妊娠しやすい体質をつくるために体と心に美味しいものを食べよう 体と心にやさしい食品って? 気になるワードを確認!
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妊娠しやすい体質をつくるために体と心に美味しいものを食べよう 体と心にやさしい食品って? 気になるワードを確認!
食欲の秋、到来!美味しいものを食べると幸せな気持ちになりますね。日々の食生活に自分に合っているものを取り入れてみませんか?
食欲の秋、到来! 美味しいものを食べると幸せな気持ちになりますね。その一方で「食べ過ぎないように…」「本当は体によくないのかも」と感じながら食べることも多いのではないでしょうか。せっかくの食事を思いっきり楽しめるよう、オーガニックやローフードなど体によいものを食べたり買ったりできるカフェやお店を紹介します。お料理はどれも美しく、目でも癒されます。体によいものは罪悪感なく食べられるので、心も元気になりそう。妊娠しやすい体をつくるためにも、外食の時だけではなく、日々の食生活に自分に合っているものを取り入れてみませんか?
※2018年8月27日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.39 2018 Autumn」の記事です。
グルテンフリー
グルテンとは小麦や大麦など麦類に含まれるたんぱく質のことで、もっちりコシのある食感のもとになります。パンが主食の欧米人の間ではグルテンアレルギーの人も多く、グルテンを含まないグルテンフリーの食品が多く出回るようになりました。アレルギー以外にも、有名なテニス選手がグルテンフリーの食事に変えたことで体重が減り、体調がよくなって疲れにくくなったと取り上げられたり、多くの海外セレブたちが始めたことが話題となりました。
ヴィーガン
肉や魚を食べない菜食主義者をベジタリアンと呼びますが、ヴィーガンはひとことで表すと完全ベジタリアン。肉・魚だけではなく、卵、牛乳、など動物由来の食品を一切とりません。また生活においても、毛皮やシルクなどの動物由来のものや、動物実験が行われた製品は使いません。それが動物たちの命や地球環境を守ることにつながると考えています。
低GI
GIは血糖値の上昇度合いを示す指標(グリセミック・インデックス)。その値が高いと食後急激に血糖値が上昇し、血糖値を下げる働きのインスリンが多く分泌されます。体への負担が大きく、インスリンは脂肪を蓄えようとするので肥満の原因にも。低GI食品は血糖値の上昇を穏やかにして、インスリンの過剰な分泌を抑えます。また低GI食品はゆっくり吸収されるので、腹持ちもよく、食べ過ぎを防ぎます。
ギルトフリー
甘くておいしいお菓子や、手軽に食べられるハンバーガーなどは、口にすることが多いけれど、心の中では「また糖分をとってしまった」「体によくないものを食べてしまった」と罪悪感をもつ人も多いと思います。ギルトフリーというのは、そういった罪悪感なしに食べられる、体によい素材や栄養素を考慮して作られたもののことをいいます。
オーガニック
化学肥料や化学合成農薬を使用せずに、有機肥料だけを用いて栽培された作物のこと。オーガニック=無農薬ではありません。日本では厳しい生産基準をクリアした農作物や加工食品にのみ「有機JASマーク」をつけることができ、オーガニックとうたうことができます。自分でオーガニック食材を調達する時は、このマークが目印となります。
ローフード
ローはRAW=生、つまり加熱されていない生の食材か48℃以下で調理された食品のこと。ローフードは、素材のもつ酵素やビタミン、ミネラルなどの栄養素をそのまま体に摂り入れることができます。サラダやグリーンスムージー、コールドプレスジュースなど手軽に作れるものが多く、海外セレブの間で流行し、日本でも注目を集めています。
低糖質
炭水化物は、消化吸収できる「糖質」と消化できない「食物繊維」からできています。低糖質の食品は肥満になりにくいだけでなく、血糖値の上昇が抑えられます。
出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.39 2018 Autumn
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