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【妊活と栄養】妊娠には亜鉛が効果あり!?亜鉛不足と不妊の関係とは?

まとめ 妊活

【妊活と栄養】妊娠には亜鉛が効果あり!?亜鉛不足と不妊の関係とは?

現代の日本人は亜鉛不足といわれていますが、亜鉛の摂取量が低下すると妊娠率も低下するというデータがあります。今回は亜鉛についてまとめてみました。

2019.3.11

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現代の日本人は亜鉛不足といわれていますが、亜鉛の摂取量が低下すると妊娠率も低下するというデータがあります。今回は亜鉛についてまとめてみました。


知っておこう、亜鉛のはたらき


亜鉛は、古くから真鍮の中に含まれ使用されてきた金属元素で、ヒトの健康と栄養維持に重要な必須微量元素のひとつです。多くの酵素に含まれ、遺伝子発現、たんぱく質合成など、 細胞の成長と分化に中心的役割を果たしています。不足により、味覚障害や皮膚炎、食欲不振などが起こることが知られ、近年日本では、若年女子成人において味覚機能の低下と低亜鉛状態との関連が報告されています。亜鉛は、すべての細胞に存在しているため、肉・ 魚介・種実・穀類など多くの食品に含まれています。


亜鉛と妊娠率の関係性


■銅濃度が高いと妊娠率が低下


子宮内に銅が存在すると妊娠率低下に結びつく可能性があるといわれています。また、厚生労働省の統計から、現代の日本人の食生活では銅の摂取量が必要以上に多く(必要量0.90mg/日、摂取量0.97mg/日)、亜鉛の摂取量が必要以上に低下(必要量10.0mg/日、摂取量6.5mg/日)していることが報告されています。


銅と亜鉛は細胞の機能に関与する微量金属です。銅/亜鉛比が増加すると、酸化ストレス、癌罹患率、妊娠高血圧症候群が増加することが報告されています。


 


■原因は日本人の食生活


現代の日本人は、大豆製品とインスタント食品の摂取が多くなっていますが、大豆にはフィチン酸が含まれ、これは亜鉛を除去してしまいます。また、インスタント食品には多くの食品添加物が混入しており、この一部もまた亜鉛を除去してしまうのです(EDTA、ポリリン酸、カルボキシメチルセルロースなど)。最近発表された世界の食生活の統計から、全世界の20.5%は亜鉛欠乏症であり、特に東南アジアでは33.1%と高率です。これは、黄色人種の妊娠率が白人より低い一つの理由であるかもしれません。


出典元:松林秀彦(生殖医療専門医)のブログ「銅亜鉛と着床の関係」


亜鉛はどうやって摂れる?


亜鉛は肉・魚介・種実・穀類など多くの食品に含まれています。
特に多いものとしては牡蠣、豚レバー、牛肉、ほたて、納豆、精白米、もめん豆腐、卵、チーズなどです。これらを毎日とるのは難しいという方もいるかもしれません。


そこで、気軽に補えるサプリメントがおすすめです。亜鉛のサプリメントは、腸内の亜鉛濃度を上昇させますので、結果的に血液中の亜鉛が増え銅が減ります。したがって、銅濃度が高い方には、亜鉛のサプリメントが有効です。


 


 


 


いかがでしたか?亜鉛不足は様々な不調を引き起こすだけでなく、妊娠しにくい体を作ってしまいます。


意識して亜鉛を含む食品をたくさん摂るようにしましょう。


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