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妊娠したらいつごろ母子手帳をもらいに行ったらいいの?

コラム 妊娠・出産

妊娠したらいつごろ母子手帳をもらいに行ったらいいの?

マタニティコラム

2016.5.11

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妊娠したらいつごろ母子手帳をもらいに行ったらいいの?


母子健康手帳についてですが、おそらく多くの施設が同様だと思います。当院の場合は、胎児が順調に発育していれば、妊娠8週で正確な予定日を決め、妊娠証明を発行します。
その後、各自治体の役所で、母子健康手帳と妊婦健康診査受診券が交付されます。ちなみに体外受精の場合は、胚日齢(はいにちれい)、タイミング・人工授精の場合は、排卵日を基準にします。

8週を基準にする理由はいろいろあります。8週以降は、血液検査や風疹の抗体検査など行い、検査結果によっては早期治療を開始する必要があります。そのため、母子健康手帳の発行が8週より遅くなると、赤ちゃんを無事に迎えるための準備に問題が生じます。一方、8週より早いと、流産の可能性が高くなります。母子健康手帳を手にしてからの流産は非常に残念です。そのため、8週が妥当と考えています。

不妊治療をされている方の場合は、妊娠10週で当院を卒業します。10週をクリアすると、およそ98%の方が流産をすることなく無事に赤ちゃんが育っていきます。当院では不妊治療から産科まであり、一貫したサポートが可能です。





醍醐渡辺クリニック 渡辺 浩彦先生

滋賀医科大学卒業後、京都大学医学部附属病院産婦人科、大津赤十字病院、済生会茨木病院などを経て、1971年から不妊治療を行っている父親の病院を継承。不妊治療から分娩まで手掛け、365日24時間の診療体制を取る。

≫ 醍醐渡辺クリニック




 





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