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産後ケアで、赤ちゃんもママもハッピーに!

まとめ 女性の健康

産後ケアで、赤ちゃんもママもハッピーに!

出産後、退院してからも女性の体は回復途上です。産後すぐの「ワンオペ育児」を救う産後ケアについてご紹介します!

2018.2.20

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出産という大きな出来事があった後、女性の体は大きなダメージを受けています。産後、クリニックや病院から退院しても、回復にはまだまだ時間がかかるといわれています。


でも、核家族でパートナー以外の大人が家庭内にいなければ、日中はママ1人きりでの育児はまったなしで始まってしまいます。


 


そんな状況をサポートするため、日本各地で徐々に広がりつつある「産後ケア」。


一体どんなサービスなのか、そしてどんな使い方ができるのかについての記事をまとめました。


「産後ケア」とはどんなもの?


そもそも、産後ケアとは、どこでどんなことをしてくれるものなのでしょうか。


施設によって違いはありますが、1日の流れを紹介した記事があります。


 


“利用の流れは、来院後こちらで用意したパジャマに着替えていただき、助産師と育児の相談。赤ちゃんの沐浴や授乳の実施やアドバイスを終えたら休息。その後ランチを食べて1~2時間ほどママの休息。睡眠の間は赤ちゃんはこちらで預かりますので、安心して休んでもらえます。その後授乳、おやつを食べて6時間ほどを過ごすデイケアです。”


 


生まれたての小さくてか弱い赤ちゃんが心配で目が離せない、昼間赤ちゃんが眠っていても仮眠が取れないというママにとっては、昼間安心できる環境で休息が取れるのは何よりうれしいですね。


 


“産後はとにかく最初が肝心です。孤独な育児から生まれる思い込みやストレスを、経験豊富な助産師がマンツーマンで指導することでひとつひとつ疑問を解決し、私たちが赤ちゃんのケアをする間、ママにはゆっくり施設で休んでもらい、それぞれのペースで赤ちゃんと一緒にママとして成長していただければ、という狙いです。”


 


育児のプロに相談しながら赤ちゃんと接することで、自信や余裕も生まれやすくなりそうです。



"赤ちゃんのオムツ替えや沐浴、授乳などはママ本人か「育児のプロ」しかできないこと。それらをケアできるのは私たち産後ケアのスペシャリストだけです。それこそが「母の心と体の休息」、そしてメンタルの安定こそ明るい家庭につながると考えます。”


今、注目されている産後ケアとは?



産後ケアには宿泊型もあり!


上でご紹介したのはデイケアタイプの産後ケア施設の記事でしたが、宿泊型の産後ケアもあります。


“1ヵ所で医療行為もできる産後ケア施設があればよいのですが、実は日本国内にはあまり存在しないのです。そこで、産婦人科医もそういう女性を支える必要性を痛感し、モデルとして2年前に診療所を併設する「産前産後ケアセンター」を立ち上げました。


 


産婦人科や小児科の医師、助産師、看護師が1ヵ所に集まるので、医療処置が必要な時は迅速に対応でき、施設に寝泊まりしながら育児の基本を学べます。”


 


産後のトラブルを抱えているママにとっては必要な施設といえそうです。また、産後の育児スタートから周囲の助けが借りにくいこともあります。


 


“高齢で出産する女性たちは、両親も高齢なため、育児の援助が得にくくなっています。また仕事中心だった女性は、住んでいる地域とのつながりができていないので、孤独のなかで育児をすることになりがちです。”



"妊娠・出産は本能でできますが、育児は学習です。わからないことは専門家や人生の先輩に直接会って学び、自信を持って子育てに臨みましょう。"


病院主導の産後ケアは、高齢出産する女性の強い味方



産後ママの悩みにはプロのアドバイスが必要


1人で赤ちゃんの育児をしていると、疲れがたまって時には悩みが深刻化してしまうこともあります。


産後ケア施設は出産・育児のプロ、医療のプロが悩みを解決できるアドバイスをくれる場所でもあるのです。


看護師さんが産後2カ月のママからの悩みに答えている記事をご紹介しましょう。


 


“2カ月ほど前に長男を出産、育児に追われ必死に頑張っています。3時間おきの授乳で寝不足で疲れ切ってしまい、家事が中々できません。一番辛いのがマタニティブルーで情緒不安定になることです。(中略)まだ授乳の仕方も下手で、泣いても泣き止ませられず、自分も息子と一緒に泣いてしまいます。こんな状態はいつまで続くのでしょうか。(20代、女性)”


 


看護師さんたちからの回答はこんなものでした。


 


“産後のマタニティーブルーは、ストレスやホルモンの影響によるものが大きいです。ご自身の気の持ちようだけではなく、疲れたら休むことが必要です。完璧にやろうとせず、赤ちゃんと一緒に成長する気持ちで取り組んでください。(産科・婦人科看護師)”


 


“辛い時は無理せず、泣きたい時はお子さんと一緒に泣いてもいいでしょう。一人で抱え込んでは、身体も心も疲れますから、今やらなければならないことを一つずつやるようにしましょう。家事は家族にも手伝ってもらい、洗濯や掃除も毎日やる必要はないでしょう。(産科・婦人科看護師)”



"赤ちゃんが寝ているときは自分も休んだり、家事は家族に協力してもらうなど、身体の負担を軽減し、気分の切り替えでのりきるのがよいようです。それでも辛いときは専門家のカウンセリングを検討しても良いでしょう。一人で頑張り過ぎないことが大切です。”


マタニティブルーの情緒不安定はいつまで続くの…



育児の不安や悩みは、胸の中にしまっておくとどんどん大きくなってしまいがちです。


育児を孤独でつらいものにしないためにも、産後ケアを積極的に取り入れていきたいですね! 


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