誠心堂薬局 自由が丘店 ジネコ取材済
誠心堂薬局 自由が丘店
東京都目黒区自由が丘2-13-4リバティビル1F
身体の中から健康にして、美しくなりたい。
そんな願いを持った女性の為に自由が丘にオープンして今年で8年目。
薬局には「中医師」の資格を持つスタッフが常駐しており、漢方による体質からの治療をサポート致します。
女性特有のお悩みである不妊症や生理のお悩み、更年期症状などから、ダイエット、ニキビ、シミなど女性が気になるお悩み、また、手足の冷えや便秘、むくみ、疲れやすい、イライラしやすいといったささいなお悩みまで幅広く相談をお受けしております。
また、2011年に鍼灸院もオープンして、鍼灸師やエステティシャンと連携を取りながら治療のご提案ができる薬局になりました。
どんなささいなお悩みでもお気軽にご相談下さい。
診療科
基本診療時間
休診日
年中無休(特別休業12/31〜1/3)
住所・連絡先
東京都目黒区自由が丘2-13-4リバティビル1F
TEL: 03-3718-4193
中川倫子 薬剤師プロフィール
中川倫子 薬剤師略歴
中川 倫子
薬剤師・国際中医師
北海道医療大学 薬学部卒業
中国漢方普及協会所属
誠心堂薬局 新浦安店店長を経験。
東京エリアのマネージャーを経て、現在は中医学学術部門課長。
このクリニックに関連する監修記事、取材内容、ユーザー様からの質問と回答など、ジネコが企画した様々なコンテンツの一覧です。
記事一覧
-
漢方薬の併用について
みっちさん(32歳)はじめまして。 妊娠希望で貧血気味・冷え性なので 3か月前から当帰芍薬散を飲んでいるのですが、友人に婦宝当帰こうをおすすめされたのですが、この2つは併用して飲んでも大丈夫でしょうか? 高橋昌子 先生 (誠心堂薬局 自由が丘店) 薬剤師、中医不妊症アドバイザー 北里大学薬学部卒業。 国際中医専門員。 不妊症や婦人科疾患などを中心に対応し、カウンセリング力を活かした精神面のケアも行っています。 ≫ 誠心堂薬局 自由が丘店初めまして、薬剤師の高橋と申します。 みっちさん、お返事大変お待たせしました。 お子さんを考えていらして、冷えや貧血を克服するために漢方薬を取り入れていただいているのですね。 20~30代前半の方だと、まず冷えを取って、ゆくゆくはお子さんを考えているという方がよく誠心堂薬局にもいらっしゃいます。 さて、当帰芍薬散と婦宝当帰膠を併用されたいということですが、その二剤の併用はあまりおすすめしていません。 それぞれ穏やかな生薬の組み合わせでなる漢方薬なので、併用による副作用などはそれほど心配ありませんが、入っている生薬が似通っているので、もったいないなぁと思います。 温めるという点では、婦宝当帰膠の方が優れていると思います。 ちなみに、当帰養血精はメーカーは違いますが、婦宝当帰膠と同じものになります。 少し気になるのは、みっちさんの冷えが下半身に強く出ていて、基礎体温にも影響している点です。下半身の冷えは子宮、卵巣など妊娠に直接関わる重要な器官がおさまった骨盤への影響が強く出ていると考えられるので、強力な動物性生薬が使われている補腎薬の服用が効果的と考えます。(鹿茸ロクジョウ、海馬カイバ、紫荷車シカシャなど) 値段は多少張りますが、より直接的にみっちさんの子宮、卵巣を元気にしてくれて、血流を改善する婦宝当帰膠との相乗効果も期待できます。 冷えと貧血を解消されて、子宝に恵まれますように。 焦らず、頑張ってくださいね。
2013.1.26
専門医Q&A 漢方・鍼灸
-
胚移植までに何をしておくと良い?
ちょりんちょりんさん(37歳)12月に初めて採卵と胚移植を行いましたが、着床せず終わりました。男性不妊の顕微受精です。次は、融解胚移植です。それまでに、何をすると、少しでも効果があるのか教えて頂きたいです。 高橋昌子 先生 (誠心堂薬局 自由が丘店) 薬剤師、中医不妊症アドバイザー 北里大学薬学部卒業。 国際中医専門員。 不妊症や婦人科疾患などを中心に対応し、カウンセリング力を活かした精神面のケアも行っています。 ≫ 誠心堂薬局 自由が丘店初めまして、薬剤師の高橋です。 月経前の症状からすると、気の流れと血液の流れが滞っている状態が強いように感じます。イライラなどのメンタル面や過食などは気の滞りを、生理がなかなかこないというのは血液の滞りを示しています。通常でも生理前(高温期後半)は、妊娠の可能性があり、若干体の巡りは落ちますが、それが強く出る場合は体の緊張が強すぎますので、少し巡りを良くしてあげる方がいいです。 この時期の巡りを良くしておくと、生理が来た時に内膜がきれいにはがれますので、翌周期の内膜の質が上がりますので、移植周期の前の周期から体を整える事をオススメします。 具体的には、運動や入浴、自身のリラックス法を実践するなどがあります。運動に関しては、疲れやすい方は、やり過ぎると逆に具合を悪くしてしまう事もありますので、様子をみながら行って下さい。 また、卵が取れづらくなっていることや、冷え、むくみなどから腎陽虚(体が冷えやすい状態)も考えられます。食べ物では、漢方でも使うシナモンがおススメです。逆に、唐辛子は体は温めますが、ちょりんちょりんさんのご体質には不向きかと思います。 また、できましたら移植も温かくなってからされた方が結果が出やすいかもしれません。 自身で行う事も勿論プラスにはなりますが、体質を見極めて、より短期間で体質を変えていきたい場合は、漢方薬や鍼灸などをプロに任せてやってみることをお勧め致します。 ご自身のお体を大切にしながら、治療頑張って下さいね。 応援しています。
2013.1.7
専門医Q&A 漢方・鍼灸