子ども安全メール from 消費者庁より転載
洗濯用パック型液体洗剤に気をつけて!
画像:Shutterstock.com
子供の思わぬ事故を防ぐための注意点や豆知識をお届けいたします。子どもにとって何が危険で、どのように注意すべきか知ることで事故の予防に役立てましょう。
医療機関(※)等より、洗濯用パック型液体洗剤を子供が握ったり噛んだりして遊んでいるうちに、フィルムが破れ、口や目に入る事故の情報が寄せられています。昨年9月にも類似テーマを配信しましたが、3月18日付けで(独)国民生活センターと連名で注意喚起を出しましたので、再度、御紹介します。
「別室にいた子供が吐き、泣き出した。洗濯機の横の棚に置いてあった洗剤をかじってしまった様子。すぐに吐き出させて口をゆすいだが、口が痛いという。」(4歳)
「子供が悪戯しているうちに洗剤のフィルムが破れ、飛散した中身が目に入った。」(3歳)
日本よりも先に発売され、色々な種類が販売されている海外でも同様の事故が多数報告されています。特に3歳以下の乳幼児に事故が多発しているため、洗剤は子供の手の届かないところで保管するよう注意しましょう。万一、口や目に入った場合は、早めに医師や中毒110番に相談しましょう。
※ 消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年3月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
提供:
消費者庁 子どもを事故から守る!プロジェクト
子ども安全メール from 消費者庁
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-特に3歳以下の乳幼児に事故が集中しています。-(PDFファイル) 》
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