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下腹部の痛み&不妊治療

専門医Q&A 女性の健康

下腹部の痛み&不妊治療

2012.8.21

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ゆーさんさん(38歳)

こんにちは。
結婚6年目の38歳の主婦です。
結婚をしてからずっと、右下腹部にきりきりした
痛みがあり、大きな総合病院で見て貰ったところ
、エコー等では特に問題が見られませんでした。
(何個か小さい子宮腫瘍はあり、子宮内膜症とは言われています。)

ただエコーでは見えない(分からない)部分が、
癒着しているかも知れないとのことで、
痛みの原因が分かるならと腹腔鏡の手術を受けました。
しかし、癒着は右側ではなく左側の卵管周囲の癒着があったようで、その後も相変わらず右側に痛みがあります。

もし、考えれるなら何処に原因があり、何の病気が疑われるのでしょうか?

また、早く子供を授かりたいと、結婚2年目にこちらの病院で人工授精を5回ほど受けましたが、授精は出来ず、先のステップに進むことなく今に至ります。
(主人の海外赴任が決まってしまった為、その後病院には通っていませんでした。)

その当時は卵管造影も行ったところ、卵管は疎通しているとの所見でした。
ただ、今年になってもう一度治療を始めようとしたところ、
卵管通水テスト(卵管にお水と空気を通す検査)をしたところ、お水は通ったが、空気は全く入らずピストンが押し出される状況で、、、。かなりの圧迫を感じ、気分が悪くなってしまった状態でした。

上の病院とは違う病院の先生には、もう年齢的にも体外しか無いよと言われてしまいました。

今年の6月に超初期流産をしていたと思われます。
高温が続き、生理予定日から1週間後妊娠検査薬で検査したところ、陽性だったので。
病院に行く前に、気分が悪くなり経血の塊のようなモノがでてしまいました。

もう、年齢的に自然妊娠は難しく、体外授精でしか赤ちゃんは望めないのでしょうか?

ご回答をお願い致します。


お話を伺った先生のご紹介

奥 裕嗣  先生 (レディースクリニック北浜)


私共は患者様一人ひとりとの出逢いを大切に、
徹底したインフォームド・コンセントを理想に掲げ、
スタッフ一同、すべての患者様に赤ちゃんのご縁がありますよう
切に願いながら、日々生殖医療に全力で取り組んでおります。

当院では最先端の生殖医療技術をご利用いただくとともに、
永く愛されるオリジナルの漢方療法もお受けいただけます。
また患者様の心理的なご負担にたいして優しいサポートが
出来るように、心理カウンセリングを備えました。

多様化する患者様の生活条件に合わせて、便利で快適に、
高度で確かな不妊治療を安心して受けていただけるように、ここ
「ザ・北浜プラザ」の医療モールにて開院することとなりました。
どうぞお気軽に、ご安心なさって、まずは扉をたたいてみてください。

■略歴
1987年
愛知医科大学卒業
愛知医科大学産婦人科学教室入局

1988年
愛知医科大学大学院入学
女性ホルモンの動脈硬化抑制についての研究を行う。
(更年期障害の基礎的研究)

1992年
同大学院卒業
エラジン酸の抗酸化作用

(アンチエージング作用)の研究にて博士号修得

総合大雄会病院勤務

1995年
蒲郡市民病院勤務

1998年
アメリカ合衆国に留学
Diamond Institute for Infertility and

Menopauseにて、体外受精、顕微授精等

最先端の生殖医療技術を3年間研修

2001年
IVF大阪クリニック勤務

2004年
IVFなんばクリニック勤務
2005年より副院長として勤務

2010年
レディースクリニック北浜開設



≫ レディースクリニック北浜

最近化学的流産が1度あるとの事ですので自然妊娠の可能性は0ではないと思いますが、38歳の年齢、卵管因子、内膜症合併、人工授精5回実施などの現状を考慮すれば早期に確率の高くなる体外受精へのStep Upをお勧めします。


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