夜泣きがひどい赤ちゃんと夜泣きをしない赤ちゃん、2つの違い!
コラム 子育て・教育
赤ちゃんの夜泣きがひどい場合、ママはまともに眠れない日々が続き、本当につらいですよね。
しかし、一方で「うちの子は朝まで一度も起きずにぐっすり寝てくれる」なんていう話もよく耳にします。夜泣きがひどい赤ちゃんとそうでない赤ちゃんの違いは何なのか、気になってしまいますよね。
今回は、夜泣きのメカニズムを中心に、医師に解説していただきました。
一晩中眠れない場合も...!夜泣きの頻度は?
夜泣きとは読んで字のごとく、乳児が夜間に泣くことを指します。
生まれたての乳児は、時間の感覚がありませんから、夜でも昼でも起きたり寝たりしています。そして、空腹になったり、何か不快なことがあると、泣いてそれを親に伝えます。
生後しばらく経つと、昼と夜の時間感覚が分かってきて、お昼間にはよく泣いて授乳を求めますが、夜は基本的によく寝るようになります。
しかし、一晩に2回、多い場合は1、2時間おきに鳴き声を上げることがあります。これが夜泣きです。
夜泣きのメカニズムは空腹?
では、夜泣きは何のためにするのでしょうか?
これは単純に、空腹なのです。成人は1日3回の食事で十分に空腹を満たしていますが、乳児の場合は、一度に摂取できる量が限られているため、数時間おきに空腹が訪れ、泣くわけです。
ただ、成人の場合、夜中に空腹で起きることはほとんどありません。自律神経の働きで、就寝中は空腹をあまり感じないように出来ているようです。
乳児の場合には、自律神経の働きが不十分ですので、夜中眠っているようなタイミングでも空腹を感じると目を覚まし、夜泣きをするというわけです。
夜泣きをしない子もいる?
夜泣きをするかしないかは個人差が大きいです。
一つは、どれほどおなかが減るか。これは授乳量の違いや、消化、吸収の違いに寄ります。
成長とともにそれらの機能は発達しますし、同じ週数の乳児でも個人差があります。
もう一つは、自律神経の働き。成長とともに昼夜の区別が付き、徐々に夜間に目を覚まさなくなるということを述べましたが、この働きも個人差が大きいです。自律神経の発達により、夜泣きは徐々に減ってきます。
【医師からのアドバイス】
夜泣きに対してはどの赤ちゃんにも効くというような対処法がありません。成長する一過程と思って付き合ってあげましょう。
とはいえ、ママも睡眠不足が続くと体力的にも精神的にもつらいもの。夫婦交替で面倒をみたり、昼寝のタイミングで一緒に横になったりして、なるべく睡眠をとるようにしてくださいね。
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