【大学生から見た不妊治療】卵子の真実
まとめ 不妊治療
ジネコユーザーの意見を伺うと「若いころに知識が欲しかった」という声が多数寄せられます。
ジネコでは、今年から女子大生をインターンに迎え入れています。
そこで、女子大生の皆さんにジネコの不妊治療コラムを読んでもらって感想を伺うことにしました。
第1回は「卵子の老化」についてです。
卵子の真実
"卵子は胎生5カ月以降、急速に減少し、出生時には200万個まで減っています。出生後も減少を続け、初めての月経(初経)の頃には30万個まで減っています。その後も毎日30個の卵子が消えていきます。残念ながら、卵子は減少するのみで、決して増えることはありません。そして、この卵子の減少は、自分で気づくことは困難です。"
卵子も自分と同じように年をとることを知りませんでした。~おきゅうちゃん(20歳)~
卵子も自分と同じように年をとることを知りませんでした。卵子の老化に伴う妊娠リスクの高まりは避けられないことも、目を覆いたくなるような事実です。
だからこそ、若さと時間のある大学生のうちに不妊や高齢妊娠についての正しい知識を身につけ、この記事で述べられている自分のAMH、卵巣予備能について理解して自分の将来を見通す必要があると思います。若い私たちが、自分も当事者になるかもしれないと自覚することがスタートラインだと思っています。AMH検査は、自分で病院へ行って高い検査費用を払わなければいけないので、正直ハードルが高いと思います。例えば学校が検査を奨励して後押ししてくれるとか、検査自体がメジャーになるようにメディアでもっと取り上げられたらいいのになあと思いました。
30代、40代になってから子供を作りたいと考える女性はこれからも増え続けると思います。だからといって、20代30代のバリバリ働く時期に将来の妊娠を心配して自身のキャリアアップを捨ててしまうのは悲しいことです。誰もが大学生のうちから自分のキャリアビジョンを立てますが、不妊や高齢出産のリスクについても一緒に考えてほしいと思います。
正しい知識が将来の役に立つのだと改めて実感~まる(20歳)~
今回のお話を聞いて、初めて知ったことがたくさんありました。
なかでも一番驚いたのは、卵子は自分自身が産まれる前から持っていて、産まれた瞬間には早くも減少。そして、それ以降は増えることがないということです。
高齢出産が難しいという話や、年を重ねるほど妊娠しにくいという情報は聞いたことがありましたが、それがなぜなのかは詳しく知りませんでした。
時代が変わり、女性の社会進出の環境が整った一方、妊娠をするとなると育児休暇などでキャリアアップを中断するという選択肢を取りにくい女性も多いと思います。
しかし年を重ねても体外受精などの選択肢が取れ、実際に取っている方も増えているのは安心できるな、と思いました。
AMHに関しても今回初めて知りましたが、将来のために一度検査して知っておきたいと思いました。自分自身を知り、見つめなおすことも重要だと知るとともに、正しい知識が将来の役に立つのだと改めて実感しました。
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