妊娠中の感染症 予防と対策、赤ちゃんへの影響は?
まとめ 妊娠・出産
妊娠すると、赤ちゃんを迎える喜びとともに、出産までの長い期間を無事過ごせるか不安を感じる方も多いようです。
赤ちゃんの発育に影響を与える感染症はたくさんありますが、知識を味方につけて、賢く妊娠期間を乗り越えたいですね。
今回は、妊娠中には特に注意したい感染症についての記事をご紹介します。
赤ちゃんへの影響が大きい感染症とは
“これから妊活するという人であれば、ぜひ、ブライダルチェックや妊活前の血液検査などで抗体の有無を含めて母体の健康を確認し、可能なものはワクチン接種を済ませて、妊娠中の感染症を予防することをおすすめします。”
季節によって流行する感染症には万全の対策を
“外出先から帰宅した際には必ず手を洗い、うがいをしましょう。市販のマスクは病原体の防御にはなりませんが、喉を乾燥から守ることができます。感染防御のためにマスクをしたい場合は医療用マスクを使ってください。人混みを避けることも大事です。(中略)感染症にかからないよう免疫力を高めるためにも正しい食生活と十分な睡眠が大切です。”
■妊活中は特に徹底的に予防を! 冬に流行する7つの感染症に注意
妊娠後のクラミジア感染にも要注意
“クラミジアは性交渉で感染する細菌なので、当院では念のためご主人への治療をおすすめすることも。また、卵管に菌がいると造影剤と一緒にお腹の中に広がってしまう危険性があるので、子宮卵管造影検査を希望する方は必ずその前にクラミジア検査をしていただくようにしています。”
出産時のHPV感染でかかる病気「咽頭乳頭腫」
"母親がHPVウイルスを持っていたら、必ず赤ちゃんに感染するというわけではありませんが、HPV感染症はHPVワクチンの接種さえしていれば防ぐことができる感染症です。(中略)いつか生まれてくる赤ちゃんのためにも、HPVワクチンの接種を積極的に考えてほしいと思っています。"
いかがでしたか? このほかにも気をつけるべき感染症はありますが、まずは健やかな生活リズムと手洗いうがいで、ウイルスに感染しづらい体調管理を心がけるのが大切なポイントですね!