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鍼灸治療と東洋医学的不妊カウンセリングが体外受精の効果につながる

コラム 不妊治療

鍼灸治療と東洋医学的不妊カウンセリングが体外受精の効果につながる

ビッグママ治療室

2016.11.17

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鍼灸治療と東洋医学的不妊カウンセリングが体外受精の効果につながる



当治療室では体外受精に臨まれるカップルから相談を受けることが多く、鍼灸治療とカウンセリングの両方からアプローチを行い効果につなげています。
当治療室、最大の特徴は「結果が出るために何をすればいいのか?」を、ただ鍼灸治療のみにこだわらず、養生、食事、そしていつ治療周期に入るのがよいのか、移植はどのような状況がよいのかということまで、患者さんと一緒に悩み考えていくことです。
妊娠そして出産へとつなげるためには、東洋医学的な四診をしっかり行い、身体の状態を把握すること。採卵に際しては、よい卵や精子が採れることと最大の目標とし、子宮や生殖器を中心とした生命力が高まるようにアプローチします。
子宮や卵巣は血流によって養われていきます。そのためには食べ物から生命力をしっかりと受け取る力があること。次に食物から受け取った生命力を、必要な場所にスムーズに運ぶことのできる血流があること。この2点が重要で当治療室の鍼灸治療の目標です。さらに体表観察から得られた情報で食事、養生指導も個別具体的に行っています。
生命力がしっかりとあり、子宮卵巣の血流が充分に行き渡っていれば着床、妊娠にへとつながります。子宮内の血流アップにつながっていくような積極的なアプローチをしつつ、治療効果をアップさせるためにお灸の指導も個別具体的に時期に合わせておこないます。
「養生のお灸指導」は当院の特色です。使用するのはセンネン灸タイプのお灸や、棒灸です。簡単な道具ですが、使う場所、使い方で治療効果が大きく変わります。とくに、お臍を温める棒灸は具体的な指導によって目を見張る効果をもたらします。しっかりと暖かさが染みるように温めていきます。面を温めるのではなく、一点を充分にしっかりと温めることがポイントです。
また、身体の疲れや気持ちが落ち着かないなど、身体がストレス状態であると、血流が滞りがちになります。このような方にはストレスのない伸びやかな心身状態をつくる鍼灸治療に併せて、「東洋医学的不妊カウンセリング」を行います。
東洋医学的不妊カウンセリングとは、
①東洋医学的生命観、四診、弁証論治などの東洋医学的診立て、
②生活記録、食事記録などの養生、生活指導、
③西洋医学的不妊治療、夫婦の希望などや今までの不妊治療歴など、3つのポイントを踏まえながら行なうカウンセリングです。相談者の個々の状態に合わせて、さまざまな手法を行うのが当治療室の大きな特徴となっています。





ビッグママ治療室 米山 章子先生

東海大学大磯病院東洋医学科にて研修研鑽を積み、平成9年「鍼灸リラクゼーショ
ンビッグママ治療室」を開業 。平成20年たにぐち書店より「不妊!大作戦」を出版。平成23年不妊カウンセリング学会にて発表、奨励賞を受賞 。不妊治療などの講演にて不妊鍼灸治療の啓蒙活動を行っている。




 




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ビッグママ治療室 http://bigmama-odawara.jp/



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