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妊娠への気持ちを前向きにしてくれたサプリメント

コラム 不妊治療

妊娠への気持ちを前向きにしてくれたサプリメント

最後の切り札である体外受精に進むなら自分でもできることをやりたい。39歳で結婚し40歳から不妊治療をスタート。人工授精、タイミング法で1年トライし、体外受精に臨む直前に自然妊娠! サプリなども取り入れたというHさんの体験談を紹介します。

2020.1.25

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最後の切り札である体外受精に進むなら、自分でもできることをしっかりやりたい。
39歳で結婚し、40歳から不妊治療をスタート。
人工授精、タイミング法で1年トライし、いよいよ体外受精に臨むという直前に自然妊娠!
サプリなども取り入れたというHさんの体験談を紹介します。


※2019年11月25日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.44 2019 Winter」の記事です。


39歳と遅かった結婚。すぐに子づくりを考えました


Hさん(42歳)がご主人と結婚したのは2017年の7月。その前の年、飲食店が開催したスタンプラリーで二人は初めて出会いました。
「主人とは同い年。偶然、実家が近所で、共通の知人がいたなど話が盛り上がり、すぐに意気投合。主人は一度結婚を経験していましたが、私は未婚で年齢が39歳ということもあり、つき合ってから1年を待たずに結婚を決めました」
お互い3人兄弟の末っ子で、お兄さんやお姉さんにはすでにお子さんが。甥っ子や姪っ子たちを見ていた二人は「すぐに子どもが欲しいね」と、結婚後すぐに妊活モードに入ったとか。
入籍する少し前、念のため体の健康状態を調べておこうと思い、Hさんは人間ドックを受診。そこで引っかかったのが子宮筋腫という病気でした。
「生理は順調で、生理痛もなし。自覚症状はほとんどなかったので青天の霹靂という感じでした。“精密検査の必要あり”という結果を受け、大学病院で再検査をしたら5cmほどの筋腫が見つかったんです。結構大きいのでは、と心配しましたが、“経過観察で手術が必要な状態ではない”といわれ、とりあえず安心しました」
その病院は地域で一番大きな規模の施設で、不妊治療も行っている病院。高齢ということがずっと気になっていたHさんは、子宮筋腫の診察の際、先生に赤ちゃんを望んでいることを相談。さっそく翌月から検査と治療をスタートすることになりました。
「“早く赤ちゃんが欲しい”という希望があったので、少しでも近道があるならと思い、主人も私も不妊治療にはほとんど抵抗はありませんでした。30代後半になると卵巣の機能が低下して妊娠しづらくなるというのは、インターネットなどで情報を調べて理解していました。治療をしても簡単にはいかないだろうなと思う半面、何とかなるかも…という気持ちも。
義理の姉が40歳を過ぎてから自然妊娠で子どもを授かったので、私にもチャンスは十分あると最初は割と楽観的に考えていたんです」


一般不妊治療を続けて1年。このまま妊娠できないかも


40歳から始まった不妊治療。検査の結果、卵管の状態やご主人の精子は問題なし。各種ホルモンの状態にも異常はなかったのですが、一つ気になったのがAMH(抗ミュラー管ホルモン)値という、卵巣に残存する卵胞の数を推測する検査の結果。Hさんは0・78 ng/mlというシビアな数値でした。
「年齢やAMHの検査結果を踏まえて、先生からは“最初から体外受精で治療しますか?”と言われ、体外受精の説明会にも出席しました。治療自体に抵抗はなかったのですが、かかる時間や手間、経済的な面を考えると躊躇してしまって……。でも、それは何とか頑張ればクリアできるもの。すぐに受けたくなかった一番の理由は“体外受精をやって、もしダメだったら次の手段がない”というのが怖かったからです。一般不妊治療でもいけるかもしれない、切り札はまだ取っておきたい、と思ったんですね」
タイミング法は飛ばして、人工授精からスタート。ご主人も積極的に治療に参加し、3回チャレンジしましたが、結果が出ることはありませんでした。
Hさんはフルタイムで仕事をしていたので、つねに混んでいる大学病院で治療を受けるのは大変なこと。半年通院したあと、家の近くにある個人クリニックに転院することにしました。
「そのクリニックでは排卵誘発剤を使ったタイミング法に6周期トライ。希望をもちつつも、結果が出るたびに不安が募り、“どうしようかな、次に進んだほうがいいのかな”“このまま続ける? いつまでやろうかな”と気持ちが逡巡していました。そんな時、職場の同い年の知人が妊娠したと聞いて…。本来は喜ぶべきことなのですが、“何で私だけ子どもができないの”と落ち込み、ドーンと突き落とされてしまった感じ。この頃が一番つらかったですね」
Hさんがタイミング法を続けてしばらく経った時、生理がずっとこない時期がありました。
「やっと妊娠したのかもと思って、病院で検査をしたら結果は陰性。“えー、いよいよ生理が終わってしまった?”とショックでしたね。この出来事をきっかけに、一気にギアが上がって、すぐに体外受精に進まなければダメだという気持ちに切り替わりました」


体外受精に進むのなら自分でも何かできることを


その後、高度生殖医療を受けられる施設を探し、すぐに転院。検査も最初からやり直しましたが、体外受精に進んでも採れる卵子の数は少ないという厳しい治療予測を説明されました。
「困難かもしれないけれど、体外受精に進むのなら自分でもできる限りのことをやりたいと思い、その頃からサプリを摂るようにしました。駅にある薬局が主催していた妊活セミナーに参加した時にもらった『ジネコ』で紹介されていたものです。
不妊治療に特化した雑誌に載っている商品だから信頼できそうだし、そのサプリを飲んだ方の体験談にも納得できた。私は料理が得意ではないので毎日バランスのよい食事を3食作るのは大変。それなら1つで妊娠に必要な栄養素が摂れるので手軽に続けられると思ったんです。同時にタンポポ茶を飲んだり、ウォーキングも始めました」
転院の2カ月後、治療方針が決まり、採卵スケジュールを組み終わった頃、何とHさんの妊娠が発覚。
「これから治療というタイミングで自然妊娠するなんて、先生もびっくりしていました。サプリを飲んでまだ1カ月半くらいだったので、その効果だったかどうかわかりませんが、おそらく気持ちをリセットして前向きに妊娠を考えたことがよかったのでは。細胞も一気に目覚めて、赤ちゃんのためにしっかり栄養を取り込んでくれたのだと思います」
現在、妊娠37週目。ご夫婦が待ち望んだ赤ちゃんに会えるのはもうすぐです。大きくなったお腹を優しく撫でるHさんの顔は、すっかりママの表情になっていました。


出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.44 2019 Winter
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