心理カウンセラー
たんの ゆきさん
ワークショップや個人カウンセラーで、さまざまな依存症や、不妊に悩むカウンセリングを実施。東京・自由が丘の陣内ウィメンズクリニックの専任心理カウンセラーでもあります。著書に「どうしても、ギャンブルをやめられなくなったら読む本」。
最近、生理の時、布ナプキンを使い始めている人が増えています。従来のナプキンにくらべ、肌ざわりがずっと優しい布ナプキン。
陣内ウィメンズクリニックの専任心理カウンセラーであり、ご自身でも布ナプキンを愛用している、たんの ゆきさんにお話を伺いました。
「あったかい!」布ナプキンの魅力
「生理痛やPMS(月経前症候群)に悩んでいる女性に、何か外からの働きかけができないか、と調べている時に布ナプキンに出会いました」
以来、ご自身でも6年間、布ナプキンの愛用者という、たんのさん。布ナプキンを初めて使った時、肌触りがとても柔らかいことと同時に、驚くほどの温かさを感じたそうです。
「あったかい、というのは私だけでなく、実際に布ナプキンを使っていらっしゃる多くの方が感じているようです」
実は、従来のナプキンには体を冷やしてしまう理由があるのです。月経血のモレを防ぐために、ナプキンには高分子吸収体が使われ、その機能はどんどん高まっています。けれど、水分が吸収されたままのナプキンは、いわば発熱時に使う冷却材のようなもの、冷たいナプキンが体に直接触れていれば、体も冷えてしまうはずです。
「気付かないうちに体を冷やしてしまっていたことを、布ナプキンが教えてくれました。生理痛や不妊の原因にもなりかねない冷えを解消したいと思っている方には、ぜひ布ナプキンを試してみてほしいです」
布ナプキンで否定感をなくし生理を楽しもう
「生理に対して、また女性という性に対して否定官が強いほど、生理痛などが重くなりやすい傾向があります」
その否定感を少しでも取り除くことに役立つのが布ナプキンという、たんのさん。柔らかで自然な素材だから、肌に対するストレスが軽減されます。さらに、布ナプキンにはかわいい柄がたくさんあるので、お気に入りを選ぶことで、生理時の気分も楽しく変わるのだそうです。使い捨てないという点で、エコに貢献しているというのも、生理の時の沈みがちが気持ちをを明るくしてくれます。
さて、女性の生理に関して、とても興味深いお話を、たんのさんに教えてもらいました。
それは、月経血のコントロールの話。昔の女性は体を上手に緩めたり、締めたりすることで、出したい時に出す、という月経血のコントロールができていたそうです。機能性の高いナプキンの登場で、その機能はすっかり忘れられていますが、自分でコントロールできれば、生理痛も軽減できるし、外出時のストレスもどれほど軽くなることか!
「布ナプキンを使うようになってから、少しずつ、そのコントロールができるようになっているのを感じるんです」
ストレスを感じさせない布ナプキンには、女性の体が持って生まれた機能を呼び覚ます作用も期待できます。
「モレの心配はありませんが、不安な方はいえにいる時や月経血の少ない生理期後半から使うのがおすすめす。初めのうちは、従来のナプキンの上に重ねて使っても、肌触りのよさや温かさを実感できますよ」
Jinekoおすすめ
サニーデイズの布ナプキン4つの優しいトコロ
1 シンプルで使いやすい! ジネコがおすすめするのは、シンプルで使いやすいサイニーデイズの布ナプキン。ひし形タイプとプレーンタイプ、どちらもスナップボタン付きで、コレ一つで使えます。汚れた面を内側にして小さくたたむことができのも嬉しい。 | 2 機能的でモレも安心! 抜群の吸収力のネルとパイル素材を何枚も重ねた構造だから、モレの心配は不要。全面に防水シートが入っているタイプもあります。羽根付きだからズレも安心。内部でしっかり縫い合わせているので、洗濯しても大丈夫! | |
3 優しい肌触りが心地いい! 肌に触れる素材は、モダールとネルの2種類。モダールはほおずりしたくなるような、柔らかくなめらかな素材です。ネルは、細かい目の生地にさらにふんわり起毛加工がされいています。また、内部に入っているパイル素材が布ナプキンのふわふわ感を出しています。 | 4 楽しくなるような可愛さ! 生理の時の沈みがちな気分も、可愛いデザインのナプキンなら、着けていても嬉しい気分になれるはず。大人の女性が使いたくなるシンプル&ナチュラルなデザインを基本に、季節によって新しいデザインが登場します。 | |