長く続く更年期障害 いつまで? どんな治療がある?
まとめ 女性の健康
長く続く更年期障害 いつまで? どんな治療がある?
つらいというイメージが先行しがちな「更年期」。特に、生活に支障をきたすレベルの不調「更年期障害」の対策をご存知ですか?
「更年期」と聞くと、よくわからないけどネガティブなイメージをもっているという人も少なくないようです。
でも、女性であれば誰でもいつかは経験する更年期についての知識をもつことで、ある程度苦痛を減らしながら過ごすことができるようです。
周囲の理解を得てストレスの少ない更年期を過ごすためにも必要な知識をまとめてご紹介します。
更年期には何が起こる? 更年期障害になる原因は?
"40歳頃から、老化によりエストロゲンは急激に減っていきます。そのため、この頃から少しずつ、足りない分だけホルモンを補充していけば、更年期を迎える時期になっても、さまざまな病気を防ぐことができます。たとえば今日まだ治療法を見いだせていない認知症において、ホルモン補充療法(HRT)は予防効果があります。"
更年期の最中に待ち受ける閉経。平均年齢は?
"お母さまや年配の方に相談すると「更年期だから大丈夫」と言われるかもしれません。でも、更年期だからと放っておかず、きちんと治しておくことが大切です。 また、注意してほしいのが、先にあげた自覚症状が、必ずしも更年期が原因だとは限らないということです。重篤な病気が隠れていることもありますので、体調不良が続く場合には、早めに受診していただければと思います。"
更年期障害の主な症状とは
“精神症状がとくに辛い時は、「1日のうちのいつ、誰に(何に)対して、どんな状態になるのか」を、日記のように1週間分を記録してみてください。症状が固定され、対処法がみつかります。受診時にその記録を持参すれば、治療にも役立ちます。”
誰にでも訪れる更年期 どう迎える? 治療法は?
"誰でも、自分の体に未知のことが起これば不安になります。客観的に状態を把握するために血液検査などが必要なこともありますが、まずはホームドクターに話し、体の変化を確認するだけでも、解決の糸口が見えてくると思うのです。
子育てや仕事で忙しくなってくると、出産後はなかなか病院に行く時間が取れなくなりますが、これから起こる自分の体や心の変化を知る意味でも足を運んでいただきたいと思います。
"
"「毎月、ホルモンの働きに左右されて女性って本当に大変!」と思ってしまいますが、生理がある限り、その状態は続きます。うまくつき合って、トラブルを最小限にするためには、まずは自覚することが大切。毎月の体調変化を自覚しておけばトラブルにうまく対応できるし、仕事や遊びのスケジュールも立てやすくなります。"
いかがでしたか? いつでもいきいきと輝くために、積極的に更年期と向き合っていきたいですね。