春はもうすぐそこ!摂りたい栄養まとめ
まとめ 妊活
一汁三菜と五味五色でバランスのいい食事を
バランスよく栄養を摂るには、「一汁三菜」の食事を心がけましょう。ご飯が中心にあり、汁物がついて、主菜と副菜が2つ。エネルギーの50%は主食であるご飯から摂ります。肉や魚で作られた主菜からたんぱく質を摂り、野菜や海藻、芋などのおかずである副菜からはビタミン、ミネラルを摂ります。一汁三菜が揃うと、あまり栄養素のことを考えなくても、自然とバランスがとれるのです。いきなり一汁三菜を揃えるのが難しいという人は、ご飯と汁物から始めてみるのもおすすめです。
それから「五味五色」で考えるという方法もあります。「五味」とは、いろいろな味つけをすること。調理方法だったら炒め物ばかりではなく、蒸したり煮たりと変えてみます。そうすると、おのずと油ものに偏らなくなります。味つけも辛いものばかりとか、甘いものばかりにならないようにして、いろいろな味にします。
「五色」は、さまざまな色の食材を取り入れて、彩りをよくするということです。肉や魚など動物性のものに偏ると、茶色っぽくなりますが、緑、黄色、赤い野菜や豆、芋類が入っていると栄養バランスが整います。
食事を作ったり食べたりする時に、あまり難しく考えすぎるのは、体によくありません。自分の感覚を大事にしながら、「一汁三菜」「五味五色」でバランスがとれるようになると、すごく楽になると思います。
"外食をする時も、栄養バランスには気をつけたいですね。女性が好きな、パスタ類にスープがついたくらいのランチ。これは脂肪と炭水化物しか摂れず、バランスにはよくありません。やはり定食ものがおすすめです。"
栄養満点の妊活レシピをご紹介!
摂ったほうがよい栄養素や食品はわかったけれど、何をどう料理したらいい?
迷っているあなたのために、栄養カウンセラーの定真理子先生考案のレシピをご紹介します。
鶏肉、豚肉、魚介類、野菜類や主食になるもの、発酵食品を使用したレシピを織り交ぜてご紹介するので、まずはひと通り作ってみませんか?
ご紹介するレシピは・・・
●まぐろとアボカドのユッケ
●牛肩肉のビーフストロガノフ
●あさりとかぶのあっさり鍋
など。
"過体重、高血圧、甲状腺の異常や糖尿病などの疾患がある方のほか、年齢が高い方も妊娠中の母体や赤ちゃんへのリスクが高まります。自分にはどんなリスクが考えられるか、妊娠前から正しい知識を得ておきましょう。"
【ごま】栄養たっぷりのごまを毎日気軽に摂りましょう
■材料(2人分)
甘めで太めのたくあん約10㎝、ごま油大さじ1、
【調味料】米こうじ味噌大さじ5、昆布だし50㏄、煮干粉大さじ1、鰹節粉大さじ1、砂糖大さじ1、みりん大さじ1、いり黒ごま大さじ1/2、
【お好みの生野菜】キャベツ、にんじん、ラディッシュ、セロリ、トマトなど、
【お好みの茹で野菜】アスパラ、かぼちゃ、ベビーコーンなど
■作り方
1.たくあんはみじん切りにする。塩気が強い場合は、しばらく水に浸しておく。
2.鍋にごま油、1.のたくあんを入れ、弱火で炒める。
3.調味料をすべて入れ、5分ほど焦げないように練り合わせる。黒ごまを入れる際は指先で揉みつぶしながら加える。
4.お好みの野菜とともに器に盛り付ける。
"ごまは、毎日少しずつでも食べる習慣をつけたいもの。よく使うソースに入れたり、素材を絡めたりして工夫して。すりごまやねりごま(ペースト)を使えば簡単に取り入れられます。"
いちご狩り!春の訪れを思う存分味わおう!【神奈川県内編】
横浜市青葉区下谷本町にある徳江農園は、紅ほっぺ、さちのか、あきひめ、あすかルビーの4種類の苺の味が楽しめます。
中でもおすすめは、あすかルビー。「赤い宝石」と言われ大粒で糖度たっぷり果実に適度な酸味と甘くジューシーな味わいだそうですよ。食べ比べも楽しめますね。
"いちご狩りといえば、少し遠出するイメージがありますが、横浜や川崎でもいちご狩りが楽しめちゃいます。すでに、いちご狩りの営業を開始している農園もありますので、ぜひ、チェックしてみて下さいね。"
妊娠への近道は、健康な体づくりにアリ 春から体質改善はじめませんか?
肥満や痩せ、冷えなどが不妊の原因になることも
金山先生は不妊治療専門クリニックで「体質改善外来」を担当されているということですが、不妊と体質改善はどのような関係があるのでしょうか。「不妊治療をしていらっしゃる方は、どうしても卵巣や子宮の状態ばかりが気になると思いますが、実は妊娠するためには、血圧や体重、冷えなど、全身の状態をみていくことが大切なんですね。たとえば、不妊因子の一つとして排卵障害がありますが、これは卵巣の問題だけではなく、インスリンが高いということも大きな原因になっています。間食で甘いものを多く摂ったり、運動が足りない人はインスリンが必要以上に産生されて、排卵に悪い影響を及ぼします」
"元気な赤ちゃんを授かるには、女性の体ができるだけ健康であることが大切。
そこで、健康な体づくりをするコツを、本誌でもおなじみの
俵史子IVFクリニックをはじめ、さまざまなクリニックで指導を行っている、
体質改善の専門家・金山尚裕先生にアドバイスしていただきました。"
妊娠への近道は、健康な体づくりにアリ 春から体質改善はじめませんか?