うんちやおしっこ、いつになったらトイレでできる?
コラム 子育て・教育
子育ての悩みは数え切れませんが、中でもトイレトレーニングはママにとって大きな試練の1つではないでしょうか。いつになったらオムツが外れるのか心配するママに、看護師さんたちがアドバイスしてくれました。
トイレトレーニングについての相談:「オムツが外れない2才児。この先が心配です」
2才10カ月の娘は、おしっこに関しては1日1回便器に座らせるとしますが、自分ではまだおしっこが出そうという感覚がわからないようです。うんちに関しては事前に申告してくるので「トイレでしようか?」と誘うのですが全力で嫌がり、結局部屋の隅でしています。あまり強制するのもよくないと思いますが、いつになったらトイレでできるようになるのか不安です。(40代・女性)
汚れると気持ち悪いという感覚を持たせましょう
トレーニングパンツなどは意外と吸収力があり、濡れてもあまり嫌だと感じないようです。できれば日中は布パンツで過ごし、汚れると気持ち悪いという感覚を持たせるのがよいでしょう。
今の紙パンツは性能がよく、濡れてもあまり気持ち悪いと感じないようです。一番よい方法は、可能な限り布パンツの時間を増やしてみることです。心地悪い状況を経験して嫌だなと思うようになれば、自ら自然にトイレに行こうという気持ちが出てくると思います。(小児科看護師)
娘が通う保育園では、登園後全員布パンツに履き替えます。そうすると、出そうになったらトイレに行くということを理解できるからということだそうです。(産科看護師)
焦りは禁物! オムツは必ず外れます
オムツが外れる時期は、個人差があります。あまり心配しすぎず、いつかは外れるというぐらいの余裕を持って長い目で見守ってあげましょう。
オムツ外れは個人差があり、2才10カ月だとまだまだこれから。「お尻が痛くなっちゃうから教えてね」「(布パンツのキャラクター)パンダさん濡れちゃったね。今度は教えてあげてね」など、理解できるように伝えてみてはいかがでしょうか。(産科看護師)
私も色々な人に相談しましたが、答えは焦らないことと言われました。気長にやっていこうと力を抜いたら、それから3カ月でオムツが外れました。できたらしっかり褒める、失敗しても大丈夫だよという雰囲気がかなり大切だと思います。(小児科看護師)
幼稚園に入園すると、お友達とトイレに行くようになりあっさりと外れたという話も聞きます。娘が初めてトイレでおしっこをした時、大げさな程「凄い!ママも嬉しい」と褒めたら、その後も教えてくれるようになりました。(小児科看護師)
小学校に入ってもオムツの子はいないので、気長に構えましょう。お子さんの好きなキャラクターの布パンツを履かせ「濡れちゃうと可愛そうだね」と言ってみたり、トイレに座ったら(出なくても)シールを貼るなど、トイレが楽しくなるような工夫もしてみてください。(薬剤師)
おしっこの感覚も何かのタイミングでピンとくる時が来ると思います。自分のうんちを見てビックリして怖がってしまうお子さんも少なくないと聞きます。できたらラッキー位の気持ちで、気負わず気長に構えてください。(薬剤師)
いつかは外れるとわかっていても、心配になってしまうものですね。しかしママの焦りが子供に伝わってしまいプレッシャーになってもいけませんし、気長に付き合う寛容な気持ちが大切なようです。
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