体もメンタルも健康になる正しい姿勢とは?その1(足の裏編)
コラム くらし
あなたは正しい姿勢がとれていますか?
姿勢が悪いと見た目が美しくないだけではなく、体のバランスを崩して転びやすくなったり、内臓の働きが悪くなったりします。
さらに姿勢がメンタルにも影響を及ぼすことがあるということを知っていますか?
最近何をやってもうまくいかない気がする、体もなんとなくずっとだるい…というような症状があったら、もしかしたらそれは姿勢からきているのかもしれません。
ここで、一度正しい姿勢とはどんな姿勢なのか確認してみましょう。
正しい姿勢になるためには3つのポイントがあります。
①足の裏のどこに体重がかかっていますか?
足の裏には「土踏まず」という場所があります。昔の人が、「ここは土を踏んではいけない場所ですよ」ということでそのように名付けた場所です。
ところがこの「土踏まず」で土を踏んでいる人がたくさんいます。
足の裏にはアーチとよばれる親指の付け根と小指の付け根の間の横アーチと、その線からかかとまでの間の縦アーチがあり、これらが体の土台として重要な役割を果たしています。
しかし先天的に足の裏のアーチが低いとか、偏平足と言われる人もいれば、両足への体重のかけ方が崩れていたり、合わない靴をはいていたりといった後天的な理由でアーチが低くなっている人もいます。
こうなってしまった場合、体が内側、外側に倒れやすくなり、年配の方ですとつまずいたり、転んだりする原因にもなります。
足裏アーチは日常生活の癖やちょっとした注意で取り戻すことができます。
●立つ時は左右均等に重心をかける
足をクロスして立つのは絶対にNG!また、決まった方の腕や肩ばかりで荷物を持つのも体が歪みアーチを崩す原因となります。
●足に合った靴をはく
ハイヒールや足先の細い靴は足の指が動きづらく、足裏全体を使って歩くことができません。
無理な歩き方をすることになるのでアーチが崩れていってしまいます。
●足裏筋を鍛える
足裏のアーチは足の骨、筋肉、靭帯で作られます。この骨を支える筋肉を鍛えることでアーチを整えることができます。またアーチがなくなっている人もアーチができるようになります。
鍛え方は簡単。足の指でじゃんけんをするようにグー、チョキ、パーを繰り返します。
グーは全ての指を丸め、チョキはその状態から親指だけを上に向かって伸ばします。パーは全ての指の間をあけて広げます。
床に広げたタオルを足の指でクシュッとつかんでかかとをつけたまま持ち上げ、それをまた足の指を使ってきれいに広げて戻すという運動も効果的です。
こうして足裏のアーチをキープして、やや内足の親指側にしっかり乗れると、バランスの取れるきれいな姿勢を維持することができます。
≫ 体もメンタルも健康になる正しい姿勢とは?その2(骨盤・肩甲骨編)
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