【鶏ごぼうと卵のそぼろごはん】体にいいものを美味しく食べよう!Jineko Cooking
コラム くらし
【鶏ごぼうと卵のそぼろごはん】体にいいものを美味しく食べよう!Jineko Cooking
管理栄養士さんが考案する旬の食材を使った、簡単で美味しいレシピをご紹介していきます。体は食べたものからできています。食べ物から栄養をしっかり摂って、健康な体をつくりましょう!
※2020年8月25日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.47 2020 Autumn」の記事です。
秋が旬の根菜やキノコ類で自律神経と腸内環境を整えて
残暑が厳しい初秋から、気温が下がり空気が乾燥してくる晩秋へ。秋は日照時間が短くなるとともに、気温の変化も大きく、自律神経が乱れやすい季節です。自律神経の乱れは、便秘や下痢、冷えなどをはじめ多くの症状を引き起こす要因となり得ます。妊活においても、自律神経を整えることはとても重要です。そのためには、規則的で質のよい睡眠をとること、適度な運動をすること、日光を浴びること、ストレスを溜めないこと、そしてバランスのよい食事で腸内環境を整えることが大切です。
秋に旬を迎える根菜類やキノコ類、果物類には、腸内環境を整えるのに有用な食物繊維が多く含まれることが特徴として挙げられます。また抗酸化作用をもつポリフェノールやビタミン類が摂りやすいのも嬉しいところ。美味しい秋の味覚と運動・睡眠をしっかりとって、身体を整えることを意識していきましょう。
- 炭水化物が多くなりがちな方に
<鶏ごぼうと卵のそぼろごはん>
- 材料(2人分)
・鶏挽肉…80g
・ごぼう…1/3本(約50g)
・にんじん…1/8本(約20g)
・おろし生姜…少々
・ごま油…大さじ1/2
・水…50ml
【A】
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
醤油…大さじ1
【卵そぼろ】
卵…2個
砂糖…大さじ1
塩…少々
酒…小さじ1
小松菜…2株
醤油…少々
ごはん(できれば玄米)…2膳
※砂糖はきび砂糖をおすすめします。 - 作り方
①ごぼうとにんじんはそれぞれみじん切りにする(ごぼうは最初斜めにスライスしてからみじん切りにすると切りやすく、食感もやさしくなります)。
②フライパンにごま油を引いて火にかけ、ごぼうを炒める(弱火)。ごぼうが少ししんなりしたらにんじんを加え、全体に油が回ったら鶏挽肉と生姜を加え炒める。鶏肉に火が入ったら水とAの調味料を入れて弱火で煮詰める。
③卵そぼろの材料をボウルに合わせて混ぜ、フライパンで加熱しながらそぼろ状になるまで4本の菜箸で絶えず混ぜる。
④小松菜を茹でて2~3㎝の長さに切り、醤油で和える。
⑤器にごはんを盛り、②③④をのせる。
- ★POINT
- 食物繊維だけでなく、ミネラルや必須アミノ酸、葉酸等も含むごぼうをたっぷり使って、ごはんによく合うそぼろ仕立てに。炭水化物を摂る時は、たんぱく質と野菜も一緒に摂ることを心掛けましょう(レシピ1人分で1日推定平均必要量の約4割のたんぱく質を摂ることができます)。
出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.47 2020 Autumn
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