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人工授精の流れ|不妊治療

コラム 不妊治療

人工授精の流れ|不妊治療

人工授精の流れ|不妊治療

2015.9.3

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不妊治療といってもその治療方法はいろいろ。
ここでは不妊治療のひとつ、人工授精について解説します。
まずは人工授精の流れについて秋山レディースクリニックの秋山先生に解説いただきました。






秋山レディースクリニック 秋山 芳晃先生

東京慈恵会医科大学卒業。東京慈恵会医科大学附属病院、国
立大蔵病院に勤務後、父親が営んでいた産科医院を継ぎ、不妊症・不育症診療に特に力を入れたクリニックとして新たに開業。

≫ 秋山レディースクリニック





 




 人工授精は2~6回が目安


人工授精とは?

人工授精は、超音波での卵胞径の計測やホルモン計測の結果、排卵日と思われる付近に、管で精子を子宮内に注入するという方法です。

卵管内や卵胞内、腹膜内に注入する方法もありますが、子宮内に注入するのが一般的ですね。

妊娠が成立しやすいのは、排卵の少し前から直後の時期です。タイミング法と同様に、通常は卵胞の成長が見られた時点で、HCGという注射やGnRHアゴニストという薬の点鼻薬で排卵の引き金を引いて、翌日から36時間後に行います。

できるだけ動きやすい状態の精子を得ることや、女性側の感染やその後の腹痛などを避けるために、洗浄・濃縮した精子を注入するのが一般的です。

挿入する管や、精子を注入する刺激で、多少の違和感や痛みを訴える患者さんもいらっしゃいますが、ほとんどの場合、麻酔なしでも痛みはありません。処置後は、
感染を抑えるために、念のため抗生剤を内服していただきます。


出典:jineko 2013 冬号








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