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東洋医学でより効果的な不妊治療を

コラム 不妊治療

東洋医学でより効果的な不妊治療を

2017

2017.4.17

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東洋医学でより効果的な不妊治療を



「不妊」とは赤ちゃんを望んでも授からないことですが、医学的にはどのような状態のことでしょうか。そもそも東洋医学と西洋医学では「不妊」の定義が違うため、不妊治療のアプローチも違うのです。

西洋医学では以下のような不妊(症)の定義が日本産婦人科学会のホームページに載っています。

「生殖年齢の男女が妊娠を希望し,ある一定期間,避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という.その一定期間については1年というのが一般的である」そして「なお、妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない」と謳われています。

一方、東洋医学の不妊(症)は「腎」が弱いと考えます。西洋医学で腎とは腎臓を意味しますが、東洋医学の腎とは生殖系の器官を指し、「腎虚」は生殖器機能の低下を意味します。原則として「腎」は加齢とともに消耗していきます。加齢とともに卵子の数は残り少なくなりますし、質も悪くなっていきます。もちろん、男性の精子も女性ほどではありませんが加齢とともに、質、量、運動量は下がっていきます。したがって、女性は35歳を過ぎたら、男性は40歳を目処に、足りなくなった腎を補充することはとても大切です。ただし、ストレス社会の現代では若い人でも「腎虚」が増えている傾向にありますので、年齢に関係なく腎を補うように意識する必要があります。

東洋医学では、漢方薬と鍼灸の2つをセットにして不妊治療を行っていきます。漢方薬は体に足りないものを補うために用います。例えば腎に対しては「補腎薬」を処方します。また、血流や気の流れが悪い状態ですと、漢方薬が十分に効かないことがありますので、同時に血流や気の流れを改善するための鍼灸治療が必要になります。このように漢方薬と鍼灸治療をセットで行うことによって相乗効果が期待でき、より効果を得られやすくなります。

また、不妊症の方は「冷え」にお悩みの方が多いのですが、身体が冷えていると腎は弱っていきます。そして冷えの原因は主に、筋肉が弱く少ないことや、甘いものの食べ過ぎといった食生活にあります。筋肉は何もしないと、18歳をピークにして下半身から減少していきます。現代人は歩く機会が少なくなっているため足腰が弱くなっており、筋肉の減少にますます拍車がかかっています。そこで当院では、身体の基礎作りのために不妊治療にも加圧トレーニングを取り入れ、成長ホルモンの分泌を促して筋肉の増加を図っています。

単なる治療だけではなく、より大きな効果が得られるようにさまざまな視点から体質改善をすることが自然妊娠の近道と言えるのではないでしょうか。







α六甲道整骨院鍼灸院 森寺 邦隆 先生

はり師 きゅう師 柔道整復師 医薬品登録販売者 機能訓練指導員 介護支援専門員(ケアマネージャー) アクレチックトレーナー スポーツコンディショニングスペシャリスト 子宝カウンセラー指導士 加圧トレーニングKSアドバイザー 巻き爪補正士




 




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