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サプリメントを治療のサポート役に！ネットで出合ったサプリで体質改善。１カ月後に嬉しい結果が！

コラム不妊治療

サプリメントを治療のサポート役に！ネットで出合ったサプリで体質改善。１カ月後に嬉しい結果が！

１人目を体外受精ですぐに授かりますが
２人目の治療は２年間におよび、くじけそうになることも。
「先生まかせではなく、自分にもできることを」と
サプリなどを取り入れて、妊娠・出産した女性の体験談を紹介します。

2019.3.5

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※2019年2月25日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.41 2019 Spring」の記事です。

ご主人側の問題がわかり体外受精で１人目を出産

友人の紹介で1歳上のご主人と出会い、３年のお付き合いを経て27歳で結婚。現在は３歳の男の子のママでもあるＨさん（33歳）。

「実家の母の期待が大きく、結婚後すぐに子どもが欲しいと思っていました（笑）」

しかし、半年を過ぎても妊娠の兆しはなく、Ｈさんはブライダルチェックを受けますが、特に問題はないとのこと。さらに１年経っても妊娠しないので不安になり、不妊治療専門クリニックで検査を受けると、ご主人の精子に問題があることがわかりました。自然妊娠は難しいという先生の判断ですぐに体外受精を始め、治療から半年後に赤ちゃんを授かることができました。

２人目の治療では卵子の質が問題に。自分にもできることを模索

もともと豊かな自然にめぐまれた島で、２歳下の弟さんと仲良く育ったＨさん。
「周りの同級生にも同じくらいの兄弟や姉妹がいたこともあり、30歳ぐらいまでに子どもは２歳差で２人いるのが理想と考えていました」

そこで２人目の妊娠に向けて出産後10カ月で断乳。ふたたび同じクリニックで治療を始めます。１人目の治療の時のようにクロミッド®やアンタゴニスト法で排卵誘発を行い、たくさんの卵子を育てますが、採卵した卵子のほとんどが変性卵で、なかなか受精しない状況が続きます。

「前回と同じように治療すれば、すぐに授かると思っていました。何がいけないんだろう？　と思いながらも、この時は結果が出るまでとにかく続けるしかない、という気持ちでした」

ようやく４回目で初期胚１個、胚盤胞４個が育ったものの、すべての移植でマイナス判定。今度は着床しないという新たな問題に直面します。
「その原因は卵子の質でした。過去の検査で私には問題がなかったので、自分は大丈夫だろうと思っていました。年齢的な要因もあるとは思いますが、原因は自分だったとわかったおかげで、これまで先生にすべてまかせっきりで、自分は何もしてこなかったことに気づきました」
　担当の先生に「いい卵子に出合うまで治療を続けていきましょう」と励まされ、これまで通り治療を続けていく一方、それからＨさんも「自分にもできることをしよう」と気持ちを切り替えます。まずは、ずっと気になっていた冷え性と卵子の質を改善するため、インターネットで見つけた鍼灸院へ。そこでＨさんの体に筋力が不足していることがわかり、鍼灸の先生にすすめられた自宅でできる加圧トレーニングを日課にします。さらに「冷え性にいいとされる生姜やシナモンを料理や飲み物などに加えて摂るように心がけました」。ただ、薬剤師の仕事と子育て、治療を並行しながらの日々の生活は大変。食事の面ではスーパーのお惣菜なども取り入れて、ストレスを溜めず食べたいものを食べるように。

「食に対して神経質になることはありませんでした」

こうして「これで妊娠できる！」と期待して臨んだ７回目の移植でしたが、またもマイナス判定。この時点で治療期間は２年近くにおよび、Ｈさんの心と体はとうとう限界に達します。

「経済的にも精神的にもつらく、さすがにくじけそうになりました」

転院して新たな環境で再挑戦！ネットで見つけたサプリで変化が

そんなＨさんの姿を見て「主人が子どもは１人でいいよと言ってくれたのですが、私はどうしても諦められませんでした」。それから１カ月後、「今までの治療法とは違う、ほかの方法を試してみたい」と、自然周期を中心に行っているクリニックへの転院を決意します。

転院後の新たな環境では、クロミッド®で排卵誘発後、すぐに３個の胚盤胞が育ったのですが、そのうちの１個を移植しても、残念ながら妊娠には至りませんでした。

「実は、先生から子宮内膜が薄いという指摘がありました」

そこで何かいい方法はないかと、Ｈさんがインターネットで探していると、あるサプリに出合います。

「“内膜を厚くする”というキーワードを入れると出てきたのがこのサプリ。迷わず購入ボタンを押しました」

以前から当帰芍薬散や四逆散といった漢方薬も服用していたそうですが、サプリを取り入れるようになってから、「もともと手足が冷たく寝つけないことがあったのですが、徐々に手足が温かく感じられるにようになりました。さらに前回は7.4㎜だった子宮内膜の厚さが10・2㎜になっていたんです」。

そして服用から１カ月後、待望の妊娠判定！「妊娠がわかった時は、やった！　という感じ。素直に嬉しかったです」と笑顔のＨさん。

「長い道のりでしたが、自分に原因があると自覚したことで、大切なことに気づきました。それは先生まかせにするのではなく、自分にもできることをして、最後まで諦めないということ。そして、主人はもちろん、子育てをサポートしてくれる母の存在など、周囲の協力と職場の理解に恵まれていたことへの感謝です」

取材時に臨月を迎えていたＨさんは、その後、元気な女の子を出産。多忙ながらも充実した毎日を送っています。

出典：女性のための健康生活マガジン jineko vol.41 2019 Spring
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