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未成熟卵体外培養について。

専門医Q&A 女性の健康

未成熟卵体外培養について。

2014.4.2

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たぬとっとさん(36歳)

初めまして。
現在私36歳、夫42歳の夫婦です。夫の方には問題はありません。

ネットで調べていた時に、初めて未成熟卵体外培養の事を知りました。

現在、卵巣機能不全とのことで通院しています。
何年かに渡り、生理不順→無月経でいくつかの病院に通院していました。

FSHの値が高値でそれを下げたい先生(不妊治療で有名な病院)も、なんでか分からないと頭を抱えてました。

そこで別の大学病院に転院。プレマリンとルトラールのカウフマン療法をするも変化なく、結婚の予定があったため、詳細を聞こうと母とともに診察受けるも『子供のいない人生もあります』とバッサリ言われました。

ネットでFSH値を下げるGnRHの点鼻薬の使用例があり、先生に聞いてみるもそのうちにしましょうとの返答でした。

納得ができず同病院で担当の先生を変えてもらいました。
そこからやっとカウフマン療法以外の治療法を試すスタート
ラインに立てました。
担当医が変わってから、約1年経過してます。

カウフマン療法をしながらナサニール点鼻薬を併用。
前の先生はカウフマン療法のみで、生理3日~5日の間の採血
等はやって貰えてませんので、通常の時のFSHは100を超す時もありました。
今の先生に変わってから、初めて生理3日~5日に血液検査を行いました。数値は20位まで下がってました。

一歩踏み込みクロミッドも使用しましたが、卵胞は成長せず、はっきり見えない時もありました。

現在はカウフマン療法+ナサニール点鼻薬後、プレマリンを3ヶ月程毎日飲む治療中です。おりものはずっとある感じですが、卵胞が5・6mmから大きくならず、内膜も8mm位までしか厚くなりません。

そこで目にした『未成熟卵子体外培養』の方法。
体外培養で育つ確率も低く、その後の体外受精等も確率は低いのは分かっていますが、年齢と状況からして卵胞が育たないのであれば、未成熟卵を体外で培養する方法しか残ってないのではと悩んでいます。

私のような状況での未成熟卵体外培養自体、できないのでしょうか?
また卵胞が育つ方法は他にあるのでしょうか?

長くなりましたが、よろしくお願いいたします。



お話を伺った先生のご紹介

向田哲規 先生 (広島HARTクリニック)


院長 向田哲規

1960年6月25 広島県広島市中区生まれ
昭和35年生まれで修道高校卒業まで広島で育ち、太平洋の青い海にあこがれ高知医科大学に入学し、学業よりテニス部とヨット部の活動が中心であった健康的な学生生活を送り卒業の後、同医科大学産婦人科医局にて一般産婦人科のトレーニングを受けました。

不妊症治療に携わって得られる生き甲斐は、より良い治療法を習得しそれを難しい症例に用いて、赤ちゃん誕生という目標に到達する手助けができた瞬間であり、その経験が臨床医としての糧になっていると思います。
不妊症の原因および治療法は千差万別であるため最終的には御夫婦が納得した治療法にて組むべきであり、その為の説明を充分行うよう心がけておりますので、いつでも御相談ください。



≫ 広島HARTクリニック

やはり双発閉経の状態ですので、聖マリアンナ医科大学が中心になって行っているIVAか、卵提供プログラムを日本または海外で受けるしかないと思います。36歳のなので、それらを早期に考えるべきでしょう。


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