義父の相続の手伝い経験があります。(相続人は義母・義兄(独身)・主人の3人)
3人とも何から手をつけていいのかわからないと言って、実母の遺産相続経験のある私にほぼ丸投げ状態でした。

「嫁である自分は相続に関わるべきではない」というスタンスを崩さずにお手伝いすることができたので、参考になればと思います。

私が主にやったことは、インターネットで必要な情報を集めることと、関連する機関への問い合わせ、やるべきことの一覧表作りと、進捗状況表の作成です。
・一般的な遺産相続の流れ(サイトをまんまプリントアウト)
・一般的な相続対象リスト→該当するものをチェックしてもらう
・個別の手続きリスト
　→動産の例：通帳から金融機関一覧をつくり、金融機関ごとに必要な書類、その書類の入手方法をまとめた

正直言って、一覧表のとりまとめは大変でした。
でも、それを作ったらどこに行って何をすべきかが明確になったので、法定相続人の人たちも積極的に動いてくれましたよ。
私が義母に同行して関連機関に出向いて手続きの仕方を教えてもらったことはありますが、私一人で書類を受け取ったりしたことはありません。

最終的な名義変更や預金の引き出しは「遺言書」か「遺産分割協議書」がないとできません。
そのためには相続財産調査をして動産不動産を含めた遺産の全体像がわからないといけません。（金融機関では最終残高さえも所定の手続きをしないと教えてもらえませんでした。）
私が手伝ったのは遺産相続でもなく、相続財産調査でもありません。
単に「相続財産調査をするための準備」を手伝っただけです。
遺産分割協議には立ち会わなかったので、協議書ができるまでは具体的な預金総額などはわかりませんでした。

もしも具体的な相続財産調査がお済でなかったら、いっそのこと相続財産調査の準備を手伝ってしまってはいかがでしょうか？

2010.10.7 23:18 17

以前、相続手続きのお手伝いのようなことを仕事でやって
いたことがあるので、知っている範囲でのお話になりますが
１０か月というのは、相続税の申告期限です。
財産があれば必ず相続税の申告が必要というわけではなく
財産の総額ですとか、相続人の人数などによって決まります。
相続税の納税が必要でない場合でも、申告が必要な場合も
ありますが、申告が不要の場合の方がかなり多いです。

相続税の申告が必要な場合は、期限内に申告をしないと
加算税とかの問題が出てくるので、必要な場合には
早く用意をした方がいいです。（財産の計算はかなりの
時間がかかりますし、書類もあれこれ必要でとにかく
面倒です。）

まず、申告が必要かどうか、確認された方がいいです。
（チョビさんが確認するのではなく、是非ご主人と
義妹さんがです）

また、相続でもめるのは、相続税の申告ではなく、
相続人でどう分けるかということになります。

ですので、相続人以外の方が行っても余計な文句を
言われることはあっても感謝されることはなかなか
ないと思います。
ですので、ご主人も義妹さんがやらないのであれば、
お金はかかりますが、専門家に任せた方がいいと思います。

相続税の申告がない場合なら、１０か月は無視していいのか？
という問題ですが、不動産や電話加入権もろもろの名義など、
何年も亡くなった方の名義のままになっているのをよく
見ましたが、その財産にかかる費用や税金を誰が払うかなど
あとでとても面倒ですし、もし、不動産を貸している場合など、
不動産収入を毎年申告する必要がありますから、財産を
分割した人にさっさと名義変更したほうが、あとあといいです。

全ての財産をどちらかが相続するのでしたら、簡単ですが、
きっかりわけるのでしたら、あとで知らない財産がでてきた
ときもいちいち面倒だし、是非、自分達でやらないなら
専門家に頼むよう言った方がいいです。
（でも税理士に頼むと結構高いと思いますけど・・・・・）

2010.10.7 23:57 17