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2人のイーダをご存知の方!

2003.12.24 15:25    0 10

質問者: かおりさん(秘密)

むかーし 2人のイーダという本か映画を見た記憶があります
ふとした拍子に思い出したのですが、内容をすっかり忘れてしまって
いて 色々検索しても うまく探せませんでした
(松谷みよこさんの著書というところまでは わかったのですが)
もし この本の内容をご存知の方がいらっしゃったら 教えて頂けませんか?

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回答一覧

すごく昔に見たことあります。
印象的だったのは、木でできた椅子が女の子としゃべったりすること。
「ぎっちょんぎっちょん、こめくけこめくけ」?みたいな歌を口ずさんでいたことは鮮明に覚えているのですが、ストーリーとなるとさっぱり・・・。
お役にたてなくてすみません。でも、懐かしくてついレスしちゃいました。

2003.12.24 20:31 30

なつ(秘密)

なんか映画で見たよな気がします。小学生の時だったかな?
イスが出ていたような・・・。そのイスが動いてどこかに行ったような。。。
答えになっていないのですが懐かしくってレスしました。
私も知りたいです!

2003.12.24 21:09 12

かんこ(34歳)

知ってますよ。私も映画館で観た記憶があります。
残念ながら本は知らないのですが・・・
1976年に製作された映画で倍賞千恵子さんが出演されてました。
■ふたりのイーダのあらすじ
母親の仕事の都合で小学四年生の直樹と妹の二才になるゆう子は瀬戸内の町、花浦の祖父母の家にあずけられる事になった。その町で直樹は「イナイ、イナイ、ドコニモイナイ・・・」つぶやきながら歩いているいすに出会う。そのいすは古いくちかけた洋館で昔でかけたまま帰らないおじいさんとその小さな孫娘、イーダを待ちながら、ひとりで住んでいるのだった。いすはゆう子がいすの待っていたイーダだという。しかもゆう子までその古い洋館が自分の家だといいはるのである。直樹はゆう子がいすの待つイーダではないことを証明するためにもう一人のイーダを捜しはじめる。
 りつ子という娘の協力を得て、調べている間に直樹はかつての戦争で広島に原子力爆弾が落とされ、今なお放射能による後遺症に苦しむ人々がいることを知る。そしていすの捜すおじいさんとイーダは広島で原爆にあったとしか思えない事実が浮かびあがってくるのだった。そのうちいすの言葉からイーダとゆう子の相違点に気付いた直樹はそれをいすに示す。イーダの背中には三つのほくろがあるといすはいうのだがゆう子にはないのだ。ゆう子がイーダではないと知ったいすはショックでこわれてしまう。その日の夕方、母親が迎えに来て、直樹は心を残したまま、りつ子にことの次第を伝える手紙を残して花浦を去る。
後日、りつ子からの手紙で全てが明らかになる。りつ子がいすの捜しているイーダだったのだ。りつ子は1945年8月6日、祖父と広島へでかけ原爆にあい、ひとり生き残って焼け野原をよちよち歩いていたところを今の父母にひろわれたのだった。りつ子の背中のほくろと洋館に残っていた絵本がりつ子がイーダである決め手となった。りつ子は原爆による白血病で入院していた。しかしりつ子は自分をいすが待ち続けてくれていたことがうれしいと、だからいつか女の赤ちゃんを産んでその子をくみたてなおしたいすにお座りさせるのだと、そうすれば壊れて以来口をきいてくれないいすもイーダガカエッテキタとよろこんで、口をきいてくれるだろうと言うのである。そのためにもきっと元気になってみせるとりつ子は行った。直樹はそんな日が来るのを心から願わずにはいられなかった。 (抜粋)

ひとりで動くイスが不気味ながら、でも胸打つ内容で、子供ながら強烈に心に染み込む映画でした。たった1回しか観てないけど、もし機会があればまた観たい映画ですね。

2003.12.25 01:28 13

のりのり(秘密)

原爆の話で、イスが喋った記憶があります。

それだけなんですが、なにかの参考になれば、、、。

2003.12.25 01:36 10

おちょん(26歳)

広島の原爆の話です。イーダというニックネームの小さな女の子を捜し続ける椅子のところに、現在(戦後20年位かな)のイーダという女の子が現れる。その子の兄の眼から見た話です。本物のイーダと、ふたりいることになります。悲しいけれど、とてもいいお話です。

2003.12.25 07:11 15

こりん(秘密)

結構ディープな内容だったと思います。
原爆関連の。
間違っていたらごめんなさい。

2003.12.25 12:39 12

さや(秘密)

ふたりのイーダ。子供の頃にはじめて夢中になって読んだ本かもしれません。
映画も見たような気がします(こちらはうろ覚え…)
歩く椅子がとても印象的な物語でした。

あらすじ、といっても、とても複雑で簡単にひとことでは言えないので上手く説明できるかわかりませんが…

まず、物語は直樹とゆう子の兄妹が夏休みにお母さんの田舎の広島へやってくるところから始まります。
確かお母さんは幼い兄弟をおばあちゃん(お母さんのお母さん)に預けて仕事に行ってたと思います。
そこで直樹は「イナイ、イナイ、ドコニモイナイ…」と何かを探して歩く椅子や、雑木林の奥にある時間の止まった感じの不思議な洋館に遭遇、そこでいろんな謎解きがはじまります。それをいっしょに調べたりしてくれたのが、地元で会ったお姉さんでした。(名前忘れました…)
ある時、直樹は歩く椅子がその廃屋でゆう子と遊んでいるのを見つけます。
その椅子は「イーダ」をずっと探していたようで、その「イーダ」がゆう子だと思っている様子。
また、ゆうこの方も、その家を昔から知っているようなそぶりで遊んでいます。
「イーダ」というのは、ゆう子がよくやるクセ。いわゆる「い〜だっ」てふざけるアレです。
だから、ゆう子はみんなから「イーダちゃん」と呼ばれていました。
やがて物語が進むに連れ、広島の原爆や戦争など、悲しい過去との接点が浮上します。
結局、その椅子が待っていた本当の「イーダ」、その昔椅子に乗って遊んでいたのは直樹といっしょにいろいろと調べてくれていたお姉さんでした。お姉さんもまた「い〜だっ」てやっていた子供で「イーダちゃん」と呼ばれていたのです。
原爆が投下された日に、爆心地近くに出かけていったまま帰らなかったその家の人たち。幼い子供であったお姉さんは、幸運にも命を落とさずにいたのですが、そのころの記憶は失っていたようです。直樹と共に調べていくうちに記憶がよみがえったようでした。
しかし、実は彼女もまた被爆の後遺症で白血病と戦っていたのでした。
物語は、直樹達が帰ってしまってから、病状が悪化し入院してしまったお姉さんからの「絶対死なない、あの家に戻る」という手紙と、お姉さんの病気が早く良くなるように願う直樹の思いで終わります。

歩く椅子や不思議な洋館の謎解きという「少しコワイけどワクワクする部分」を縦軸に、原爆、戦争の悲惨さ、悲しみを横軸にした松谷みよ子さんの素晴らしい児童文学だと思います。
最初に読んだのは2年生くらいだったでしょうか。その頃どの程度まで理解できたのかわかりませんが、子供ながらに、この物語が大好きで何度も読み返しました。
あらすじも、ところどころ違うところがあるかもしれませんが、たとえば椅子のセリフとか、子供の名前とか書いててスラスラと出てくる自分にちょっとビックリしています(笑)確かに何度も読みましたが、最後に読んだのも小学生のうちだったはずなので…。

久しぶりにまた読みたくなってきたなぁ…。本屋さんで探してみようかな?

2003.12.25 14:14 8

esu(36歳)

みなさん お返事ありがとうございました!
内容はすっかり忘れていたにも 関わらず、ものすごく印象に残った
作品で どうしても思い出したかったんです。
おかげですっきりしました。
是非 本を探してみようと思います。

2003.12.26 12:42 12

かおり(秘密)

こんにちは
松谷みよ子さんの著書は大好きです。
ネットを始めた当初から、子どもの頃に読んでいた数々の本を
収集しています。
ふたりのイーダ(講談社)は2年前に購入しました。
お手元に欲しいという事でしたら、ネットでも購入できますし
本屋さんに注文しても取り寄せできると思います。

ふたりのイーダもですが、
”屋根裏部屋の秘密””死の国からのバトン”(偕成社)なども
今読んでいても多々考えさせられます。
これらの登場人物は皆”お兄ちゃんと妹”でどの物語でも
お兄ちゃんがとっても妹思いなんですよね。
それと何より、描写が細やかで優しいので不思議なほどスーッと
物語に溶け込めるのですよね。

そして、原爆や環境汚染などを取り上げ、子どもから大人までが
心打つものになっていますね。
私は現在育児中なのですが、子どもがもう少し大きくなったら
この本は読んであげようと思っています。




2003.12.26 23:00 13

ヘンリー(秘密)

私も久々に読みたくなったので一年ほど前
図書館で借りて読みました!

2003.12.29 12:20 12

ありんこ(秘密)

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