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自然な月経リズムをサポートする「周期調節法」とは?

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2011.6.1

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chapter2 周期調節法


自然な月経リズムをサポートする「周期調節法」とは?
西洋医学で使われている基礎体温のグラフに中医学の「陰陽理論」を当てはめてホルモンの変化を解釈し、
それに合わせて異なる漢方薬を服用することで出産率を高くする調節法です。



体が本来持つ力を尊重し、より体のバランスを整える
1980年代初期に、女性の月経周期の中医学理論と西洋医学の生殖理論を結合した、新しい不妊治療法である「周期調節法(周期療法)」が中医学界で発表されました。子どもがほしい夫婦の望みにこたえる西洋医学の医療法や技術の発展は、近年目覚ましいものがあります。しかし、体外受精、顕微授精や排卵誘発、ホルモン療法など、妊娠までのプロセスをコントロールするものも少なくありません。周期調節法は中医学理論の基本である、人の体が本来持っている力をあくまでも尊重します。ですから、不妊治療も西洋医学のホルモン療法とは違い、体の調子を整えながら、ホルモンの分泌を無理なく最大限活発にして、妊娠しやすい体づくりにするのが特徴です。西洋医学で使われている基礎体温のグラフに中医学の「陰陽理論」を当てはめてホルモンの変化を解釈し調節していきます。



月経周期に合わせて、その時期に必要な漢方薬を服用
医療を駆使して妊娠するのが目的の西洋医学の不妊治療。一方、中医学では、赤ちゃんが育つ母体の環境を整えることで妊娠も可能になると考えます。中医学の漢方薬で、体質改善を行い月経リズムを正常にして、自然な妊娠、出産につなげますから、西洋医学のような即効性はありません。最低でも3か月は続けましょう。初経が始まって閉経するまで、毎月繰り返される女性の月経周期は、月経期、低温期、排卵期、高温期という、4期の妊娠を準備するプロセスで構成されています。周期調節法では月経周期に合わせて異なる漢方薬を服用します。これは月経周期によって女性ホルモンの分泌が異なり、体調も変化するからです。ですから漢方薬も月経周期に合わせて飲み分けることで、体質改善により自然妊娠も望めるのです。



周期調節法なら、高齢でも出産のチャンスが広がる
いくら受精卵をつくる能力があっても、子宮が元気でなければ、着床することはもちろん、出産することも不可能になってしまいます。
 周期調節法は体のリズムを整えることによって、自然妊娠はもちろん、体外受精の成功率、受精卵の着床率も高められることから、西洋医学の治療と併用する利点は大きいのです。
 また、高齢で出産をあきらめていた方が、周期調節法で体のリズムを整えることよって、子宮や卵巣が若返り、西洋医学の不妊治療を受け、再び出産のチャンスを得ることもあります。


女性の体は7の倍数で変化する

中医学では、女性の体は7年ごとに節目を迎え、変化すると考えられています。
今から約2000年前の中国の古典『皇帝内経(こうていだいけい)』に「女性は7の倍数で変化する」
と書かれています。7の2倍の14歳に初経がおとずれ、3倍の21歳から最も妊娠に適した時期に入ります。

そして4倍の28歳は身体機能、性機能ともにピークを迎え、5倍の35歳から少しずつ月経と性機能の衰えが始ります。
14歳で初月経、49歳で閉経という女性の体のリズムは、2000年たった今でもほとんど変わっていません。
しかし、高齢でも腎を補うことで卵巣年齢を若返らせて、妊娠、出産が可能です。


・ 漢方・鍼灸をもっとよく知って体の調子を整えよう!
・ 漢方で着床しやすい子宮内膜を
・ 鍼灸で本来の治癒力をアップしよう



監修:誠心堂薬局


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