流産の手術を受けました(かなり長文です)
2005.9.24 00:20 0 6
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質問者: みつさん(秘密) |
不妊治療を開始し2年半。タイミング半年、人口授精1回、顕微授精5回でやっと念願叶った妊娠でした。
妊娠が判明した日は本当に嬉しかった。とにかく私にも妊娠ができるんだという自信も湧いてきました。
妊娠が判明した日から喜びと裏腹に、この妊娠が本当に継続してくれるのだろうか?そんな不安もよぎり、診察のたびに家で、ネットで検索した妊娠した方の日記やエコーを見て、私の経過は正常なのかどうか確認する日々でした。先生の言葉にも一喜一憂していました。
7週5日、胎芽は4ミリ 先生からは「五分五分ですね」と言われて、ショックで、その後出勤したけど、思い出しては何度も涙をこらえました。家に帰ってみると、そのことを予めメールで知らせておいたのに、先にスヤスヤと何事も無かったように寝ている主人の姿を見て一層悲しさが増し、主人に離婚したいとまで言ってしまいました。
主人は今までの想いが爆発したのか、「どうせ、この妊娠は病院とみつとの関係でできたんだろ!俺にどうしろと言うんだ!!」と言って家を出て行こうしました。私が誤って直ぐ仲直りしたけど、この治療と妊娠は私の独りよがりだったと言うことに初めて気づかされました。
主人はもともと体外受精に踏み切ることには初めからよく思っておらず、自然に作ろうよと何度も言っていました。でも、自然に任せるには私の原因だけでなく、主人にも原因があり、自然なんて言ってたらどんどん私も年を取っちゃうだけだからと、病院を体外受精で有名な病院に勝手に変えて治療を進めていってしまったのです。
それでも、主人は採卵の日には採精に協力してくれ、治療で疲れると家事も手伝ってくれました。その挙句私に「離婚したい」なんていわれたもんだから、つい本音が出たんだと思います。きっと主人もこの2年半辛かったんだと思います。
結局、8日後のエコーでも1mも育ってなく、前回見えた小さな心拍動も見えませんでした。流産処置の予約を入れて帰って来ました。家に帰った瞬間涙が溢れ、悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。
しばらく泣いた後、ここで立ち止まっててはいけないんだと思い始め、私が受ける手術についてネットで調べ始めました。
そこの病院では局所麻酔で行うと言うことでしたが、実際には全身麻酔で行う病院が多く、局所麻酔の経験者は「痛過ぎて気絶してしまった」「二度とこんな経験したくない」などと書いてあり、おそらく同じ病院と思われる体験談にも「術中痛くて動いたり泣いてしまった」とあり、痛みには比較的強い私もさすがに怖くなってしました。
最初はこんなの調べないで無知のまま受ければよかったと思いましたが、冷静になって考えてみたら、こんなに流産で傷心しているのに、最後の最後にこんな痛い仕打ちを受けるのはひどすぎると思い始め、同じ手術を別の病院では痛みを伴わないで受けられるのに、この病院だと、気絶する位痛い思いをしなければならないなんて、どうしても納得がいかなかったのです。体験談によるとその時点で転院したいと言うとかなり怒られると書いてありました。
痛い思いをするのは患者なのに、どうして怒られなければいけないのでしょう?
私が一番怖かったのが、この流産が「悲しい体験」ではなく「恐怖の体験」になることでした。それだけは絶対避けたかったのです。
案の定、病院からは転院なんて勝手なことは迷惑だと言われました。でも、この病院で受ける気にはどうしてもなれず、「もう行きませんから、決してご迷惑はお掛けしません」と言って転院先を告げ話が終わりました。
今は患者が病院を選ぶ時代、医療だってなるべく痛みを伴わないよう努力している時代なのに、成績だけ誇って傲慢なこの病院に嫌気がさしました。私たちはベルトコンベヤーに乗せられて次から次へとはけられている品物じゃないのよ!心の中で叫びました。
結局次の日かなり出血してしまい、転院先の病院で休日にもかかわらず緊急で診察して頂きました。出血して子宮口も開いて来ているから、前処置のラミナリアも入れる必要がなく即入院し、全身麻酔の手術へとスムーズに受けられました。この間唯一痛かったのが、左手に入れた点滴ぐらいです。
あとは全く痛みは経験しませんでした。その後の腹痛も無くその日のうちに退院できました。
帰宅前に診察して下さった女医さんに、「この手術は局所麻酔が適応する手術なんですか?」と聞いたら、「ん〜、私だったら受けたくない」とはっきり答えてくれ、このとき私の決断は間違っていなかったと確信できました。なぜなら、この体験は「悲しい体験」でも「恐怖体験」でもなく「いい体験」だったと言えるからです。
縁起でもないと思われるかも知れませんが、確実にこの体験は私を成長させ、夫婦の絆を深めたに違いないからです。
その後主人が精子にいいという亜鉛を飲み始めたそうです。(遅いよーと思いましたが・・・)私に言われることも無く、自ら不妊という現実に立ち向かってくれて、とても嬉しかったです。
通院していた病院のことを悪く書いてしまいましたが、私たちのような夫婦にも妊娠という現実を与えてくださって本当は感謝しています。
私達のかわいい4ミリの赤ちゃん本当に本当にありがとう。
そして、このまとまりの無い文章を長々と根気良く読んで下さった方有難うございました(誤字があったらごめんなさい)。明日から、また妊娠に向けて違う第一歩が歩めそうです。
回答一覧
みつさん、応援しています!
2005.9.24 10:00 6
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小枝(秘密) |
子供が出来ないからって離婚するような夫婦であっては
いけません。
もう2度と「離婚」と言う言葉を出して欲しくないですね。
頑張ってください。
2005.9.24 16:48 6
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mon(28歳) |
みつさん、はじめまして。
流産、残念でしたね。
私は8週で流産しました。
自宅で出血し、すぐに病院へ行きましたが、すでにお腹の中に赤ちゃんはいませんでした。
ショックを受ける間もなく、そのまますぐに手術。
放心状態でした。
私の場合、ネットで調べる時間もなかったので、言われるままに局所麻酔で手術を受けました。
すごく痛かったです。
「麻酔をしているのに、なんで?」
って思いました。
我慢できないくらいの痛みではなかったですが、
かなり痛かったので、あれから1か月経った今でも、妊娠することが少し怖いです。
あんな痛い思いをするくらいなら、しばらく妊娠はいいや・・・って思うこともあります。
でも、先生は本当に信頼できるいい先生だったので、その病院で手術したことは、後悔していません。
ただ、全身麻酔っていう方法もあったんだってことを知ると、私もそうすればよかったなと思います。
そうすれば、もう少し心の傷は浅かったかもしれません。
赤ちゃんを失った痛みに加え、肉体的な痛みも味わった訳ですから。
みつさんは、転院してよかったと思います。
しばらくは体を休めて、次回またお互いに赤ちゃんを授かるといいですね。
早くその日が来ますように・・・。
2005.9.24 17:57 6
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ゆうち(34歳) |
小枝さん応援ありがとうございます。ゆっくりがんばって行こうと思います。
monさんの言う通りです。なんだか自分でも一杯一杯だったのだと思います。あの時は言いながら、子供を作るために結婚したんじゃないのにどうしてこんな風になっちゃったんだろう?って考えていました。
でもこの出来事で、お互いをより理解しあえるようになったと思います。
ゆうちさん辛い経験でしたね。私の知人は1年たった今も、あの痛みを思い出すと子供を作るのはまだ考えられないって言っていっていました。
全身麻酔で痛みも無く手術を受けられたのに、心の痛みは日に日に増してくるものですね。手術と一緒に心も一緒にソウハされてしまったようで大きな穴が空いてしまっています。
流産って精神的にかなりの負担がかかるものだから、その時の手術くらい肉体的痛みを感じることなく受けたいものですね。
妊娠への意欲や勇気をなくすような治療は病院も、もう少し考えてほしいですね。
流産した後は妊娠しやすいと聞きます。もう少しお休みして、お互い妊娠して今度こそ赤ちゃんを抱けるようにがんばりましょうね。
2005.9.25 12:36 9
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みつ(秘密) |
みつさん、始めまして、こんにちは。
私は明日流産の手術の予定です。 全身麻酔だそうです。
お気持ち、痛いほどわかります。
私の赤ちゃんも5ミリくらいでした。 双子でした。
治療の末やっとできた赤ちゃんたちでした。
悲しい出来事なのは当然ですが、確かに、自分を成長させてくれたと思います。
精一杯なぐさめてくれようとする主人や親兄弟により一層の愛情も感じました。
明日、何をされるのか考えるととても不安ですが、みつさんのお話をきけて、少し勇気がわいてきました。
そしてまた、かわいいわが子を胸に抱くためにがんばって行きたいと思います。
お互いがんばりましょうね。
2005.9.26 09:20 7
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ユキ(秘密) |
みつさんのスレを読ませていただいて、私もとても考えさせられました。
辛い思いの中からも何かを見つけられたみつさんを尊敬します。
普段、私も夫に対して配慮にかけているように思います。
子どもを望む気持ちに二人の間にズレがあって、どうせ男の人には母親になりたい女の気持ちはわからないなんてことを態度に、時には言葉に出してしまいます。
夫は、不妊治療に関して、不信感を持ちつつも、協力してくれているのに・・・。
私も夫の優しさに感謝しようと思います。
どうか、諦めずにまた頑張ってくださいね。
2005.9.26 18:09 6
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Pちゃん(秘密) |
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