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ピルを飲むと太る? ピルの疑問解決に効くコラムまとめ

まとめ 女性の健康

ピルを飲むと太る? ピルの疑問解決に効くコラムまとめ

「ピルは恐い薬」というイメージに囚われていませんか? 正しく飲めばメリットがたくさんあるピルの情報を知っておきましょう。

2018.5.24

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現在の日本では、少しずつピルを服用する女性が増えてはいますが、まだまだピルの服用に抵抗感がある人、ピルがどんな作用をする薬かを知らない人が多いようです。


 


そこで、避妊効果をはじめとした効果やピルを飲む際に注意すべき点をまとめました。


上手に取り入れれば、女性の暮らしを快適にしてくれるピルについて、知識を深めてみませんか? 


ピルはなんのために飲む? 避妊効果のほかにもうれしいメリット


基本的に、ピルは毎日のように口にする薬です。なんのために飲み、その影響で体にどんなことが起こるのか、きちんと知っておきたいですね。最初に、ピルを飲むことで得られる大きなメリットをご紹介します。


 


“今、日本で使われている低用量ピルは、大きく分けると2種類に分けることができます。


 


1つは多くの方が知っているとおり、避妊用として使われているものです。


 


ピルには排卵を抑える作用があるため、妊娠を避けることができます。日本で使える避妊法の中でも確実で安全性が高い方法の1つといわれています。


 


もう1つは生理にまつわるトラブルの治療用として使われるピルです。


 


生理の約1週間前から下腹部痛などの体の不調が起こったり、精神的なイライラに悩まされるPMS(月経前症候群)や、月経困難症(生理中にあらわれる下腹部痛や腰痛、頭痛、下痢などのつらい症状)などに悩む人に使われています。“


 


ピルは避妊薬というイメージが強いのですが、ほかにも役割があるのですね。目的ごとに飲む人の費用負担は異なるようです。


 


“上記の2つで異なるのが、患者さんが負担する金額です。避妊用は自費になりますが、治療用の場合は保険が適用されます。


 


「避妊と治療、両方の目的でピルを使いたい」という場合は、かかりつけ医に相談してみるといいでしょう。”



"「ピルを服用し始めてから気持ちが軽くなった」「生活がグッと楽しく、快適になった」という患者さんを多く拝見しています。一度飲み始めたら10~20年飲まなければいけないわけではなく、服用期間も自分の体と相談しながら決められます。"


低用量ピル 役割は避妊だけじゃない! 意外と知らない低用量ピルについて



太る? 頭痛や吐き気がある? ピルのウワサ・うそホント


ピルの服用をためらっている人の多くが「副作用が心配」というようです。


巷でいわれるピルの副作用は本当なのでしょうか。


 


“ピルを飲み始めてから、むくんだり、頭痛がしたり、吐き気がしたりするということは、よくあることです。


 


まずお伝えしたいのは、これらの症状は不快な症状であって、問題になるような副作用ではないということ、ピルの重大な副作用といえるのは血栓症です。


 


マイナートラブルは、飲み始めに起こることがほとんどで、全体の3割くらいの人にみられます。


 


このマイナートラブルが出るのは、ピルの主成分がプロゲステロン(黄体ホルモン)だからです。プロゲステロン(黄体ホルモン)は、生理周期のなかでも排卵後に出る女性ホルモンのことで、妊娠を維持する働きがあり、吐き気やむくみ、頭痛などの症状を引き起こします。


 


  ただ、ホルモンに対する感受性は個人差が大きいため、まったくトラブルがない人もいます。また、マイナートラブルが出た人でも、2?3カ月の間に体が慣れて、症状がなくなることがほとんどです。”


 


また、体重の増加は実際に起こりやすくなるのかも、知っておきたいところです。


 


“ピルが直接の原因で太ることはありませんが、プロゲステロン(黄体ホルモン)の作用でむくみやすくなる人はいます。


 


むくんでしまうと、通常より0.5キロほど体重が増加することはよくあるので、それが太ったという認識になっているのだと思います。


 


また、ピルを飲み始めてから体重増加があった場合、生理痛や月経前症候群(PMS)のためにその期間中は食欲が減退しがちだった人が、一気に症状から解放されて、食欲が増進し、太ることも考えられます。


 


摂取カロリーが消費カロリーを上回らないように、自分で体重管理を行うことが大切です。


 


また、どうしてもむくみが気になるようであれば、利尿作用のある漢方薬で症状が緩和することもあるので、かかりつけ医に相談してみてください。


(中略)


不正出血は続いても数日の場合がほとんどで、2~3シートを使用しているうちに、その症状は無くなります。自己判断でやめてしまわず、次の受診まできっちりと飲み続けることが大切です。”



"婦人科でピルを処方してもらえば、マイナートラブルが出たときも、薬の種類を変えるなど臨機応変に対処ができます。 インターネットなどで安易に購入せず、医師の指示通りに使用して、上手にピルと付き合ってほしいと思います。"


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ピルによる不調が起こったら? 副作用の解決法


重大なものから軽微なものまで、副作用が起こったらどんな対処法があるのかについても知識を持っておきましょう。


 


“現在処方されている低用量ピルのプロゲステロン(黄体ホルモン)の種類は、4種類あります。


 


ちなみに、エストロゲン(卵胞ホルモン)はすべて同じものを使用しています。


 


マイナートラブルがなかなか改善しなかったり、症状が重いようであれば、かかりつけ医に相談してピルの種類を替えてもらうこともできます。”


 


また、まれなことではありますが、血栓症のリスクが若干上がることはあるようです。その場合の症状は上記のコラムでご紹介されています。


 


“ピルの重大な副作用として知られているのは血栓症です。


 


血の塊(血栓)で血管が詰まってしまう病気のことで、突然、尋常ではない痛みに襲われます。


 


ふくらはぎに起こることが多く、重大な場合には肺や脳で血栓が発生することもあります。


 


この場合は、激しい胸痛、頭痛が起こります。


 


ただ、低用量ピルでは、血栓症の原因となるエストロゲン(卵胞ホルモン)の量を必要最小限におさえてあるので、症状が出ることはごくごくまれです。 リスクは低いといえますが、このような副作用の可能性があることを知っておくことは大切です。


 


万が一、ピルを服用中に突然の激痛があった場合には、すぐにピルを中断して受診すべきだということは頭に入れておきましょう。”


 


ただ、医師の診察を受けてピルの処方をされているのであれば、高リスクの人には処方を控えられることがほとんどです。


 


“タバコを吸っている人、肥満や高血圧がある人、40代以上の人のなかには、ピルを飲むことで血栓症を発症する人もいます。


 


事前に血液検査をすればある程度は予見できるのですが、ネットで買った場合にはその判断ができません。


 


また、ピルは朝なら朝、夜なら夜と一定の時間に飲むことが大切ですが、ネット通販ではそのような説明がきちんとされていない場合があります。


 


もちろん、薬が本物かどうかを保証することもできません。”


 


“ピルに含まれているホルモンは体内で通常生成される量かそれ以下で、体にとって適正な量です。



"ピルでホルモンを上手にコントロールすることによって、経血量が少なくなったり、生理痛がなくなったり、PMSがなくなったりなどの効果が表れ、生理が非常に楽になります。また、妊娠に関しては、ほぼ100%の確率で避妊ができます。"


低用量ピル◆働く女性のピル活用とネット通販の危険性



ピルは婦人科のかかりつけをつくり、きちんと診察を受けたうえで使うことが大切な薬ということですね。


気になる方は、身近な産婦人科クリニックで医師に相談してみるのもおすすめです!


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