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低AMHでの卵巣刺激について

専門医Q&A 女性の健康

低AMHでの卵巣刺激について

2013.6.19

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がりがりこさん(36歳)

現在二人目不妊で顕微授精を一度行いました。
一人目も顕微授精で授かりました。

一人目の前に、一度8週で流産しています。
2度の妊娠は同じ排卵誘発の方法で妊娠しています。
その方法がゴナピュールとHMGフェリングという注射でのアンタゴニスト法で、胚盤胞を移植しました。(4bb・3bcと4cc)
その方法が私には合っていたのかなと思っていました。

二人目の治療を始めたときに初めてAMHの検査をしたのですが、1.12という結果でした。
実際の年齢よりも高めで40代のレベルだと言われました。
その結果により、スプレキュアを使ったショート法で行ったのですが、採卵までの卵の育ち方がゆっくりで、採卵数7個、受精4個。6日目で3個が胚盤胞となりました。(4cc・4cc・3cc)
移植した結果、陰性で終わって、現在お休みしていますが、次回また顕微授精をするときにはどのような誘発方法で行うのが良いのか迷っています。
私は以前2回妊娠できた方法で行ってみたいのですが、それを主治医に話したところ、「貴方はAMHが低いから、その方法では卵の数が育たないのでスプレキュアを使って強く刺激した方がいい」
「まあ、やってみないとわからないので、そうしたいのであればやってみても構いませんが」と言われました。
低AMHの場合、やはりショート法の法が良いのでしょうか。
アンタゴニスト法は低AMHだと向いていないのでしょうか。
前回の妊娠から3年経っているので、同じ方法だと妊娠は難しいのでしょうか。
その時はAMHの検査はしていないのでどう考えたらいいのか悩んでいます。


お話を伺った先生のご紹介

藤野祐司 先生 (なかむらレディースクリニック)


1979年
大阪市立大学医学部卒業

1985年
大阪市立大学医学部大学院医学研究科外科系修了
     新千里病院(現済生会千里病院)産婦人科勤務
1988年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室助手

1989~1990年
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学

1993年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室講師

1997年
藤野婦人科クリニック院長・大阪市立大学医学部非常勤講師


医学博士 日本産科婦人科学会専門医
     日本生殖医学会生殖医療指導医

日本産科婦人科学会会員・日本生殖医学会評議員・日本受精着床学会評議員
アメリカ生殖医学会会員・ヨーロッパヒト生殖医学会会員



≫ なかむらレディースクリニック

卵巣刺激方法の選択はなかなか難しいものがあります。
AMHが低い場合は、卵巣機能の低下、卵巣予備能の低下がありますのであまり強い卵巣刺激方法はお勧めできません。
ショート法、アンタゴニスト法、どちらかの選択となると、アンタゴニスト法の方が良いのではないかと思います。


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