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受精障害でも鍼灸院で体質を改善できますか。

専門医Q&A 漢方・鍼灸

受精障害でも鍼灸院で体質を改善できますか。

2012.7.4

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きららさん(0歳)

去年の体外受精で受精障害と診断されたものです。
受精障害とわかり自力では妊娠することが難しいといわれています。
顕微授精で育った受精卵を2度移植し、二度とも妊娠をしますが共に稽流流産となっています。

現在、手術後でもあり次回は採卵からまたがんばろうと前向きになっております。
先日友人が鍼灸院に言っていると聞きました。
生理不順等で行っているのですがその後生理が順調にきていると聞きました。

私のように受精障害と診断されたかたでも鍼灸院で体質を改善できるでしょうか。
少しでもよい卵を作る方法の一つであれば 一度予約をとってみようと思っています。
よろしくお願いします。


お話を伺った先生のご紹介

湯浅 佳子 先生 (パクス・テルレーナ治療室)


■経歴

フェリス女学院大学文学部国際文化学科(現:国際交流学部)卒業後、医療系団体にて広報誌の編集・制作を担当。
その後、鍼灸専門学校へ入学、鍼灸師となる。東京衛生学園専門学校東洋医療総合学科卒業。
在宅医療研修、アロママッサージサロンなどで臨床経験を積み、 パクス・テルレーナ治療室を開院。

鍼灸専門、女性・小児専門の治療院として子どもから大人まで様々な症例の臨床に横浜にて数多く取り組む。

パクス・テルレーナ治療室 横浜本院副院長
パクス・テルレーナ治療室 岡山井原分院院長
付属施設アロマ&美容鍼灸ルーム監修・代表
1971年生まれ 一児の母

民間資格

JAA認定アロマコーディネーター JAA認定アロマインストラクター
所属団体 女性鍼灸師フォーラム 日本鍼灸師会
東京スキンタッチ会 日本不妊カウンセリング学会
日本アロマコーディネーター協会など



≫ パクス・テルレーナ治療室

きららさん、はじめまして。
女性のための鍼灸治療室、パクス・テルレーナ治療室・副院長の湯浅です。

東洋医学(中国医学)では、女性の場合の「不妊」は「不孕」(ふよう)と呼び、その原因については、代表的なもので数種類あります。
「腎虚」(じんきょ)、「気血両虚」(きけつりょうきょ)、「肝気欝結」(かんきうっけつ)、「痰湿」(たんしつ)、「血瘀」(けつお)、「陰虚血熱」(いんきょけつねつ)などの証(病名)が挙げられます。
聞きなれない言葉ばかりだと思いますが、簡単に説明すると、根本的なエネルギー不足、身体自体や生殖器が滞ったり・発生する不要物、精神的なストレスなどが「不妊」の要因になっているということです。

それらの要因によって子宮や卵巣の働きが悪くなり、「不妊」という状態を引き起こします。

これらの不調の要因を取り除いていくのが東洋医学(鍼灸治療)における「不妊」治療です。そうすることで、卵巣や子宮の状態が改善し、排卵、受精、着床、妊娠継続がスムーズにいくようになるということです。
ですから、きららさんが悩んでおられる「着床障害」に対しても鍼灸治療は有効ですので、施術を希望される鍼灸院に行ってみてください。

また、可能であればパートナーの方も施術を受けられることで精子の量、運動率、質が改善されますので、お二人で治療を受けられることをお勧めします。

きららさんのお悩みが解消され、赤ちゃんに出逢えることを祈っております。その手助けに鍼灸治療がお役に立てれば嬉しい限りです。


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