当に、子供を授かれたら、どれだけ報われるだろう・・・
私もこれまで、後悔の無いようにと思い、ズルズルと治療の期限を引き伸ばしてきました。
でも、もうそろそろ、線引きが必要な時期に来ているとも思えるのです。もう、手は尽くしただろうと。
夫は治療を続けてほしい気持ちが強いし、私もまだ未練があるので、性急に答えは出さずに、また夫とも話し合って、よく考えてみようと思います。
2012.8.7 00:34 10
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チップス(40歳) |
再び、スレ主のチップスです。
>ももさんへ
ももさんの状況が、本当に私とよく似た状況で、胸が詰まりました。
私も、11回目(前回)の移植で、心拍確認後の流産をしました。やっと、やっと、やっと、我が子をこの手に抱ける希望をつかみかけたというのに、卒業予定の受診日で、流産を告げられました。
度重なる失敗で打たれ強くなっていた私ですが、さすがにどん底まで落ち込みました。
やっと心も体も回復し、最後の移植にしようと挑んだ今回、胚のグレードはあまり良くなかったのですが、判定日に思いがけず陽性判定で、数値もそこそこ出ていました。今まで頑張ったご褒美だと思いました。前回のこともあり、「絶対に出産するぞ」と意気込んだだのですが・・・
まさかの失速で、化学的流産に終わってしまいました。
かなりの期待が膨らんでしまっただけに、反動で魂が抜けそうになりました。
心底、疲れたと思いました。もう、「どうして?」と思う気にもなれませんでした。
夫は、前回あと少しで卒業というところまで行けたのだから、まだ希望はあるという気持ちが強いようです。
でも、ももさんもおっしゃっているように、再びそこまでたどり着くまでに、いったいどれだけの気力と時間が必要なのかを想像すると、気が滅入ります。治療費が全額自己負担となることも、重くのしかかっています。
ももさんの治療続行の決意も、大変な葛藤があっただろうと思います。どうか、ももさんご夫婦の最後の治療がうまく行きますように、心から祈っています。
>まるさんへ
16年間、治療を続けてこられたのですね。。。
私も、治療を断念したいと思う大きな理由として、もうそろそろ、治療に縛られ続ける生活から自分を解放したいという欲求に駆られてきているから、というのがあります。
人生設計がままならない、本当に、その通りだと思います。
マイホームも建てられず(プランが立たないし資金は治療に流れていく)、仕事も治療と両立できることが最優先、自動車の買い替えもままならず、また、車種をファミリータイプにするか否かで悩んだり・・・。
気がつけば年を取り、白髪は激増したけど、貯金はめっきり減り、順調に子供を授かった同年代との付き合いもめっきり減り・・・。
人は人、我は我と割り切りつつも、つい、ため息が出てしまうことがあります。
私も、治療に限界を感じるようになった頃から、なるべく他へ他へと、目を向けるようにしています。
治療が失敗に終わった時などは、本当に何もやる気が起きないほどに脱力してしまうこともありますが、一方、だからこそ、子供を授かること以外のことで充実し、生きがいを感じられる何かがあることの必要性を、しみじみと痛感しています。
ボランティア、いいですね。
私も、誰かの役に立てるようなことを、もっとしていけたらいいなと思っています。
今回、まるさんがおっしゃっているように、本当にたくさんの同じような思いを抱えていらっしゃる方がいるんだとわかり、それだけでとても救われました。
スレッドを立てて、本当に良かったと思います。
これからもおそらく、気持ちが行ったり来たり、悩むのだとは思いますが、老夫婦となったときに、あの頃は大変だったけど、あれはあれでいい思い出になったねと振り返ることができたらいいな、と思います。
本当に、みなが幸せになれますように。
切に願います。
2012.8.7 02:13 16
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チップス(40歳) |
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