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着床継続に有効な漢方での手立てはございますか?

専門医Q&A 漢方・鍼灸

着床継続に有効な漢方での手立てはございますか?

2011.7.21

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ひろろさん(43歳)

はじめまして。遠く埼玉から失礼いたします。
 恥ずかしながらこの年で先日やっと陽性反応が出ましたが、9か月前には繋留流産、その後も二度ほど 化学流産で 着床の継続がされなかったので、今回も不安です。

着床継続に有効な 漢方での手立てはございますか?

近くに不妊外来もなく普通の産婦人科での通院歴しかなく、投薬もホルモン注射も受けたことがありません。

ちなみに 23歳と26歳の二度の自然分娩時にはすんなり妊娠出産でした。

高齢になっての流産に なるほど・・難しさを感じましたが、ぜひアドバイス頂けたらとメールさせて頂きました。

また、漢方購入の場合 電話やメールでのやりとりだけでも大丈夫でしょうか。

重ねてよろしくお願いいたします。


お話を伺った先生のご紹介

深谷幹子 先生 (深谷薬局養心堂)


湖北民族学院客員教授
妊娠授乳サポート薬剤師

妊娠しやすい体作りを全力でサポート
子宝に向って一緒に歩んでいきましょう。

女性特有の悩みについての相談にも乗っています。女性同士、わかりあえる事も多いかと思います。

ちょっとした事でも気になったら、気軽にメール又は電話でご相談下さい。 相談する気になった事で、もう大きな一歩を踏み出しています(^-^)/



≫ 深谷薬局養心堂

ひろろさんご質問ありがとうございます。

妊娠しないのも辛いですが、妊娠の喜びの後流産は、とてもとても辛いです。
少しでも、この回答がお力になれますように。

ホルモン剤やホルモン注射を使っていない自然妊娠で、23歳と26歳にはすんなり自然妊娠をしてみえるのですね。

9ヶ月間の間に3回妊娠してみえますので、妊娠する力は、年代よりとても高いです。

元々妊娠、出産能力はお持ちなのですが、年齢と共に少し維持力が足りなくなってきた可能性があります。

妊娠を維持するのは、漢方では、腎の力が大切と考えています。 腎は、生命エネルギーの元、生命力の元、生殖能力の元。
西洋医学では、腎は、おしっこの処理が先ず浮かびますが、漢方では、5臟(肝、心、脾、肺、腎)で、とらえていますので、腎の力は
妊娠にとってとても大切な力と考えます。

腎の力を増す漢方を補腎の漢方といいます。体質によって種類も一杯ありますので、漢方薬局など詳しい先生の元で、体質を見てもらって
合うのを見つけてもらうと良いです。

他に、日頃の生活で、冷えや生理痛、頭痛持ちなど不快な症状があれば、それも体のバランスに関係します。
不快な症状を漢方で、バランスを整えて取ることも妊娠維持には良い事です。

ご質問の漢方購入の場合ですが、今は、法律で、漢方はお送り出来ないのです。申し訳ありません。

子宝専門で漢方相談をしている漢方薬局も数多くあります。専門の勉強を続けている先生の数多く見えるので、先ずお話を聞きに行かれて
納得してから購入を考えられたら良いと思います。

折角のご縁で相談いただいたのに、直接お力になれず申し訳ありません。

PS,妊娠を維持するホルモンは夜増えます。 規則正しい生活は、妊娠、妊娠維持にはとても大切です。


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