非閉塞性無精子症 治療する方法は??
2014.5.13 15:39 3 2
|
質問者: ナイトさん(31歳) |
非閉塞性無精子症と判断され
名古屋の某レディースクリニックへ受診後
MD-TESE手術
精子は見つからず
その後は思考回路停止
夫婦揃ってイマイチそこの不妊治療クリニックに不信感
そこはともかく
私たちは自分たちの自己満足でAIDをする勇気もなく
養子縁組に進む勇気もなく
まずは自分たちにできることをと思い調べに調べてきました。
そこでご質問です。サプリメントや泌尿器科の受診で無精子症から乏精子症になっただとか、通常射精して精液検査を受けたら、ゼロではなくなっていたといった患者さんはいらっしゃいますか?
どのような治療や努力をしたのでしょうか?お勧めはありますか??
TESEはもう2度としたくないのが主人の見解です。やれることといえば、増やす方法を考える。それが第一段階かと思っています。
その結果はダメであれば、あきらめようと思っています。
どんな些細な情報でも教えていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
回答一覧
不妊専門の泌尿器科に相談してみたらいかがですか?
内分泌療法ができるなら試してみる価値はあります。
何もせずにMDTESEを再度挑戦するのはあまり意味がないといわれていますよね、
2014.5.13 20:27 20
|
匿名(秘密) |
ナイトさま はじめまして。
神奈川県在住のナツと申します。
我が家も夫が32歳でMD-TESE手術を行い、
(兵庫県の男性不妊専門の先生にオペを受けました。)
セルトリセルオンリーと診断されました。
「セルトリセル」という言葉を、勉強して知っていたので、
先生が説明した、その一言で、夫の体の状況が理解できました。
男性の精細管の中には、
生殖細胞(精子のもとの細胞)と、
それを栄養するセルトリ細胞という名前の細胞が、
本来は混在しています。
夫の場合は、
生まれながらに、持つべき生殖細胞をもっておらず、
精細管の中には、セルトリ細胞しか入っていなかったということです。
生まれながらに
もっていない細胞を、生み出すことは難しく。
iPS細胞の研究が進み、例えば20年後に
血液から、精子をつくり、生殖医療に生かすことは、人間でも可能になっているかもしれませんが(ネズミは成功しました。)
近々実現する話でもないので。50年たっても、人間では倫理的に認められないかもしれませんし。
なので
私たち夫婦はAIDを選択しました。
非閉塞性無精子症が発覚:30歳
夫が手術に踏み切るまでの心の準備と、
夫が納得できる手術をしてもらう病院を見つけるまで:合わせて2年
MD-TESE手術:32歳
初AID:32歳~33歳の現在につづく
(夫婦とも同い年です。)
夫と私はともに、
東洋医学関連の仕事をしています。
セルトリセルオンリーの診断を受ける32歳までの2年間は、
漢方・鍼灸、亜鉛サプリなど
何か、良い手はないかと、奔走していましたが、
これらの手段では、
初めから無い生殖細胞を生み出すことは
科学的に難しいので、徒労に終わりました。
ただし、2年間で、夫の真っ白だった気持ちの整理がついたので、
時間が必要だった点は、良かったと思います。
妻である私は、2歳年齢を増やしたため、その点は卵子にとっては
マイナスなのかなとも思いました。
東洋医学で、精子が増えたケースは
推測になりますが、
精子細胞のもとを、持っている人が、
色々な治療の結果、成功したのだと思います。
ナイトさまは、どんな治療をすれば精子が増えるのかを
お知りになりたいのだと、思われますが、
もし、セルトリセルオンリーのケースだったら、と思いまして、
体験談を書かせて頂きました。
>私たちは自分たちの自己満足でAIDをする勇気もなく
と、コメントされておりますが、
私たち夫婦もAIDについては、よく相談しました。
まったく健康な夫婦が子供を持つことも、自己満足のはずです。
親が子供をほしいと思い、子供を持ったことは自己満足のはずです。
生まれてきた子は、長い人生を送らねばなりません。
親のために、人生をおくるわけではありません。
思春期になれば、苦悩もするかもしれません。
両親がそろっていても、その実の両親を恨んだり、
自分の人生を恨んだりするかもしれません。
AIDの場合は
確実に、生まれてきた子供に、
ある負担をかけてしまうと思います。
遺伝子上の父親がわからず、自分の存在に苦悩することです。
私は、
負担をかけてしまった分、全力で向き合って生きたいと
思っています。
血がつながっても、つながっていなくても、
子供を育てることは、自己満足にほかなりません。
AIDについて、勉強するうちに、そう思えるようになりました。
ナイトさまたちが、
今後の人生、よい道が進めることを願って
自分の気持ちを聞いてもらいたい思いもあって、
長々と書き込ませて頂きました。
失礼いたしました。
2014.8.4 22:28 10
|
ナツ(33歳) |
関連記事
-
治療中のつらかった思い出を、封印していたのかも 子どもってなんでこんなにかわいいんだろう…。 夫婦だけの生活がずっと続くと思っていたけど、 欲しいと思った瞬間から、大変な治療が始まりました。
コラム 不妊治療
-
着床不全の診断や子宮外妊娠を乗り越えて 「納得いくまでほかを探そう」 あの日の夫の言葉がなかったら この子は、ここにいなかった—。
コラム 不妊治療
-
戸惑い、紆余曲折しながらも決断。そして今思うことは“体外受精をしてよかった。”
コラム 不妊治療
-
夫が無精子症でTESEをすすめられましたがMD-TESEでなくて大丈夫?【京野 廣一 先生】
コラム 不妊治療
-
子宮腺筋症の 診断にもう妊娠できないのかなと 心のどこかで思っています
コラム 不妊治療
お返事について
ジネコの会員になると相談をする際に一部の項目で入力の手間が省けたり、あなたが設定した画像が相談者のアイコンになります。
また、相談の履歴の確認や、お返事が来るとメールでお知らせが届きます。
会員登録は無料ですので、ぜひご登録ください。