【5月31日からは、世界禁煙デー】妊活中、妊娠中の喫煙リスクについて
まとめ 女性の健康
【5月31日からは、世界禁煙デー】妊活中、妊娠中の喫煙リスクについて
平成30年5月31日から1週間は、世界禁煙デーです。妊活中、妊娠中の喫煙リスクについて、まとめました。
平成30年5月31日から1週間は、世界禁煙デーです。妊活中、妊娠中の喫煙のリスクについて、まとめました。
「喫煙と妊活」 について
「妊娠中の喫煙はよくない」と認知している人は多いと思いますが、では、不妊との関連はどうでしょうか。「まだ妊娠していないからいいや」といって、治療中もなかなか禁煙できない方もいるようですが、喫煙は妊娠の妨げにもなります。
喫煙の生殖能力に対する害についてまだ広く調査されておらず、現状では「影響があるのではないか」という段階ですが、それでもいくつか信頼できるデータや説があり、
●非喫煙者に比べて平均1~2年閉経が早くなる
●妊娠に至るまでの年数は非喫煙者の3.4倍
●体外受精やGIFT(配偶子卵管内移植)の妊娠率は 非喫煙者の1/2
●不妊のリスクは非喫煙者に比べて2倍
●血中のエストロゲンレベルが低くなる
などの影響が報告されています。
"治療と違って生活習慣の改善は自分でできることですが、禁煙は「できること」ではなく、「しなければいけないこと」。厳しくいえば、やらなければ妊娠へのスタートラインにも立てません。"
大切な命を守ろう。妊娠中に避けたい4つのこと。
妊娠生活で身近に喫煙者、赤ちゃんへの影響は?
"妊婦さん本人がたばこを吸わなくても、周囲の人の煙を吸ってしまうと、早産や神経障害など胎児に悪影響を与えてしまう恐れがあります。周囲に理解を求めたり、室内の換気を良くするなどして、できるだけたばこの煙を吸わないよう対策を行いましょう。"
たばこは妊活中の皆さんや妊婦さん、赤ちゃんにとって悪影響しか与えません。禁煙だけでなく、できるだけ煙を吸わないよう対策をとりましょう。