体質は3歳までに決定!?注意が必要、幼児の肥満
コラム 子育て・教育
年々、増加傾向にある幼児の肥満。幼い頃の肥満は、その後の体型をも左右するといわれるので、注意が必要です。そんな幼児の肥満を招く原因とは、そして幼児の肥満対策には何が有効か、医師に伺いました。
幼児肥満を引き起こす3大原因
1. 最大の理由は生活習慣の乱れ
幼児の肥満の原因は、生活習慣の乱れによるものが最も大きいといえます。それは多くの肥満児たちに共通する生活習慣を見れば一目瞭然。
<肥満児に見られる悪習慣>
・朝食を食べない
・夜更かしをしていて睡眠不足の状態が続いている
・外食が多い
このような、大人の生活習慣をそのままコピーしたかのようなライフスタイルでは、成長期の子どもの体はバランスを崩してしまうのです。
2. 都市型のインドアな生活
テレビやゲームに夢中で家に閉じこもりがちになり、体を動かす時間が少ないといったことも肥満の原因になります。
3. 甘やかしすぎる
子どもが欲しがるから、あるいは機嫌がよくなるからと、お菓子やジュースを与えすぎるのは、もっての他。子どものためにはなりません。
その後の体型は、3歳までに決定される!?
3歳までの生活習慣は、その後の体型や健康に大きく左右します。それは、脂肪細胞がもっとも増える時期が3歳までだからだといわれています。甘いものが好きな子どもは多いですが、この時期は子どもが欲しがるものばかり与えるのではなく、将来を見据えてきちんと親がコントロールして上げることが大切なのです。
幼児肥満予防に役立つ、今すぐできる7つの新習慣
1. 食事中の飲み物として糖分が高いジュースは与えない
2. ダラダラとお菓子を与えない
3. 寝る直前までの飲食もストップ!
4. 早寝早起きで生活リズムを整える
5. 積極的に外で遊ばせて体を動かす習慣をつける
6. 日常の中で歩く時間を多くする
7. スイミングなど体を動かす習い事をさせる
医師からのアドバイス
規則正しく健康的な生活を心がけるべく、親子でダイエットに取り組むなども楽しみながら生活習慣を改善でき、おすすめです。子どもの肥満を改善するには、親子で生活習慣を改めることが、とても大切なのです。
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