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かんしゃくを起こす子どもについ手をあげて自己嫌悪…どうしたらいい?

コラム 子育て・教育

かんしゃくを起こす子どもについ手をあげて自己嫌悪…どうしたらいい?

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2016.4.18

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親泣かせの子どものかんしゃく。泣き喚かれると、イライラしてしまうこともあります。今回の相談者さんもそんな一人。ついかっとなって手をあげてしまうことがあり、自己嫌悪に陥っています。このままでは子どもによくないのではないか、離婚して子どもと離れたほうがよいのではないかと思い詰めるママに、専門家はどんなアドバイスを寄せてくれたでしょうか。



 


ママからの相談:「子どものかんしゃくに手をあげてしまう…母親を辞めるべき?」



3歳6カ月の息子はいまだにかんしゃくを起こすことが多く、手がつけられません。ついイライラして、手をあげたことも数回あります。虐待を受けた子どもは虐待をする親になると見聞きするたび、息子の将来を台なしにしているのでは、と不安になります。このままではいけないと思うのですが、自分で解決できません。離婚して子どもと離れたほうがよいのでしょうか。(30代・女性)



かんしゃくを起こしたら少し離れて見守って。叱っても意味なし


かんしゃくは思うようにできないために起こります。落ち着くまで見守ってあげましょう。



かんしゃくは5歳くらいになると落ち着いてくるようですが、ほとんどがうまく自分の気持ちを伝えられないこと、自分の思い通りにならないことが原因です。お子さんがかんしゃくを起こしたら慌てず、少し離れて様子をみてください。怒ったり叩いたり、泣き叫んでいるときになだめても効果はありません。(産科・婦人科看護師)




お子さんが甘えてくるときは思い切り甘えさせて、やりたいと言ったことは危険がない限りやらせてください。お母さんのイライラはお子さんにも伝わります。かんしゃくを起こすのも成長過程のひとつですから、少し気持ちに余裕をもって接してください。(産科・婦人科看護師)



落ち着いたら子どもの要求を導いて。命令ではなく提案を


かんしゃくが落ち着いたら子どもの要求を導いてあげましょう。「こうしなさい」と命令するのではなく「こうしたらいいんだよ」と教え、うまくできたら褒めてあげましょう。



かんしゃくを起こしたら、危険物を取り除き、思い切ってお子さんを一人にしてもよいでしょう。目を離すのではなく、見守ってください。少し落ち着いたら、お子さんを抱きしめて「これがよかったの?これはイヤなの?」と、できるだけお子さんの要求を導いてください。(産科・婦人科看護師)




「こうしなさい」ではなく、「食べたいときは、ちょうだいって言うんだよ。遊びたいときは、一緒に遊ぼうって言うんだよ」と解決策を教えてあげてください。また、遊びたい時はどうするのかな?と、一緒に考えてもよいでしょう。うまくできたら、たくさん褒めてください。(産科・婦人科看護師)



自分の思うようにできないときに、かんしゃくは起こります。落ち着くまで見守ることがよいようです。落ち着いたら、何をしたいのかを引き出して、どうすればうまくできるのか、導いてあげましょう。





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