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持病ありますが赤ちゃんが欲しいです

専門医Q&A 女性の健康

持病ありますが赤ちゃんが欲しいです

2015.7.22

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ミヤザワさん(42歳)

初めましてどうぞよろしくお願いいたします。42歳新婚で不妊治療を始めようという矢先にネフローゼ微小たい型にかかりました。プレドニンとネオーラルを併用しています。年齢を考えると薬が減らせるかもという数年が待てません。何か希望は無いでしょうか。どうしてもどうしても諦めたくありません。



お話を伺った先生のご紹介

向田哲規 先生 (広島HARTクリニック)


院長 向田哲規

1960年6月25 広島県広島市中区生まれ
昭和35年生まれで修道高校卒業まで広島で育ち、太平洋の青い海にあこがれ高知医科大学に入学し、学業よりテニス部とヨット部の活動が中心であった健康的な学生生活を送り卒業の後、同医科大学産婦人科医局にて一般産婦人科のトレーニングを受けました。

不妊症治療に携わって得られる生き甲斐は、より良い治療法を習得しそれを難しい症例に用いて、赤ちゃん誕生という目標に到達する手助けができた瞬間であり、その経験が臨床医としての糧になっていると思います。
不妊症の原因および治療法は千差万別であるため最終的には御夫婦が納得した治療法にて組むべきであり、その為の説明を充分行うよう心がけておりますので、いつでも御相談ください。



≫ 広島HARTクリニック

42歳という年齢から早期にARTによる治療が適切と思われます。合併症に関しては、内科の主治医から現在受けている投薬の減量や変更などリスク管理も含め、妊娠出産可能であるかどうか?の意見を聞いて対応すべきと思われます。焦る気持ちはわかりますが妊娠、出産は腎臓にかなりの負担がかかり、妊娠中毒症になる可能性が高いためです。

腎臓のこと、不妊のこと、いずれもこれら条件を踏まえた施設・環境を整えてから、不妊治療を進めるべきだと思います。そして少なくても確率を高める人工授精法3回程度併用していくべきでしょう。もし(-)ならIVFへでも構いませんし、すぐにIVFでより多くの受精卵を得るようにして確率を高めるのが良いのではないでしょうか?


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