妊婦健診はどのくらいの間隔で受けるの?(ポコちゃんさん・34歳)
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妊娠の時期により、健診の間隔は決まっています。
初診で妊娠が確定されると、次回からは定期健診を受けることになります。定期健診は妊娠月数により異なります。初期は1~2週に1回、安定期である中期は3~4週に1回、後期は2週に1回、10カ月以降は1週に1回と決まっています。特に具合が悪いところがなくても、必ず受けましょう。どんな年齢の妊婦さんにもリスクはありますが、特に40歳を越えた出産の場合は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクが高くなります。血圧や浮腫の検査をすることによって、徴候を早期に発見することができます。
超音波検査では、妊娠初期には赤ちゃんの頭殿長(頭からおしりまでの長さ)を計ることで妊娠週数を推定し、出産予定日を出すことができます。中期以降は児頭大横径(頭の横幅)、大腿骨の長さ、腹部周囲の長さなどを計測し、赤ちゃんの今現在の推定体重を算出。赤ちゃんの成長の様子が確認できるので、母親になる喜びも大きくなってくるでしょう。エコー画像を写真やビデオにしてくれる病院もあります。ほかに胎盤の位置や羊水の量などが確認でき、これらから異常を見つけ、流産や早産の予防に役立ちます。
検査には毎回行う基本検査と、初期、中期、後期、それぞれの時期に1度行う検査、必要な人だけが受ける任意検査があります。
妊婦健診スケジュール
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